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製作室ジオラマ~ヤード編~ 


制作室では現在、新製品メイクアップシールとして「80系300番台
飯田線 6両編成」と「115系 湘南色」を鋭意製作中です!

これらメイクアップシールは現在シール採寸とデザイン作業を
それぞれ行っており、完成まではもう少し時間が必要です。

そこで、本日の富塚通信では制作室に設けたジオラマの一部と
その舞台裏をご紹介します。

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ヤード~機関庫・留置線(車両区)~

今回はタイトルの通りジオラマのヤード部分についてなのですが、
その前に少しだけ当製作室ジオラマの置かれた少し特殊な環境に
ついて触れておきたいと思います。

当方がシールの作成をメインで行っている制作室の広さは7.5帖。
そこにパソコン4台と大判を含むプリンター4台が所狭しと配置
されています。

実は制作室ではメイクアップシールの作製に他にもデザイン業務
からDTPや動画編集等も行っており、それらの作業をこなす為の
パソコンを中心とした機材をこの7.5帖の中に収めてあります。

特にビデオ編集用としてパソコン周辺機材の他に5.1chサラウンド
システムやブルーレイを始めとするAV機器をも収納する必要もあり、
かなり限られたスペースの中でジオラマを設置する必要がありました。

というよりも現実的にジオラマは、これらパソコン機材やAV機器の
上にしか設置するスペースが確保する事が出来ません。

そこで7.5帖の室内をぐるりと取り囲む形で、地面から約130cmの
高さで橋桁をはかせる形でジオラマを設置してあります。

制作室を訪れたお客様からは「どうしてここまでしてジオラマを?」と
尋ねられるのですが、メイクアップシールやグレードアップパーツ等の
製品を製作する上で、実際に鉄道模型が楽しまれる環境を整えることは
デザイナーにとって感覚的な側面からいっても重要な要素なのです。

ちなみに余談ですが、完成させたばかりのメイクアップシールを貼った
鉄道模型を、このレイアウトで走行させた時は格別の喜びが湧いてきます。

と、ここまで文章ばかり前置きが長くなってしましましたので、
早速、機関庫や留置線(車両区)といったヤードについてご紹介
させて頂きます。

2017-09-15-02.jpg
留置線には車両区設備も

このヤードの長さは直線で約4.5mとなっており、車両区の留置線は
15両の長大編成での入線を可能にしています。
尚、1番上の写真は室内の環境から魚眼レンズを使って撮影を行いました。

2017-09-15-03.jpg
奥に見えるのはDD16とラッセル式除雪車

留置線にはメイクアップシールを貼った車両の撮影用に電圧ボリュームを
設け、機関車と客車とは別電源とし、室内灯の照度を上げても車両が
勝手に動かない配線となっています。

2017-09-15-04.jpg
時代を感じさせるレンガ造りの機関庫

また、このヤード内では留置線だけではなくレンガ造り機関庫や
電気機関車用の機関庫も設置している関係から、かなり複雑な電気配線
(多セクション)となっており、リアルタイムで通電確認をする必要性から
6個の「電圧チェッカー」を使用しています。

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電圧チェッカーで通電を常時チェック

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電圧チェッカーの保護用に前面ガードも自作

この前面ガードは電圧チェッカーの保護はもちろん、撮影時(特に夜景シーン)の
露出値への影響を遮断する必要から自作したものです。

2017-09-15-06.jpg
商店やコンビニ内にもLEDを取り付け済み

尚、ヤード内の機関庫を始め、ジオラマ奥の住宅地の建物には
全てLED照明を取り付けてあり、撮影も考慮に入れて、1軒1軒
すべての照明をボリュームコントロール出来るようにしました。

2017-09-15-07.jpg
建物のLEDの光量調節用のボリューム

沢山のボリューム設置に関しては、製作室の橋桁式における
特殊なジオラマ故のメリットかもしれません。

ちなみに普段ジオラマの側面には、空模様を再現した側面ボードを
設置してあります。
これにより空模様を活かしてそのまま撮影する事も、またボードを
取り外して長大路線を撮影する事も出来ます。

2017-09-15-11.jpg
空模様の側面ボード

そしてこの側面ボードには更なる活用法が。
それがコチラ。

2017-09-15-10.jpg
埃除けのカーテン

ジオラマに埃が積もらないようカーテンを取り付けてあり、
側面ボードはそのカーテンを支える役目を果たしているのです。
埃はジオラマにとって大敵。製作した後の保守メンテもしっかり
行いたいものです。

2017-09-15-09.jpg
電車庫とEF65・EF64ユーロライナー

今回は制作室のジオラマが置かれたちょっと特殊な環境と一緒に
ヤード部分とジオラマの舞台裏、もといジオラマの橋桁下部分や
カーテンによる埃対策についてご紹介させて頂きました。


さて、最後に商品宣伝を。

ジオラマ・レイアウトの通電確認を常時行える
~富塚商会オリジナル商品~
「レイアウト路線用 電圧チェッカー」¥1,980(税別)
(※販売価格は2017年9月時点のものです)

2017-09-15-12.jpg
レイアウト路線用電圧チェッカー

特に長大路線のレイアウトで威力を発揮!
KATO用とTOMIX用の2タイプをご用意。
詳しくは当店ホームページ「ジオラマ関連オリジナル商品」の
ページをご覧ください。


最後までお読み頂きありがとうございました。
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Posted on 2017/09/15 Fri.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

製作室も桜満開 


現在製作室ではメイクアップした列車の撮影を行う為に
様々な情景シーンを想定したジオラマを制作中です。

さて、今年の桜前線の予想では関東地方の開花時期は
平年並みという事で、当店のある我孫子でもつい先日
見頃を迎えました。

本ブログを書いている4月10日は、宮城県などの東北
地方で満開となっているようです。
やはりこの時期は桜の開花予想に胸が躍ります。


そこで、今回の富塚通信では一部完成した桜満開の
ジオラマ風景をご紹介したいと思います。

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さくら~農村をゆくキハ~

ジオラマシーンは昭和の農村風景です。夜汽車の撮影も考慮し、
農村家屋及び街路灯にはLED加工を施してあります。

農家の周りや線路に沿って、10本以上の桜を植えて季節は
まさに春。ちなみに桜の前にあるのは林檎の木です。

ジオラマ製作に当たっては桜を始め、大量の樹木を
購入しましたが、樹木以上に地面に撒くフォーリッジや
ターフも大量に使用しています。

特にフォーリッジやターフは単調にならないように、
数種類の色の違うものを混ぜて使用しました。
そんな地面の上に桜の花びらが散っていて、いい味を
出してくれています。


そしてそんな農村をゆっくり走るのはキハ28とキハ58。
車内はもちろんメイクアップシールを用いてブルー
モケットの座席もメイクアップ済みです。

余談ながらこのキハ車両、ジオラマ制作に触発されて
車両全面に模型には成形されていないエアーホース
加工を行っています。

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エアーホース・タブレットキャッチャー・保護柵を取り付け

このエアーホースの成形はかなり精密なのですが、その分
パーツ自体が細かい為に加工はかなり大変でした。
更にはエアーホースに止まらず、タブレットキャッチャーと
保護柵も取り付けてしまいました!

ジオラマにこだわっていると、そこを走行させる車両にもこだわり
たくなるものですね。ちなみにキハのグレードアップ加工の決行に
関しては、決して筆者が桜前線北上のニュースに浮かれていた
せいではありません。

さて、今回は時期的に桜満開の農村風景のジオラマを
ご紹介しましたが、今後農村以外のジオラマ風景を
利用した写真も随時お届けできればと考えておりますので、
どうぞお楽しみに。


 
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Posted on 2017/04/10 Mon.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

ジオコレで寺院建立 

今回はそんな素晴らしいジオコレお寺A・B・C3点セットを
使って、寺院ジオラマ製作のご紹介です。

尚、ジオラマ製作の前に、本堂と五重の塔には加工を施して
LEDを組み込んでおきました。
同じジオコレの建物シリーズ「神社」の本殿には、光が漏れる
照明窓があったのですが、寺院の方は完全密封式です。
しかも素材そのものに厚みがあったので、果たしてLEDの効果が
どれ程あるのかは疑問もありましたが、とにかくリアリティを
追及すべしという事で床下部分に穴をあけて、基盤を取り付けました。

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因みに結果だけを述べると、残念ながら五重の塔は殆ど照明の
意味がありませんでしたが、本堂の方は思ったよりも良い雰囲気
に照明効果がでています。


さて寺院レイアウトで先ず重要になるのは、本堂・鐘楼・楼門・五重
の塔の配置です。
これは実際の寺院仏閣の配置などを参考にしながら、バランスを
大切に設置します。

jiin06.jpg
建物と同時に樹木も置いてみて配置確認をしています。

本堂・鐘楼・楼門・五重の塔の配置が決まれば後は、寺院には欠かせない
大木や石碑に石畳、池や柵を作って、最後に白いバラストを撒けば完成です。
尚、今回の木は寺院コレクションと同じくジオコレの情景コレクションから杉と
黒松を使用しました。

jiin07.jpg

文章で書くと簡単ですが、上記の小物作りや、池の製作などで現実には
2週間以上の製作日数がかかっています。
寺院の組み立て時間は1時間だったことを考えると、えらい時間差ですが、
ジオラマの出来栄えは細部に宿るので手は抜けません!

そんな長い作業中、このお寺コレクションは、実にオールラウンドな日本的な
寺院の表現が可能な製品だという事を感じたりもしました。
例えば本堂だけで鄙びた田舎のお寺さんを再現することも出来るでしょうし、
反対に大伽藍を備えた格式ある都市部の大寺院でも、リアルに再現することが
可能です。ジオコレお寺A・B・C3点セットは、まさに日本寺院のド真ん中を
おさえた製品と言えるのかもしれません。

jiin08.jpg

因みに今回筆者が製作したジオラマは、関西地方にある有名な寺院を
意識していたりします(見る人が見れば分かるかもしれません)。

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最後に、アクセントとして人物を置くと更にお寺さんらしくなります。

余談ですが、作り終えてみて、予想よりも随分と観光名所のお寺さんみたいに
なったなぁという印象がしないでもありません。
一つの手として、白いバラストではなく土を再現すれば、また違った雰囲気の
お寺さんレイアウトが製作できたと思います。



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Posted on 2010/03/21 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 2  

ジオコレお寺A・B・Cの3点セット 

情景レイアウト製作も着々と進行し、現在のところ沿線の
レイアウト製作に日夜、精を出している岡本です。

スペースの問題に悩まされながらも、なんとか印象に残る
町並みを再現できないものかと、各メーカーのストラクチャーを
物色していたところコレを発見してしまいました。

ジオコレの建物コレクション「お寺A・B・C」です。

ジオコレといえば比較的リーズナブルなお値段で購入できる
製品が多いのですが、お寺コレクションはなんとメーカーの定価が、

・お寺A(本堂)が¥2,625
・お寺B(鐘楼・楼門)も¥2,625
・お寺C(五重の塔)に至っては¥3,675
とかなり高価なシリーズです。

多少の逡巡はしたものの、レイアウトの出来栄えには変えられないと
3セットとも購入することを決意。

しかし、メーカーのホームページでは既にお寺A・Bはメーカー在庫
なしという表記が…。
五重の塔しかないお寺さんは流石にないと思い、なんとかお寺Aの
本堂だけでもないものかと富塚商会さんへ問い合わせてみると、
なんと3セットとも在庫があるとのこと。
こうした経緯で無事、お寺A・B・C3セットを入手することができました。

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さて、気になるお寺A・B・Cの出来栄えですが、価格も多少
高価なこともあり、期待と不安があったジオコレお寺3点セット
ですが、いい意味でやってくれました!

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先ず着色そのものに適度にウェザリングが施されていて、寺院の
歴史を感じさせてくれます。
しかも組み立ては、一切接着剤や工具を使うことなく、すべて
手一本だけで簡単に組み立てる事が出来るのです。

特に感心したのは、水道場のひしゃくや蛇口の金属部分など
本当に極小な個所もしっかりと色分けされていたことです
(是非、実際に購入頂き、この丁寧な仕事に感動して頂きたい
ほどです)。

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組み立て作業は、トータルで1時間もあれば終わってしまいました。
もはや、何処にも手を加えることは出来ない程の完成度でした。

次回は、お寺3点セットを使った寺院ジオラマ製作をご紹介します。


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Posted on 2010/03/20 Sat.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

GM保線用車輌 

岡本です。10月20日掲載のブログにて紹介しました通り、車輌の収集が勢い余って、
急遽車輌基地をレイアウト上に増設し、GREEN MAXの電車庫を2つ程配置したわけ
なのですが、今回は更に同じくGREEN MAXの「保線車輌と詰所43」を作ってみました。

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今回、保線車輌を製作するにあたって、家から程近いJRの車輌基地に赴き、
実車の保線車輌を偵察してきました。
タイミング良くGREEN MAXの保線車輌とタイプの似ている保線用の車輌が停まって
いました。GREEN MAXの車輌の方が若干古い型の様ですが、細部のディテールや
配色の確認をする上で問題はありませんでした。

但し、GREEN MAXの保線車輌には保線用ディーゼル機関車とは別に、保線用具運搬車
とレール交換運搬車も付属しているのですが、こちらは残念ながら実物を確認できません
でしたので、写真を参考に塗装しました。

先ずは、保線用車輌ではなく詰所を作成。特に難しい事はありませんが、
これも後で内部をLEDで照明できるように穴をあけてあります。

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保線車輌の塗装には、サーフェーサーを使用してからMr.COLORの113番RLM04
イエローを使用。派手過ぎず、地味過ぎず、丁度良い警戒色を出してくれています。
又、今回少し悩んだのが足回りの色の配色なのですが、中央にあるハシゴの部分
だけ、RLM04イエローで、それ以外をフラットブラックで塗り分けました。
これは実車を見に行ったのが活きました。

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保線用具運搬車とレール交換運搬車の荷台部分の表面はどうやら木目になっている
みたいなので、1度茶色系統の色で着色をしてから、全体のバランスをとる為に、
イエローを薄めにエアーで吹いています。

製作そのものは、然程難しくはありませんが、完成した時の大きさもディーゼル機関車で、
全長が約4cmと意外に小さめですので、運転台のガラス窓を張るのは少し緊張しました。
とにかくゴム系の接着剤を付けるスペースが殆どありませんので、本当に極僅かな接着剤
を慎重に付けて接着をする必要があります。もう、何ミリの世界です。

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そんなこんなで、投光器や点滅灯を始め、金属部分等に筆を入れて完成した保線用車輌たち。

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車輌基地といえばやはり、電車庫や修理基地に洗浄台などの設備に始まって、各詰所などの
建物が主役だとは思います。
しかし建物とは違った存在感で保線用の車輌達は車輌基地の情景アップに役立つ存在です。
特にGREEN MAXの保線車輌は、価格も手頃でしかも簡単に作れるので皆さんも1輌いかがで
しょうか?

hosyatume06.jpg
詰所(手前)と保線車輌です。
写真のレイアウトは、まだ未完成ですのでバラストなどは撒いてありません。
現在、着々と車輌基地製作は進行中ですので、今後機会があればご紹介して
いきたい思っています。


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そうです!線路の上を走っているのは電車だけではありません。
尚、もちろん保線車輌は走行しません…念のため。



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category: 鉄道レイアウト

Posted on 2009/11/06 Fri.   edit  |  tb: 0   cm: 0