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荷物車・郵便車再考 

車両称号「二」や「ユ」が付された客車。そう、荷物車や郵便車です。
これらの車両は、普段鉄道を利用する分にはほとんど意識することは
ありませんが、模型で列車編成を再現する場合、見過ごしてはならない
鉄道の興味深いファクターが満載なのです。今回はそんな荷物車編成に
ついて少しばかり紹介したいと思います。

2012-05-04-13.jpg


「チッキ」
昔懐かしい響きを持つこの言葉。今の若い年代の方は何のことかさっぱり分からない
かもしれません。
チッキとは直訳すれば手荷物。広義の意味合いでは鉄道を使った荷物輸送の事を
こう呼んでいました。いつの頃からか、人の口からこの言葉を聞くことが全くなくなって
しまいましが、昔は荷物を送りたい場合、駅の小荷物窓口に荷物を持って行って、
小荷物専用の切符(この切符=預り証がチッキの語源であるとかないとか…)をもらい、
送られた方も荷物の届く駅まで荷物を取りに行くというスタイルが当たり前でした。

昨今の運輸業者による物流網の発展とサービス面での向上からすると、信じられない
くらい利便性が悪いものではありましたが、当時は遠方に荷物が送れるというだけで
十分満足できるものであり、その当時はそれが当たり前だったので別段不満という
ものもありませんでした。



さて、そんな荷物輸送に使用されている車両に話を移していきましょう。

まず、荷物車に興味を持った方が不思議に思うこと。それは荷物であるのに、荷物車の
営業上の取り扱いが人を運送する「旅客車」扱いであるという事ではないでしょうか。
そもそも鉄道車両には「貨車」という立派な1ジャンルがあるにも関わらず、
「貨物車」と同類であると思われる「荷物車」が旅客車扱いであるという不思議。
理由は「列車に乗車する人の手荷物を運ぶ為の車両を連結して運用していたこと」が
そもそもの始まりだった事に起因しているのですが、この理由付けが当を得ている
かどうかは別にして、日本の手荷物輸送の歴史の長さを感じるのは筆者だけではないはず。


そんな長い日本の「荷物車」のスタイルは、時代や路線により大きく分けて3つの
スタイルに分類できます。

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EF62牽引 妙高編成

まず1つめが、荷物車の黎明期から最盛期にかけて運用されていた所謂旧型客車と呼ばれる
グループです。この中には、古くなった旅客用の客車を荷物車に改造した車両も含まれます。
そのため、一見似てはいるものの形状の異なる車両も多く、荷物車ファンにとって荷物車
編成を再現するといった場合、基本的にはこの旧型客車を揃えることになります。
代表的な車両はマニを筆頭としたグループです。

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EF58重連での牽引を再現

1970年代。鉄道による荷物輸送が活況だった頃は、15両もの荷物車が連結されEF58による
重連で牽引する姿を東京で見ることもできました。今となってはまさに貴重な鉄道財産と
呼べるものでしょう。
上記の画像はKATOとTOMIXのゴハチをあえて使って、往時の度迫力重連シーンに挑戦して
みたものです。荷物列車ファンにとっては、是非ともEF58重連で長大編成を再現して
走らせてみたいという方は多いのではないでしょうか。



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気動車キハユニ26

2つ目のグループは、クモニに代表される電車タイプの荷物車です。このグループは電車でも
あることから113系、115系や165系などの旅客電車に併結されて運用されることも多々あり
ました。当然、第1グループのようにこの荷物車だけで編成を組むなどという事はありません
でした。今回のブログでは触れませんが、気動車の荷物車というものもあり、強いていえば
この第2グループに含められると思います。


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EF65牽引 あさかぜ編成

最後の第3グループは、ブルートレインで活躍していた「電源車カニ」タイプの荷物車です。
文字通りカニの後位側を荷物スペースに割り当てたグループで、系列等の違いで室内面積が
異なります。因みに現在はすべて廃止されてしまいましたが国鉄民営化後「ブルートレイン便」
なる荷物サービスがJRによって行われていました。


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EF510牽引 北斗星編成

実のところ「ブルートレイン便」なるサービスがあったのを知ったのは、本記事を書くにあたり
荷物車のことを確認している最中に知ったばかりなので、詳しいことは殆ど存じ上げません。
ただ、上野駅にブルートレイン便の受付窓口があった事と、JR西日本で最後のブルートレイン
便は「日本海」が、JR東日本では「北斗星」と「あけぼの」が最後のブルートレイン便の任に
当たっており、2010年にサービスが廃止されたということだけを知ることが出来ました。


この様に車両のスタイルから荷物車を独断で3つのグループに分けてみましたが、鉄道の
荷物輸送だけをみてみれば、最後のブルートレイン便の経緯が示しているように、1960年代に
記録した取り扱い数をピークにして、年々取り扱い数が減少し、1986年には(一部のサービスは
引き継がれましたが)鉄道の小荷物サービスが廃止に追い込まれてしまいます。
冒頭に触れたチッキや赤帽(これも懐かしい響きです)もこれを境にして一気に姿を消しました。

鉄道輸送の利点は、第1グループのマニなどに見られるように多数の車両を連結することで、
陸路を使って大量輸送できること、道路とは異なり基本的に定時運行が可能なことが挙げられ
ますが、他の運送会社のような小口の個人ユーザー向けのサービスを行うとなると確かに
厳しいのかもしれません。
チッキや赤帽が消えてしまったのと同じく、日本の旅客車から「荷物車」というカテゴリー
そのものがなくなってしまうのも残念ながらそう遠い日の事ではないのかもしれません…



と、現実ではその存亡さえ危ぶまれる荷物車ですが、近年模型業界では荷物車の発売や
再販が相次いでいます。

今後KATOでも「クモユニ74 0 湘南色」「10系寝台急行「津軽」 6両基本セット」
「10系寝台急行「津軽」 5両増結セット」「郵便・荷物列車「東海道・山陽」 6両基本セット」

単品「マニ37」「マニ60」などの発売が予定されています。



また、富塚オリジナルコレクション「メイクアップシール」では現行発売品の
旧型客車車両や電源車カニに完全対応した各種メイクアップシールを好評発売中です!


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旧型客車のスハニ32

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ニセコ編成のマニ60

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妙高編成のオユ10

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日本海編成のカニ24


長大編成が楽しめる旧型客車シリーズに、ブルトレ編成には無くてはならないカニ。
メイクアップシールでは、それぞれの客車の持つ特徴を的確に作り分けしています。
Nゲージの編成再現に各メイクアップシールシリーズを是非ご利用ください。

実車において人は乗車できない客車なのに「旅客車」扱いの「荷物車」
普段とはまた違った視点で荷物車を眺めてみるとまた違った魅力に
出会えるかもしれません。


(※現在発売中のメイクアップシールが、今後KATOから発売予定の
旧型客車製品に対応しているかどうか現時点では未確認です)


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Posted on 2012/05/04 Fri.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

東京と東北方面を結ぶ優等列車たち 

先月KATOから発売された24系 寝台特急 「あけぼの」が人気です。
「あけぼの」は現在、東京と青森を結ぶ唯一の定期夜行列車。
思えば東北本線(とその他東京と東北方面を結ぶ路線)は交通の
大動脈として、多くの乗客が長い時間を列車に揺られた路線です。

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往年の東京・東北方面優等列車をNゲージで並べてみました!
手前から、24系あけぼの・24系25形はくつる・583系ゆうづる・
20系あけぼのです。

東京と東北方面を結ぶ列車といえば、前出の「あけぼの」を筆頭に
「鳥海」「はくつる」「ゆうづる」といった寝台列車が出てきます。


── はくつるについて ────────────────────────

1964年(昭和39年)、東北本線初のブルートレインとして運行を開始しました。
はじめ列車は20系特急寝台客車を使用していましたが、1968年(昭和43年)に、
東北線全線が電化されたのに伴ない、前年登場したばかりの583系電車が
用いられるようになりました。
その後1994(平成6)年からは、再び24系客車さらには24系25形客車を使用した
編成となり運行を続けましたが、利用者の低迷から東北新幹線開業に合わせ、
2002年(平成14)に廃止されました。
───────────────────────────────────

「あけぼの」「はくつる」「ゆうづる」などは運行時期によって、20系客車・24系客車・
24系25形客車で編成されていましたので、KATOやTOMIXの製品をうまく活用すれば
お好みの編成を再現することも可能です。


また、「はくつる」「ゆうづる」では583系の電車特急時代の再現も魅力の1つでしょう。

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まず583系といえば、そのエクステリア(外観)に触れないわけにはいきません。
583系以前の国鉄特急形電車の先頭は全てボンネット形でしたが、583系から
前面貫通路が設置されフラットになり、車両も寝台スペースを確保するため側溝が
垂直で設計され、車高自体も高くなっています。

カラーリングも寝台特急の性格を強調するため、また東海道新幹線に接続する
関係から0系新幹線と共通イメージを持たせることも考慮して、塗り分けは
「こだま形」のものを踏襲しつつも、在来特急車の赤2号に代わって、青15号と
落ち着いた塗装が施されました。その姿は、本来は外観とは関係なくつけられた
「月光形電車」というネーミングとピッタリな印象を受けます。


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夕景のイメージで撮影してみました。

東京と東北方面を結ぶ列車は、ブルートレインは言うに及ばず寝台列車が
よく似合っていました。昨今は時代の変化や新幹線のスピード化の波に
晒され、ほとんどその姿を消してしまったそれら優等列車たち。

お気に入りのNゲージ車両で再現して、レイアウト上を往年のように
ゆっくりと走行させてみるのも好いかもしれません。


── 追伸 ───────────────────────────────

富塚オリジナルメイクアップシールセット
「JR24系25形寝台特急客車(金帯あさかぜ)メイクアップシールセット(7両分)」
「24系25形 JR客車 金帯増結用メイクアップシールセット(8両分)」


上記2セットで、洗面台を再現できる洗面台シール等を新規で追加しました。

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洗面台部分拡大画像(模型はプラバン、木材で加工してあります。)

また「はくつる」車両対応のモケット色ベッドシールもプラスして
ボリュームアップ
しました!

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1番左のベッドカラーが今回追加した「はくつる」対応カラー。
3タイプのモケットカラーからお好きな色をお選びいただけます。

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「はくつる」対応カラーのメイクアップシールを貼ったオハネとオハネフ

この機会に東北方面ブルトレを、メイクアップシールで
再現してみてはいかがでしょうか。

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Posted on 2010/06/25 Fri.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

運転区間の変遷と牽引機の豊富さが魅力の寝台特急あけぼの 

KATOから5月28日に、24系 寝台特急「あけぼの」6両基本セット・
3両増結セットが同時発売されます。

現在運行されているあけぼのは、2002年からはくつるで使用されていた
3本金帯のオハネフ25形とオハネ25形が編成に組み込まれていて、
白帯の24系24形との混成編成にて運行されています。
今回KATOから製品化される「あけぼの」は、上記の特徴を取り入れた
現行編成「あけぼの」をプロトタイプしたものになっています。

これに合わせて富塚オリジナルコレクション「メイクアップシール」でも
「24系 寝台特急 あけぼの」の製品化を予定
しています。
特に富塚オリジナルコレクション「メイクアップシール」の最大の特徴である
個室寝台やデッキ部分など徹底した細やかな再現には期待してください!!

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さて実車の「あけぼの」は、1970(昭和45)年に奥羽本線で初めての
ブルートレインとして20系で運行をスタートしました。

この「あけぼの」の最大の特徴は牽引機の多さにあります。
24系ブルトレになってからの山形新幹線開通前はEF65-1000⇒ED75⇒
ED78+EF71(ED78+ED78またはEF71+EF71のこともあり)⇒ED75-700と
その牽引機の多さは東日本のブルトレでは断トツの多さでした。

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EF65-1000

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ED10

山形新幹線工事期間には新庄-小牛田間が陸羽東線経由になり
この区間をDE10の重連であったことは有名な話です。
現在の「あけぼの」の牽引機のEF64形とEF81形はKATOからあけぼのの
発売に合わせ販売されますがEF65-1000・ED75・DE10・ED75-700といった
牽引機の選択も可能なわけで、これらの製品をお持ちの方であれば
一味違った「あけぼの」を再現できるわけです。

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ED75

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ED75-700

また、以前発売されたとミックスのEF71やマイクロエースのED78を所有して
いる方であれば板谷峠に「あけぼの」を復活したいという切実な(?)願いが
かなえられます。


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Posted on 2010/05/23 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

「14系 寝台特急〈さくら〉」のカスタマイズ 

岡本です。9月にKATOから「14系 寝台特急〈さくら〉長崎編成 8両セット」
と「14系 寝台特急〈さくら〉佐世保編成 6両セット」が発売されましたが、
もちろん筆者も出荷前の事前予約の時点で、富塚商会に予約をお願い
しておきました。
実は筆者のレイアウトには、20系の客車を使ったDD51牽引の寝台特急
「出雲」を再現してあるのですが、今回の14系客車発売に合わせて、
70年代の後半からニューブルートレインと呼ばれた14系編成に格上げ(?)
しようと計画。しかも、佐世保編成 6両セットも揃えれば個人的にも思い
入れのある昭和50年(1975年)に誕生した「出雲」と「紀伊」の併結を
レイアウト上に再現することも可能になります。
14系14形寝台客車は、TOMIXでは以前から製品化されていましたが、
KATOからオール新規で製品化といわれれば、これを逃す手はありません。

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製品の方は、先月の段階で受け取っていたのですが、仕事の合間に
コツコツと作業を続け(何せ14輌もありましたから)、気が付けばもう11月
も終わりになっていました。
そうした理由で記事は少し(?)遅くなってしまいましたが、今回、製品の
解説も兼ねて、個人的に挑戦したKATO「14系 寝台特急〈さくら〉」の
「出雲・紀伊」編成化をご紹介しようと思います。

さて、その前に寝台特急「さくら」について少し解説をしましょう。
「サン・ロク・トオ」と呼ばれる昭和36年(1961年)のダイヤ改正。
九州特急の下り始発列車であった「さくら」は優等列車の証である
列車番号1が、当然上り列車には列車番号2の名誉が与えられ、
およそ33年間もの長きに渡って、列車番号1であり続けました。
列車番号の意味合いは時代によって多少変化はありますが、
昭和40年頃の「さくら」は、全客車を通して列車番号が1だった
という事は特筆すべきことだと思います。時刻表には客車ですの
で「1レ」と表記されていましたね。

もともと「さくら」そのものは戦前より存在した伝統あるネーミングですが、
特に九州ブルートレインを担う一角として人気を博しました。
寝台特急「さくら」としては、昭和34年(1959年)に「平和」を「さくら」に代えて
運行を開始。因みにこの時の客車は20系でした。
6年後の昭和40年(1965年)からは東京~長崎・佐世保間と変更され、
そしていよいよ昭和47年(1972年)10月のダイヤ改正にて「ニューブルー
トレイン」と呼ばれた14系客車(14系14形)へとグレードアップされたの
でした。そういえば、東京駅から九州へと向かう寝台列車の中で、
常に1番最初に走り出していったのが「さくら」でした。


続いて「みずほ」の説明を。
「みずほ」昭和36年(1961年)に東京~熊本間で不定期運行が開始され、
翌年の10月に晴れて定期列車となりました。
そして先出の「さくら」にもあるように、昭和47年(1972年)からは14系客車に
置き換えられて、昭和50年(1975年)には長崎行編成を併結となりました。
但し現実的には、「さくら」や「はやぶさ」を補完する形での運用だったため、
多少マイナーな印象を受ける列車かもしれません。


そんな今回の「14系 寝台特急さくら」は長崎編成が8輌、佐世保編成が
6輌ですから、合わせて購入すれば14輌のフル編成が愉しめます。
また、ブルートレインの併結運転の再現というのも一興かと思います。
今回のブログで紹介している「出雲・紀伊」の他にも「彗星・あかつき」
「明星・あかつき」などの併結バリエーションがあります。



さて、そろそろ実際の製品の方を見てみましょう。

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今回の「14系 寝台特急〈さくら〉」は、発売前から完成度が高いと評判
でしたので期待をしていたのですが、実際に手にしてみると確かに
ハイクオリティーな作りであることが分かります。

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特に寝台室内の梯子などのリアルな再現、Nスケールでは初という
屋根上の溶接痕、床下機器やスハネフ14のテールエンドジャンパ栓
パーツ(付属)の細密な再現性は一見の価値があります。

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また、中間連結面のKATOカプラー伸縮密自連形の装備や、全車サスペン
ション採用にスハネフのテールライト消灯スイッチと妥協はありません。
しかも、従来の見え方に難のあったトレインマーク変換装置に改良を加え、
より平面的に見えるようになっているのには拍手を送りたいと思います。

因みにこの製品、純正ではトレインマーク「さくら」、「みずほ」が各絵入りと
文字マークの計4種類から選択できるようになっています。行先方向幕は
「長崎」「佐世保」となっているため、製品のまま「みずほ」の忠実な再現は
出来ません。

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もちろん側面行先方向幕、号車番号札、等級表示、★マークもきれいに
印刷されています。筆者の「出雲・紀伊」併結再現の為に、このきれいな
トレインマーク、行先方向幕を変更してしまうのがもったいない程でした。
従来の製品のように行先方向幕が印字されていなければ、取りあえず
トレインマークだけ変更すれば(見せ掛けだけ?)、実車の再現も可能
でしたが、この製品のように行き先が印字されたタイプでは、トレインマーク
だけではなく側面行先方向幕にも手を加えなければという強迫観念が…

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最後に不満な点もありました。
それはKDカプラーが付けられないことです(改造すれば付けられないことも
ないのですが…)。併結運転が可能な製品だけに連結器の自動開放が
できるKDカプラーをサポートしていないのというのは、これだけ細部まで
こだわり抜かれた製品だけに残念。せめてオハネフのテール側だけでも
KDカプラーがつけられるようにして欲しかったですね。

それでは、次回はいよいよ「14系 寝台特急 さくら」の「出雲・紀伊」併結化
および、室内座席等のグレードアップカスタマイズの紹介をしたいと思います。



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Posted on 2009/11/29 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

中央西線のシェルパEF64牽引の急行ちくま 

EF64 0番台 後期型

EF64 0番台は1964年から1976年までの12年間に渡り79両が製造されましたが、
その内外部構造の違いは8種類にまで分かれます。これを大きく二つに分類すると
1~45号機を前期型、46から79までを後期型とされ、1973(昭和48年)中央西線が
全線電化に合わせて新規投入されたのが46~79号機のEF64 0番台後期型です。

前期型との違いは下記の通りです。

●避雷器がLA15D形に変更となり、パンタグラフ後方に移設。
●尾灯を外はめ式に変更。
●EG表示灯の形状が台形タイプに変更。
●運転室の換気を通風口による自然通風ではなく扇風機による方式としたため、
  車体前面窓下に設けられていた通風口を廃止。
●CS22抵抗制御器・CS23転換バーニア制御器・CS24界磁制御器の各制御器
  前面に観音扉を取付。
●扇風機設置のため前頭部屋根に張り出し。
●高速時における鋳鉄制輪子の制動力低下を補うため、機関車のブレーキシリンダ
圧力を1.66倍に増圧する応速度単機増圧装置[7]を設置。

さて中央西線のシェルパの製品はKATOのEF64 0番台後期型(3042)がこれに
当てはまります。上記の前期型との違いを的確に再現している製品です。
なお、奥羽本線に投入されていた前期型も交流電化に伴い全機稲沢第二機関区に
転出したため、中央西線では前期・後期型が顔をそろえるようになりました。


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KATO EF64 0番台前期型

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KATO EF64 0番台後期型



急行 ちくま

1978年(昭和53年)10月改正により中央西線に初のブルートレイン(?)が誕生しました。
といっても20系寝台客車3両+12系座席車7両という異色の混結編成の急行ちくま。
このちくまは大阪を22時20分に発車し、松本5時22分、終点長野には6時49分という
代表的な夜行列車で改正前はオール座席の165系電車により運転されていましたが、
夏は登山、冬はスキーと、山へ向かう旅行者からの強い要望により寝台車が連結された
経緯があります。このため、12系併結用の20系は1000番台に改造され、12系から
受電する車両には12系の440V電源を20系の600V電源に昇圧する変圧器が搭載され、
また、ナハネ20と連結するスハフ12 155の車掌室の小型化された窓や、Hゴムのない
貫通扉など一般の12系では見られない構造になっていました。
さて、この20系寝台客車3両+12系座席車7両という異色の混結編成の急行ちくまを、
以前KATOで忠実にモデル化し発売されていました。同社の20系や12系とは別製品と
して製品化したこの製品は現在、基本と増設のフルセットは入手困難品です。
なお、大阪-名古屋間は浜松区のEF58、名古屋~長野間は稲沢第二機関区のEF64
0番台が牽引しました。


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●富塚商会 急行ちくまに関する在庫情報●


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KATO 12系 + 20系 急行ちくま 基本+増結 (10-241~2) 入手困難品  在庫あり

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KATO EF64 0番台前期型 (3041) 入手困難品 在庫なし

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KATO EF64 0番台後期型 (3042) 入手困難品 在庫あり

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KATO EF58 後期型小窓Hゴム (3049)  在庫あり

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KATO EF58 60お召し予備機 (3050)  在庫あり

価格やお問い合わせは、ホームページでご確認いただくか、
直接お電話にてお願いいたします。


http://www7.plala.or.jp/hobby-house/

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Posted on 2009/11/19 Thu.   edit  |  tb: 0   cm: 0