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お客様からの情報 E320様~リニューアルC11で遊ぶ~ 

 
今年の4月にKATOから満を持してC11蒸気機関車のリニューアル模型が
発売されました。C11はロングセラーモデルとしてこれまでも人気を
博してきましたが、今回発売されたC11を手に取ってみると、従来品の
C11とこれ程までに違うものかと驚嘆に値するクオリティとなっています。

キャブ下の配管周りや各種ロッド類の精巧な作り、そして何よりも
従来品では大振りであった車体サイズがより実車スケールに近付いた
のが一目瞭然で分かります。

昨今のKATO製蒸気機関車の完成度には目を見張るものがありましたが、
きっと今回のC11にも多くのファンがその出来栄えに納得されたのでは
ないでしょうか。


さて、本日の富塚通信はそんなC11を中心に魅力溢れる列車編成を
再現されたE320様からの製作&加工情報をお届けします。

今回お送り頂いた記事では、ある有名な「20系」編成と「153系」、
そしてなんともマニアックな「80系」編成も登場!

いつも通り魅力的な写真と共に鉄道模型のちょっとしたタイム
トラベルをお楽しみ下さい。

────────────────────────────────

■KATO リニューアルC11で遊ぶ

この4月にKATOからリニューアルされたC11が発売されました。
今回は、最新の技術でリニューアルされたC11を使って魅力的な
2編成を模型で再現してみることとしました。

○20系 寝台特急さくら 佐世保編成

まずは、DD51とペアを組む「20系 さくら 佐世保編成」です。
C62牽引による20系の堂々たる編成も魅力的ですが、小ぶりのC11が
DD51とペアで20系を運用するこの編成もとても魅力的です。
ネットで見た当時の写真にもナハフ20からC11を興味深く眺める
乗客の様子が写されています。

20系客車には室内灯を入れ、もちろんメイクアップシールで室内・
カーテンを表現しました。

2017-06-17-01.jpg

この編成でもう一つ目を引くのは、マヤ20です。旧型客車の
外観ですが、屋根にファンを付け20系の塗装を身にまとっています。
模型では屋根上の機器モールドに墨入れしてみました。

2017-06-17-02.jpg


<C11>
そして、リニューアルされたC11。こんなに小さいのにスムースに
走りますし、造形も素晴らしいと思います。最近のKATOのSLは
どれも良く出来ていますね。

2017-06-17-03.jpg

SLには機関士さんに乗務してもらっています。この編成でC11は
バック運転がメインとなります。この場合、運転席は進行方向と
逆になるので運転士さんは前方確認のために振り向く必要があり、
ちょっとひと手間かけました。

まずは、フィギュアを乗せる作業をしやすいようにキャブをいったん
外します。機関士さんを振り向き気味にしたいので、フィギュアの
首筋あたりを線香で炙り、柔らかくしてから首を少し左にひねって
振り向き気味にしてみました(小学生の頃、タミヤの1/35フィギュアを
改造するのが流行り、模型屋のオヤジさんにこのテクニックを
教えてもらいました。時が経ち、今またここで役に立とうとは・・・)。
もう少し振り向かせたかったのですが、これ以上やると人間の体の
動きとして不自然な感じがするので(エクソシストになって
しまいます・・・)、ほどほどに。

座席にやや左向きに座らせ、左腕を一旦カット。ボディにキャブを
戻した後、キャブ窓枠に肘を置いているように再接着しました。
機関助手さんは石炭をくべているフィギュアに乗務してもらいました
(外からはよく見えませんが・・・)。

2017-06-17-04.jpg


<DD51(TOMIX製)>
DD51も全体に軽く墨入れして、少々ウエザリングを施してみました。
DLは、多少汚れている方がリアルに感じます。

2017-06-17-05.jpg

C11をトップに持ってくるとDD51は編成の後ろ側となります。
後部でテールライトが点灯していないと、何となく気持ち悪いので、
小さいLEDを仕込んでテールライトを点灯させました。
実車でテールライトが点灯している写真が無いか探してみたのですが、
見つからず「たぶん点灯させていたよね」ということにしています。

2017-06-17-06.jpg

テールライトのレンズパーツを後ろから照らすようLEDをセット
して配線。遮光のためLEDをパテで包んでから銀色、黒色と塗り
重ねました。このため、よく見るとステップあたりがパテでぽってり
していますが、黒色に塗って走らせればあまり目立たないので良し、
としています。


続いての編成はこちらです。
○80系 臨時準急 上越いでゆ 長野原編成

「上越いでゆ」は、東京と水上・草津を結ぶ全席指定の臨時列車として
水上編成は153系4両、長野原編成は80系4両という珍しい編成で運転
されていました。
当時、渋川から長野原は未電化でしたので、長野原(現長野原草津口)
行き80系は蒸気機関車が牽引し、ドアスイッチ操作や暖房のために、
機関車次位に電源を積んだオハユニ71を連結して運転していたそうで、
その編成は、C11+オハユニ71+80系4両(クハ86+モハ80+モハ80+
クハ86)となります。

長野原編成が153系ではなく80系だったのは、電源車の電気回路の
関係で153系と電源車が連結できないためですが、その後、(電源車の?)
改造が施され80系から153系となりました。

<C11>
資料写真でバック運転をしているものがありましたので、
C11は「さくら」と共用です。

2017-06-17-07.jpg

<オハユニ71>
Nゲージでオハユニ71の完成品は製品化されていないようですし、
コンバージョンキットはあるものの入手困難なので、TOMIXの
オハユニ61で代用しています。車内座席部分に青色シールを貼り、
木製鎧戸の日よけシールも付けてみました。
電源を積んでいたとのことですが、「ディーゼル発電機を積んでいた」
という記述がある一方、「蓄電池を積んでいた」との説明もあり、
よく解りません(詳しい方がいらっしゃったら是非ご教示をお願い
いたします)。
オハユニは、C11と80系の連結器アダプターの役割もありますので、
機関車側はKATOカプラー、80系側はKATOの密連に交換しています。

2017-06-17-08.jpg



<80系>
KATO 80系東海・比叡の基本セット中古を入手し、この中から
クハ2両とモハ2両を使用しています。クハ86のうち1両の運転台側の
ダミーカプラーをKATOの密連カプラーに換装し、オハユニ61と
連結できるように加工しました。

2017-06-17-09.jpg

また、室内座席を塗装とシールで簡易的に表現し、ストックしてある
カーテンシールを取り付けました。

2017-06-17-010.jpg

C11が牽引する80系電車です。実際の電源が照明を点灯させるだけの
能力があったかはよく解りませんが、模型的には点灯していた方が
綺麗なので点けています。

2017-06-17-11.jpg

この他、ご存知の方も多いと思いますが面白い編成として、1960年代
前半に房総方面への海水浴客のために走らせた「汐風」「白浜」という
列車もありました。
「汐風」「白浜」は、中野から館山間の臨時準急で、中野から千葉を153系や
80系で運転し、電化前の千葉から館山は、DD13が重連で牽引。
電源車としてクハ16が使用されていました。

手持ちの車両でDD13+DD13+クハ16+クハ153+モハ152+モハ153+
モハ152+モハ153+クハ153という編成を組んでみました。こちらも
クハ16のカプラーが特殊な形状で、DD13やクハ153と連結するには加工が
必要となりましたが、それはまた別の機会に。

2017-06-17-12.jpg

2017-06-17-13.jpg

(汐風のヘッドマークは、気動車に付いていたものを参考に自作しました。
このタイプが付いていたかは不明ですし、そもそもヘッドマークを付けて
いたかも未確認ですが、模型的には付いていた方が楽しいです)

 C11、DD51、20系客車、153系、そして80系等、いずれもなかなかの
役者がそろった編成。メイクアップでリアルになった車両を走らせていると、
当時にタイムスリップしたような感じになってきます。

E320

────────────────────────────────

E320様、情報をお寄せ頂き有難うございました。

誰もが知っている優等列車はもとより、殆ど知られていない
ローカル編成まで、時代や地域を問わず再現できるというのが、
鉄道模型の醍醐味の1つだと感じました。

今回の情報オハユニ71など実際には模型化されていない為に
近い車両で代用という事になりますが、そうした資料を読み解く
内に段々と鉄道の知識が蓄積されていくのも、また違った楽しみ
だと筆者は思います。

ちなみに個人的にはC11バック運転の為、後ろを向いている
運転士さんがツボにはまってしまいました。コツを掴めば
どなたでも再現可能なのも魅力です。是非、日本各地の
レイアウトでバック運転するC11が流行って欲しいものです。
E320様、今後もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


尚、今回初めにご紹介頂きましたメイクアップシール
「20系 寝台特急さくら 佐世保編成」

2017-06-17-14.jpg

「20系 寝台特急 さくら 長崎・佐世保編成 16両セット」¥4,800(税抜)
(※販売価格は2017年6月時点のものです)

好評発売中です。C11牽引以外の長崎・佐世保編成の20系寝台
客車の再現にもご使用いただけます。是非、ご自身の模型でも
臨場感溢れるタイムトリップをお楽しみ下さい!
 
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。
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category: E320様より

Posted on 2017/06/17 Sat.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

お客様からの情報 E320様~仙山線普通列車~ 

 
本日の富塚通信は、E320様からお送り頂いた加工情報を
お届けします。

今回再現されたのは、旧型客車編成による仙山線普通列車です。
編成に使用されている60系客車は戦後間もない1949年から鋼体化
改造車両として多くの車両が製造されました。

建造に当たっては、日本各地の国鉄工場から主要民間メーカーに
至るまで多くの企業が参加しているのですが、これからご紹介
する仙山線「普通列車」加工情報の方でもKATO、マイクロエース、
ワールド工芸に鉄コレ!?と各社模型メーカーの揃い踏みと
なっています。

また写真の方では、E320様こだわりの各種加工を施した渋い
ED17やレアなホヌ30が登場!
それでは少し珍しい「仙山線普通列車」、どうぞご覧ください。

───────────────────────────────────────

KATOからオハ61系客車が発売となりました。最初は特に気に留めて
いなかったのですが、ネットで仙山線での「ED17+ホヌ30+オハユニ61+
スロハ32+オハ61+オハフ61」という編成例を見つけ、なかなか良い感じ
でしたので特別企画品の4両セットを購入しました。

写真のオハフ61のテールライト点灯側には、TOMIXのオハ61用パーツの
テコとダミーカプラーを付けてみました。

2017-04-18-01.jpg

その他の車両についても探してみればあるもので、ED17はマイクロエースの
ED17‐19、ホヌ30はワールド工芸のそれぞれ中古品を調達できました。
ただ、スロハ32のシングルルーフだけは見つからなかったため、こちらは探索
継続という状態ですが、今のままでも十分かな、と思っています。

マイクロエースのED17は、中古とは言え走りも良く、掘り出し物でした。
ただ、マイクロの他の機関車にも言えるのですが、ヘッドライトがカマボコ型
なのがいただけません。

そこで、カマボコ型ヘッドライトをカット、KATO ASSYのクモハ53
飯田線ヘッドライトのパーツに換装しました。ライトも白色LEDに変更、
導光パーツにクリアオレンジを少々塗布して電球色ぽくしました。
あとはカプラーをKATOのナックルカプラーに交換、パンタを黒と銀を
混ぜた塗料で塗装しました。
 
2017-04-18-02.jpg

2017-04-18-03.jpg
 
また、仙山線ということで、鉄コレのED14に小型LEDを仕込んでヘッド
ライト点灯加工してみました。こちらも良い感じです。
 
2017-04-18-04.jpg

2017-04-18-05.jpg

ワールド工芸のホヌ30は完成品で特に加工はしていませんが、カプラーを
KATOの車間短縮カプラーに交換しました。また、これには発煙装置が
組み込まれています。面白いギミックなのですが、水と油を使うため手入れが
面倒そうだったので加熱用ヒーターの導線を外してお休み状態にしました
(車輪から集電してヒーターを動作させるので、水と油を入れずにそのまま
走らせると空焚きとなってしまいます)。

2017-04-18-06.jpg

オハ61系セットの4両ともカプラー交換とKATO製電球色LED室内灯
(オレンジフィルター試用)の組み込みを行いました。
室内もメイクアップしたいのですが、シールが製品化されていませんので、
自分で青いシールを印刷、カットして座面にのみ貼ってみました。
これだけでも素のままより雰囲気が良くなりました。目分量でカットして
いるので、ところどころ少しずれたり、はみ出したりしています・・・。

2017-04-18-07.jpg

座席の他に木製鎧戸日よけのシールもエクセルの図形を使って
自作してみました。

2017-04-18-08.jpg

これを客車の窓に貼ります。

2017-04-18-09.jpg

メイクアップシールのような作業する楽しみや出来上がった時の精密感
とまではいきませんが、パソコンでシールを印刷して利用すれば、メイク
アップシール未発売の車両でも簡易的な表現ができると思います。

2017-04-18-10.jpg

ということで、ED17に牽引されたぶどう色一色(写真は白黒ですが・・・)
の短編成がのんびり走るのはなかなか良いものです。
座席の背もたれが木製のメイクアップシールや木製鎧戸日よけのブラインド・
カーテンシールは、まだ製品化されていないと思いますので、オハ61系用の
これらシールの発売を期待しています!

E320

───────────────────────────────────────


E320様、仙山線普通列車編成再現の貴重な情報、
ありがとうございました。

先月、KATOから特別企画品としてオハ61系客車セットが
発売となりましたが、運よく他メーカーの牽引機や客車も
中古で見つけられれば、興味深い編成の再現が可能となる
ものですね。

木製鎧戸日よけシールも説明がなければ、まさかエクセルの
図形で製作したものだとは思いも寄りません。

ちなみにメイクアップシールでは、ご指摘の通り座席の背ずり
部分が木製のシールは製品化しておりませんので、今後の
製品化を検討させて頂きます。


さて、今回「仙山線普通列車」の加工情報をお送り頂いた
E320様ですが、なんと明後日、4月20日発売となるイカロス出版の
鉄道模型Nゲージ専門誌「N(エヌ)2017年6月号(Vol.94)」に
於いて取材記事が掲載されます!

2017-04-18-11.jpg
N(エヌ)2017年6月号(Vol.94)

特集ページ「Wonderful Life Nがあるから」~改造で再現する
珍編成~
にて、E320様の模型ライフの楽しみ方や加工における
こだわりの一端が明かされる!?

ちなみに紙面上ではE320様、本名にてご登場とのこと。
更にはE320様と編集部のご厚意で、私共のメイクアップシールに
ついてもご紹介頂いているそうですので楽しみです。

「N(エヌ) 2017年6月号(Vol.94)」は、ぜひ全国の書店か
イカロス出版オンライン書店にてお求めください!


 
最後までお読み頂きありがとうございました。
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category: E320様より

Posted on 2017/04/18 Tue.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

お客様からの情報 ECO-POWER様~寝台特急 日本海1号 函館行~ 


本日の富塚通信は、「ECO-POWER」様からお送り頂きました
「寝台特急 日本海1号 函館行」の加工情報をお届けします。

前回、ECO-POWER様からは「ED79」のグレードアップ情報を
頂戴しましたが、今回はED79と合わせてブルトレ寝台も登場!

室内のカーテン・ブラインド再現はもちろん、車体に施された
リアルなウェザリングも見所です!
それでは早速ご覧ください。

───────────────────────────────────

いつも大変お世話になっております。
先日購入させていただいたメイクアップシールを用いた模型が
完成しましたのでご報告させていただきます。
塗らずに貼るだけで仕上げられるメイクアップパーツは机を
汚すこともなく、もはや工作に欠かせなくなってきています。

2016-11-26-01.jpg
ED79-4+ED79-57

「寝台特急 日本海1号 函館行」

TOMIXのさよなら銀河セットを入手しましたが、
そのまま組むだけでは面白くないので。。。

・セットの客車が宮原総合運転所(大ミハ)所属
・編成内に個室寝台車がある
・ED79が牽引
・地元大阪発の寝台特急

上記ポイントにより日本海1号の函館行き編成に小改造しました。


【至 函館】 ※1999年ごろ

牽引機 ED79 57
2016-11-26-02.jpg
ED79-57 SIDE

電源車 カニ24-104
2016-11-26-03.jpg
カニ24-104 SIDE

1号車 オロネ14-303(シングルDX)
2016-11-26-04.jpg
オロネ14-303 SIDE

2号車 オハネ25-207(開放B寝台)
2016-11-26-05.jpg
オハネ25-207 SIDE

3号車 オハネ25-161(開放B寝台)
2016-11-26-06.jpg
オハネ25-161 SIDE

4号車 オハネフ25-150(開放B寝台)
2016-11-26-07.jpg
オハネフ25-150 SIDE


主な工作点

1. ED79 50番台は前回の0番台で用いたグレードアップパーツを一部流用
 
2016-11-26-08.jpg
ED79-57 FRONT

函館側2E側はKATOナックルカプラーを用いて0番台との重連も可能

2016-11-26-09.jpg
ED79-4+ED79-57 ZOOM

2. カニ24 100番台の手摺をKATOのASSYパーツで再現

2016-11-26-10.jpg
カニ24-104 FRONT

3. 想定区間が終着間際のため、カーテンは閉めた状態のものを
短く切り出して、タッセルが解かれた状態を再現

4. メイクアップシール添付の銀色のシールの余白で折戸の押し板再現

2016-11-26-11.jpg
DISPLAY&DOOR

5. オロネ14-303(シングルDX)  ※「さよなら なは・あかつきセット」より転用
普段は「あかつき」に連結される同車を、オロネ25-300番台の代打として投入。

2016-11-26-12.jpg
オロネ14-303 ROOM

残念ながらオロネ25-300含めて富塚商会様にラインナップがないとのことで、
内装は他社製品ですが、個室、通路のカーテン開閉を再現しました。
それにしても南は長崎、北は函館まで走った希有な車歴ですね。

2016-11-26-13.jpg
オハネフ25-150 REAR

ブルトレの華である長編成とは打って変わって、電機も小さく編成も
短いですが、そのコンパクトさゆえ比較的小さなレイアウトでも
リアルに楽しめるよう仕上げられたと思います。

ECO-POWER

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「ECO-POWER」様、「寝台特急 日本海1号 函館行」の加工情報を
ありがとうございました。

「さよなら銀河セット」がまさかの「日本海1号 函館行」への大変身!
これは驚きです。特に列車の史実を考慮した上での車両構成など、
なかなかメーカーのラインナップでは実現が難しい列車編成が再現
されているのを拝見すると、それだけで感嘆してしまいます。

また、牽引機を含めてもとてもコンパクトな編成ですので、走行派
ユーザーにとっては重宝する編成だと思います。

「あかつき」のオロネ14が代打出場なのはご愛敬。
完成度も列車の史実考証もバッチリな「日本海1号 函館行」
是非ともレイアウトで走行させてみたい列車です。

今回は対応のメイクアップシールがございませんでしたので、
カーテンやブラインド等一部のご使用との事でしたが、今後とも
富塚オリジナルコレクションのご活用、どうぞ宜しくお願い致します。



最後までお読み頂きありがとうございました。
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category: お客様より

Posted on 2016/11/26 Sat.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

お客様からの情報 ねこどん様~(HO)カシオペア後編~ 


本日は前回の富塚通信、「ねこどん」様の(HO)「カシオペア」
製作記の後編となります。

前編をご覧になられる場合は、こちらをクリックして下さい。

──────────────────────────────────

今回は、「活きた鉄道車両の演出」の一環としてシールを
貼り付けたばかりの車両に車体各所の墨入れと機関車も含め、
乗務員や乗客の人形を適宜配置してみました。
これらは、手元にあったKATO製とプライザー製のものを組み
あわせて使用しています。

また、追加加工として、カハフの展望室に鎮座するあの目障りな
室内灯固定のための柱を撤去のうえ、編成両端にくるスロネフと
カハフのブレーキ管を真鍮製に、カプラーをケーディーカプラーの
43番にそれぞれ交換しています。

2016-10-13-12.jpg
家族旅行の微笑ましい親子

2016-10-13-13.jpg
ミニロビーでおしゃべりする仲良し姉弟

イメージ的には上野を発車して2時間くらい経過した車内が和やかに
なる頃を設定カハフやマシの賑わいを表現するべく、それぞれの
人形のストーリー性を重視、個々の人形に役割を持たせることで、
北の大地へ向かうワクワク感と楽しそうな会話がいまにも聞こえて
くるようなシチュエーションとなるように工夫して配置してあります。

2016-10-13-14.jpg
カシオペアスイートにて(初老の夫婦)

これとこれは夫婦で旅行、これとこれは家族連れ、これとこれは
新婚のカップルなどと思い巡らせながら、それぞれの人形に応じた
ストーリーを考えてゆきます。
人形を配置するにあたり、この作業に一番気を使いました。

2016-10-13-15.jpg
マシE26概観

2016-10-13-16.jpg
食堂車で談笑するカップル

なぜなら、ここでただ漫然と配置してしまうと単なる置物と化して
しまい、活きた表情が伝わってこないのです!
仮置きをしてみて眺めては修正の繰り返し・・・気に入らず最初から
やり直したことも多々ありました・・・
その甲斐もあって、メイクアップシールの質感と相乗効果により、
乗客たちの楽しそうな活き活きとした表情を演出できたともに、寝台
特急の持つ独特の雰囲気もうまく再現できたと思います。

2年近い歳月を経て遂に完成したカシオペア号。これほどまでに
リアルに仕上がるとは思ってもみませんでした。
これも貴店のメイクアップシールのおかげであると感謝しています。

2016-10-13-17.jpg
車内放送をする車掌

実車の世界では、定期列車としては既に引退してしまったカシオペア号。
模型の世界では、いつまでも現役です。
部屋の照明を落として、室内灯をともした走り去る列車を眺めていると
実車のデビュー間もない15年前に「カシオペアに乗りたい!」の一心で
やっとの思いで押さえた寝台券を手に、結婚1周年のメモリアルとして
北の大地への憧れを胸に抱き、妻とともに上野から乗車した当時の
車中での楽しい思い出が鮮明によみがえってきます。

2016-10-13-18.jpg
到着時刻を確認する車掌

皆さんも是非、お持ちの車両をメイクアップシールでグレードアップ
することで、寝台特急の往時の勇姿を永久保存されてみては如何
でしょうか?
とはいえ、高価な商品ですので、それなりの投資は必要となりますが
対費用効果を考えても導入するその価値は十分にあると私は思います。
今回は、その絶大な効果がより顕著となって現れたカハフ、スロネフ、
マシの3形式を中心に紹介させて頂きましたが、スロネにおいても、
メイクアップシールの効果は絶大であるということ付け加えておきます。

2016-10-13-19.jpg
上野発車!カハフ+EF510

最後までご覧頂きましてありがとうございました。
貴店の益々の発展を祈念するとともに、今後の新製品の展開に
期待しております。
末筆ながら、取り急ぎ、トミックス(HO)「カシオペア」
完成のお知らせまで。


「ねこどん」

──────────────────────────────────

「ねこどん」様、(HO)「カシオペア」製作情報をお送り頂き、
誠にありがとうございました。

当店でもこれまで、(HO)「カシオペア」メイクアップシールを
お買い求めいただき、半年~1年程かけて完成しましたという
お客様からのお声を頂戴した事は何度もございますが、
約2年という歳月をかけての完成というケースは初めてです。

今回はメイクアップシールの作業以外にも、模型への墨入れやカハフ
室内の修正作業、そしてこだわり抜いた人形の配置といったトータル
的な加工も行われており、まさに「活きた鉄道車両の演出」という
目標通りの「カシオペア」に仕上がったものと思われます。

特に後編でご紹介させて頂きました人形配置による演出は、人形達に
それぞれの物語が想起され、「カシオペア」車内で繰り広げられている
人間ドラマが、まるで映画のシーンのように映し出されているかの
ような印象さえ受けました。また、この事が鉄道模型に実車さながらの
温かみを添えることに奏功しているのではないでしょうか。

作業に当たっては、「ねこどん」様も必ず完成させるのだという
目標を掲げられ、その上で「丁寧な作業」と「作業時間は1日2時間
まで」と、人間の集中力の限界を意識して加工に当たられたという
お話はとても示唆に富んでいます。


尚、本レポートをお送り頂いてから数日後に、「ねこどん」様より
メールを頂戴したのですが、次にその一部を引用させて頂きます。

「シールを貼り、人形を配置したところでまるで実車のよう変貌を
遂げたカシオペア号。私の大のお気に入りとなりました。
現在は、KATOの北斗星増結4形式のシール貼り付け作業を開始した
ところです。こちらの方も、同様の加工を行ってみたいと考えて
おりますので完成までまだまだ、先が長いです。
貴店のメイクアップシールは、あれこれと創造しながら価格以上に
長く楽しめるところがいいですね。」

特に最後の2行。先にご紹介させて頂きました作業時における
注意点と合わせて、是非ともメイクアップシールの宣伝に採用させて
頂きたいコメントです。

「カシオペア」に続き、「北斗星」もご満足いただければ幸いに
存じます。今後とも富塚商会をご愛顧賜りますよう、どうぞ宜しく
お願い申し上げます。


 
最後までお読み頂きありがとうございました。
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category: お客様より

Posted on 2016/11/13 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

お客様からの情報 ねこどん様~(HO)カシオペア前編~ 


本日の富塚通信は、千葉県にお住いの「ねこどん」様より
お送り頂きました(HO)「カシオペア」製作情報をご紹介します。

当店のメイクアップシール(HO)「カシオペア」をご使用いただき、
ついに完成された豪華寝台特急「カシオペア」
本文でも述べられていますが、製作期間は実に2年もの歳月を
掛けられたという渾身の作品となっています!

「ねこどん」様からは、約20枚のお写真と合わせ、製作に至った
経緯や作品へのこだわりを頂戴しております。
特にシール内装と合わせたストーリー性のある人形配置が、
臨場感あふれる「カシオペア」を魅力的に演出しています。
一切の妥協を排した「ねこどん」様の「カシオペア」を
是非お楽しみ下さい。

尚、お写真の枚数と文章の長さから今回の製作レポートは
前編と後編の2回に分けてのご紹介とさせて頂きました。

それでは早速(HO)「カシオペア」前編をどうぞ。

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平素、メイクアップシールで楽しませて頂いております。
この度、シールの貼り付け、乗客の配置作業が完了
致しましたので画像をお送りさせて頂きました。

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EF510の加工(色差・墨入れ)

実車のデビューからわずか16年余、本年3月、最後の定期
寝台列車として大勢のファンに見送られ、惜しまれながら
引退していった寝台特急カシオペア号。
その車齢の若さ故、クルーズトレインとして第2の人生を
歩み始めたのは記憶に新しいところです。

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ED79加工(色差・墨入れ)

この度、作業開始から実に2年近い歳月を要しながら
TOMIX(HO)「カシオペア」フル編成のメイクアップシール
貼り付け作業が遂に完了しました。
その効果と迫力をより多くの皆様に実感していただきたく、
この度投稿させていただいた次第です。

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スロネフ26概観

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スロネフ26夜行シーン

貴店メイクアップシールよる加工を施すことで単なる「模型」から
活きた「鉄道車両」へと変貌を遂げた寝台特急カシオペア号を
ご覧頂ければ幸いです。

ここで、私がメイクアップシールを導入に至った経緯を
申しあげましょう。
TOMIXのカシオペアは、発売と同時にフル編成で購入、
運転を楽しんでおりましたが購入から日が経つにつれ、
何かひとつ物足りないことに気付きました。
それは、室内灯を組み込むことにより、より顕著となって現れ、
「がらんどう」の室内が目立ちまるで回送列車のようで何か
ひとつリアリティーに欠けるのです。

これは何とかしなくては・・・と、前作の北斗星に引き続き、
カシオペアにもメイクアップシールの 導入を決めたのでした。

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カハフE26概観

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カハフE26夜行シーン

実際に加工を終えてじっくりと眺めてみると、その車両構造の
単純さゆえ、窓からチラッと見えるメイクアップシールによる
室内表現の効果は絶大で、単調でモノトーンだった車両が実に
活き活きとした表情を見せてくれたのです。

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スロネE26概観

特にカハフやスロネフ、マシなど大きな窓を持つ車両では
その効果は絶大で貴店のメイクアップシールには「模型」を
活きた「鉄道車両」へと変貌させる不思議な力があります。
その効果を実感するにつれ、私はメイクアップシールの持つ
魅力にすっかりとはまってしまったのでした。

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ブラインドの効果

作業にあたっては、下記に留意しながら進めていきました。

1.時間がかかっても必ず完成させる。
2.見栄えを重視した丁寧な作業を心がける。
3.作業時間は1日2時間まで。
4.内装とのバランスを考慮し車体各所に墨入れ加工を併用する。
5.漆黒の闇中を切り裂く寝台特急の持つ魅力を余すところなく
再現する。

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スロネE26各車ルーバー等の墨入れ

特にE26系客車は、バラエティーに富んだ北斗星の24系客車とは
異なり、同じ構造を持つ「スロネ」の単調な作業が延々と続きます。
そこで完成度を重視して1日の作業時間を人間の集中力が
持続する限界と言われている2時間までとして毎日コツコツと
作業を進めていきました。

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スロネ各車クーラーの墨入れ

また、シールをきれいに貼るコツですが、編成内に複数存在する
スロネから作業を始め、シールの構成や切り出し方法のなど、
その取り扱いに習熟してからスロネフやカハフ、マシへと作業を
進めてゆくときれいに貼ることが出来ると思います(スロネに
関してはひたすら根気との戦い・・・)。

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カハフ26屋根上墨入れ


後編へつづく

※後編は近日掲載予定です。


最後までお読み頂きありがとうございました。
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category: お客様より

Posted on 2016/11/09 Wed.   edit  |  tb: 0   cm: 0