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メイクアップシール「885系」発売開始! そして次回は… 


前回、そして前々回と詳報お届けしてきましたメイクアップシール
「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州」ですが、いよいよ本日から
店頭およびネットでの発売がスタート!

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車両は手前から1号車

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客室はもちろん、コモンスペースも再現可能

対応車両は、KATOの「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州  6両セット」
・クロハ884・モハ885(モーター車)・サハ885
・サハ885・モハ885・クモハ885


6両全車を通して近未来的且つモダンな室内インテリア、そしてそれを彩る
一種ハイソなデザイン。787系のメイクアップシール紹介の際にも述べましたが、
JR九州の車両は、アラウンド・ザ・九州に限らずまさしく「斬新」という
言葉をそっくりそのまま具現化したかのような印象を受けます。
それは単純に見えるデザインを超えて、あたかも乗車する人の車内での過ごし方
までもデザインされているかのようです。


そんな近未来的な感さえある885系アラウンド・ザ・九州の
メイクアップシール

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「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州 6両セット」¥2,520

特に今回の885系ではコモンスペースを始めとして、随所に曲面が多用されており、
メイクアップシールでも何とか曲面を視覚的にでも再現することはできないものかと、
シールのデザインに遠近法を用いてみたり、陰影で曲面を表現してみたりといった
表現方法を多様しています。

また、車内のポスターや液晶パネル、更にはトイレの設備表記といった部分も
(視認は難しいのですが)いつもの様にしっかり作り込みを行ってあります。

最後に製作室として強調したいのは、やはり2号車のギャラリースペースです。
「列車の車内にアート空間を作ってしまう」
筆者などは、もはやこの発想がアートそのものの様に思ってしまいます。
ただ、惜しむらくは2号車は模型がモーター車となっている為、他の車両よりも
シールで再現する際に高さの制限がありました。
その為、シール再現の際には泣く泣くデザインした壁面や書の一部をカット
せざるを得なかった事は唯一残念な点です。

さて、そんな2号車のギャラリーを再現したメイクアップシールでは、実車の配置とは
異なりますが、ギャラリーにて特に目を惹いた「凧」「阿蘭陀」「長崎」そして
「島原の子守唄」をリアルに再現しました。
更には、他のデッキスペースの「群青」「おくんち」「風」「大空」そして「蛇踊」も
シールデザイン化していますので、シールをご購入頂いたお客様は是非とも
それぞれの「書」をお楽しみ下さい。

前衛的なデザイン空間と調和した「和」的な室内、そして「アート」
メイクアップシール「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州」
是非、店頭もしくはネットにてお求め下さい。



そして最後に、次回発売予定のメイクアップシールのお知らせです。

お待たせいたしました!
ついにあの列車をメイクアップシール化いたします。

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そう、TOMIXのNゲージ「トワイライトエクスプレス」です!

多くのお客様からシール化のご要望を頂いておりました
「トワイライト」が満を持してのシール化です。
こちらもご期待下さい。


ホームページ>>

   

category: 885系アラウンド・ザ・九州

Posted on 2013/11/11 Mon.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

885系(1次車)アラウンド・ザ・九州詳報2 

前回に続いて「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州」
4号車から順に各車両を紹介していきたいと思います。

4・5・6号車は自由席で、ベンチのあるコモンスペースや
男女各トイレ、自動販売機などがデッキにあるのが特徴です。
◎4号車 サハ885-7◎
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デッキ部分は6号車とほぼ共通で男女トイレにコモンスペースが特徴

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左:6号車 右:4号車   4号車と6号車ではコモンスペースにある
大きな窓の位置が違うのでそれに合わせて壁面を調節してある。


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トイレの内部も洗面台からトイレットペーパー、くず入れまで徹底してデザイン。
実車の照明部分も灯りがついているようにデザインしています。


◎5号車 モハ885-7◎
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デッキ部分は自動販売機などがあり他の車両とは少し異なる形状をしている。

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壁に設置されたブルーリボン賞の受賞プレートやイラストポスターも再現しています。


◎6号車 クモハ885-7◎
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4号車・5号車・6号車の自由席は、リニューアル時に
それまで1~3号車までと同じ本革だった座席を
布製のものに変更しました。

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自由席の座席は3種類の柄が基本となっており、メイクアップシールでは
3種類の柄を組み合わせ6パターンの座席の柄を実車に忠実に再現。


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模型の成型にもきっちりフィットする採寸デザインが起こしてある。


実車の座席の地の色は全体的にくすんだ黒に近い色をしていますが、
メイクアップシールでは模型に貼付した際にメリハリが
付くよう、あえてやや明るめの色合いを採用しています。



メイクアップシール「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州」
近日発売予定です。お楽しみに。


   >>>ホームページ


   

category: 885系アラウンド・ザ・九州

Posted on 2013/11/09 Sat.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

885系(1次車)アラウンド・ザ・九州詳報1 


お待たせしました!先週お伝えしたメイクアップシール
「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州」がついに完成!

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早速今回から3回に分けて、メイクアップシール「885系(1次車)
アラウンド・ザ・九州」の詳報をお届けしたいと思います。

今日はグリーン車のある1号車から2号車、3号車と号車順に
各車両を紹介していきます。


◎1号車 クロハ884-7◎
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グリーン室・デッキ・指定席と床が全て異なっている。

1号車の特徴は何と言ってもグリーン車。
座席はそれぞれ独立しており実質一人がけ状態でゆったりと座る事が
できます。また、天然木を使用した床のフローリングは随所にバランスよく
色の濃い板を入れることで品のいいアクセントとなり、本革使用の
座席と相まって遊び心のある空間が広がっています。
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喫煙スペースでもあるサービスコーナーも完全再現。奥側はトイレ。

壁面にも木材が多用され、質の高い雰囲気を感じさせます。
グリーン室入口から客室まで短いアプローチ部分があり、
ここに専用のサニタリーとサービスコーナーがあります。
メイクアップシールではもちろん再現可能です。
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◎2号車 モハ885-11(モーター車)◎
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2号車でのメインは何と言ってもデッキに備えられた大型の
ギャラリーコーナー。今回の車両は1次車ということですので
実車に合わせて「墨書」を再現してあります。
また、カーブを描いた大型の女性・車椅子用の多目的トイレも
苦心の末に何とか完成しました。

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床も実車に忠実にデザイン。トイレの中はグレーの床となっている。

模型の成型上せっかくのデザインがほぼ半分以下に
なってしまいましたが、雰囲気としては上々?
電話ボックスと携帯電話ボックスももちろん再現可能です。
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向かって左側の電話ボックスの中は公衆電話が設置されている。


◎3号車 サハ885-107◎
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ミニショップがある3号車。ショーケースの中にはジュースや
グッズが陳列されています。
そして実は墨書があるのは2号車のギャラリーコーナーだけ
ではありません。
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グリーン車では全体的に明るめの木目が基本になっていましたが、
その他の車両では逆に暗めのフローリングを基調にしています。
また、車両の真ん中あたりでデザインを少し変えるという遊び心も見えます。

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他の号車にもゴミ箱の上などに墨書が!


さて、今回の車両はリニューアル版ですが、1号車から3号車の
グリーン席・指定席はこれまで通り本革製の座席を使用されて
いますのでそれに合わせてデザインしています。

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グリーン車と指定席ではデザインが異なっています。
2号車はモーター車ですので小さいですが、模型にピッタリ
フィットするように指定席座席のデザインがしてあります。

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指定席座席 右:モーター車指定席座席

また、デッキと客室を仕切るガラス戸は間に「和紙」を挟みこみ、
独特な半透明感を演出してありますが、その模様も1号車と
その他の車両では多少異なっています。
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1号車はドットの入った模様が入っている。


次回は4号車・5号車・6号車と続きます。
お楽しみに。

>>>ホームページ


   

category: 885系アラウンド・ザ・九州

Posted on 2013/11/08 Fri.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

新メイクアップシール「885系 アラウンド・ザ・九州」! 


お待たせいたしました!
本日の富塚通信は、メイクアップシール新商品速報です。

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885系(1次車)アラウンド・ザ・九州

次回のメイクアップシールは、今年の9月にKATOより発売されました
「885系(1次車)アラウンド・ザ・九州 6両セット」に対応した
メイクアップシールを発売いたします。

今年の2月に、メイクアップシールでも787系の「アラウンド・ザ・九州」を
シール化していますので、885系も「アラウンド・ザ・九州」つながりで
シール化するのでは?と、予想されていたお客様もいらっしゃったのでは
ないでしょうか。

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「787系 アラウンド・ザ・九州 6両セット」¥2,940 好評発売中!



さて、今回の885系「アラウンド・ザ・九州」ですが、模型のプロトタイプが
2000年から「白いかもめ」として活躍を始めた1次車となっています。

ボディの方は、2010年頃より運用上の効率化を図るためにボディラインを
青色へと塗り直し、ボディ車体のロゴを「アラウンド・ザ・九州」仕様に
変更したタイプの車体です。

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885系の設計指針は、JR九州が以下の4点を挙げています。

1:列車の速度向上を目的とした曲線通過性能(振り子式)
2:スピード感あふれるエクステリアデザイン
3:静かで落ち着いた客室空間、車内の快適さの追求
4:環境負荷の軽減

車体は難しい言葉を使うと、大形中空アルミ押出型材をFSW接合した
ダブルスキン構造のアルミ合金製で、先頭車の前面は3次局面が綺麗に
成型されています。

個人的な主観では、スピード感あふれるエクステリアデザインかどうかは
微妙なところなのですが、前面部の鼻の下にあるスカート(?)部分が
とても魅力的に見えます。

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左:丸みを帯びた先頭 右:2010年以降はアラウンド・ザ・九州として活躍中

そんな885系のインテリアですが、これまたJR九州の名に恥じない
独創的且つモダンな内装デザインとなっています。グリーン車を始め、
1~3号車までは本皮革張りの座席。自由席も布の柄パターンが
3種類もあります。

また、各車両に広く設けられたコモンスペースが、設計指針に設けられた
「車内の快適さの追求の結果」にもたらしている効果はとても大きなものが
あります。
模型の車両では、コモンスペース部分は何も成型されていませんが、
メイクアップシールでは、いつも通りオリジナル加工で各車両に設けられた
スペースを再現できるように製作中です。

特に、2号車に設けられたギャラリーコーナーの墨書は、かなりリアルに
再現しています。更に、落ち着きのある客室内の床や壁面はもとより、
デッキ等のコモンエリアの近未来的な内装を的確に再現中です。
作業自体は既に計測作業を終え、大方のシールのデザイン製作も終わって
いますので、近いうちに「メイクアップシール」として皆様にお届けする
ことが出来るかと思います。

尚、シール発売に合わせて、今後、富塚通信では885系の詳報を随時お伝え
していきますので、ご期待ください。

ホームページ>>
 

category: 885系アラウンド・ザ・九州

Posted on 2013/10/27 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 0