メイクアップシール~(HO)国鉄583系~
───────────────────────────
コラム:1「初めて583系が目の前を走り過ぎた日」
筆者は、いわゆる「こだま型」電車を幼少の頃から敬愛している。
そんな筆者は中学生のころ、仙台に住んでいたこともあり、
485系電車を眺めに仙台車両センターによく通ったものだった。
ある日、いつものように485系電車を見に行くと、見慣れない
電車が高速で私の前を通過していった。後から調べてみると、
その電車が583系の下り「はつかり」であった事が分かった。

クハネ581
485系ボンネットとは、また対照的なフォルムを持つ583系は、
当時の私にとって受け入れられない存在でもあったが、
落ち着いた青15号とクリーム1号の配色で身を包み、運転席
窓の下に煌めくJNRのロゴ。そして寝台特急として初の120km/h
運転の実現と、その姿とスピード感は新たな時代の特急電車の
風格を備えていた事は否定のしようがない事実でもあった…
(コラム2へと続く)
───────────────────────────
さて、本日の富塚通信は学生時代の筆者の目の前に颯爽と現れて、
鮮烈な印象を残した「583系電車」対応のメイクアップシールに
ついてご紹介します。
尚、583系のメイクアップシールはKATOのNゲージ対応の製品も
ありますが、今回はTOMIXのHOゲージ対応製品を取り上げます。
まず、メイクアップシールでは20種類もの文字と絵柄の
ヘッドマークシールを収録。

1967年(昭和42年)、直流・交流60Hzに対応した581系が誕生し、
翌1968年(昭和43年)には直流・交流50/60Hzという3電源方式に
対応の583系が登場。東北本線や北陸本線でも運行が始まります。
583系の最大の特徴は、昼間はボックスタイプの座席車として運行、
夜間になると三段ベッドの寝台車による運用と昼夜どちらでも営業
出来る車両だったこともあり、ヨンサントオのダイヤ改正では、
「明星」「金星」「つばめ」「はと」「きりしま」「しおじ」「有明」「しらさぎ」
「なは」「彗星」「雷鳥」「日輪」といった多くの優等列車にされます。
また、シールに収録のヘッドマークでは、1978年頃の
「はつかり」「はくつる」「ゆうづる」「みちのく」をはじめ、
「しらさぎ」や「ひばり」などを再現出来ます。
「クハネ583・モハネ583」
B寝台車兼普通車。昼行運用時は4人掛ボックスシート
として使用。ボックスシートの天井部分に中段・上段寝台を
格納してありました。寝台状態は線路方向に人が寝る形に
なるプルマンスタイルを採用。

クハネ583

クハネ581にも対応
パッケージではクハネ583だけではなく、クハネ581にも
対応しています。
これによりTOMIXの品番:HO-019「国鉄 583系 特急電車
(クハネ583)基本セット」だけではなく、品番:HO-018の
「国鉄 583系 特急電車(クハネ581)基本セット」でも
お使いいただけます。




モハネ583
実車では昼行用と夜行寝台用のベッドをどのように収納、
展開するか相当頭を絞ったようです。HOゲージの模型では
昼行仕様のボックスシートでの再現となります。
寝台でも併用するということで、ボックスサイズにはゆとりがあり、
クッションも厚めの作りになっていましたが、リクライニング
機能はありませんでした。
「サロ581」

サロ581
運用線区によってグリーン車の連結は必要不可欠という事で
誕生したサロ581。
客室部分はサロ481を踏襲しているのだが、他の寝台機能を
持つ車両と車高を揃えたことで、天井が高くなっています。


サロ581の座席もサロ481と同じR27シートが採用されて
いました。尚、トイレの設置については、一方の車端に
和式と洋式のものをそれぞれ配置することに。
「サシ581」

サシ581
サシ581もサロ581と同様に、サシ481が車両のベースに
なっています。






食堂は4人掛のテーブルが10脚備えられ、跳ね上げ式の
ものが採用されています。シールでは赤色と黄色の座席が
交互に並ぶようにデザインしました。
また、厨房はお馴染みのコンロに流し台、冷蔵庫や食材
置き場などが再現出来ます。尚、本車両は厨房従業員が
仮眠に出来るように車販準備室が広めになっているのも
特徴です。
「寝台再現」について

寝台再現
別売のメイクアップシール「国鉄 583系 寝台カーテン・
ブラインドセット 11両」には、各種ブラインドシールの
他に、クハネやモハネの寝台状態を再現出来る、寝台
ベッド再現シールや仕切りカーテンが付属しています。


寝台ベッド再現
寝台ベッドの再現方法は付属の角棒を模型に接着して、
専用のベッドシールを貼るだけです。

ボックスシートシール 左:昼行用 右:寝台用
ボックスシートのシールは昼行用と寝台用でシールを
作り分けてあります。寝台用のシールには夜間の読書灯も。
窓ガラス用のブラインドはベネシャンブラインド。


左:仕切りカーテンと寝具 右:ベネシャンブラインド
寝台ベッドの再現と併用する寝台用仕切りカーテンと
寝具シールも付属。寝具はベッドの上に、仕切り
カーテンは通路側に接着するだけで、ボディを被せると
あたかも夜行寝台の車内に早変わり。

尚、「寝台カーテン・ブラインドセット」には寝台再現
状態のボックスシート用シールが印刷されています。
他の「583系」基本・増結・単品セットのボックスシート用
シールは昼行用のデザインとなっていますので、寝台再現を
する場合は、予め「寝台カーテン・ブラインドセット」を
お求めいただき、他のパッケージと併用しながら作業を
行っていただく必要があります。
TOMIXのHOゲージ「国鉄 583系 特急電車」対応
メイクアップシール

「国鉄 583系 特急電車 基本セット4両」8,580円
(品番:TM-TH016)
「国鉄 583系 特急電車 増結セット4両」8,580円
(品番:TM-TH017)
「国鉄 583系 特急電車 単品セット3両」8,140円
(品番:TM-TH018)
「国鉄 583系 寝台カーテン・ブラインドセット11両」4,180円
(品番:TM-TH019)
(※販売価格は、2022年11月時点のものです)
─────────────────────────
それぞれのパッケージの対応模型は下記の通りです。
◎「国鉄 583系 特急電車 基本セット 4両」
品番:HO-019「国鉄 583系 特急電車(クハネ583)
基本セット」若しくは、品番:HO-018「国鉄 583系
特急電車(クハネ581)基本セット」
◎「国鉄 583系 特急電車 増結セット4両」
品番:HO-020「国鉄 583系 特急電車 増結セットM」
品番:HO-021「国鉄 583系 特急電車 増結セットT」
◎「国鉄 583系 特急電車 単品セット3両」
品番:HO-359「国鉄電車 サハネ581形」
品番:HO-360「国鉄電車 サロ581形」
品番:HO-361「国鉄電車 サシ581形」
◎「国鉄 583系 寝台カーテン・ブラインドセット11両」
上記の基本4両・増結4両・単品3両すべての車両
─────────────────────────
臨時列車として残っていた車両も2017年をもって完全に引退と
なってしまいましたが、583系は電車は昼夜特急という世界でも
類を見ない独創的な車両として語り継がれることでしょう。
昼行用再現はもちろん、寝台状態のB寝台の再現も
TOMIX用HOゲージ対応メイクアップシール「583系」
各パッケージで、是非お楽しみください。
───────────────────────────
コラム:2「583系急行格下げへの思い」
…その後、社会人となった筆者はたびたび、常磐線や東北本線を
利用するようになり、「ゆうづる」「はくつる」に「ひばり」と
いった583系の列車に乗車する機会が増えた。そうした事もあって、
気付かぬ内に583系に愛着を持つようにもなっていた。
そんな私にとっては新時代の寝台特急となった583系だが、
昼夜行特急という過酷なダイヤと運用方法から車体の損耗は著しく、
他方ボックスシートの不人気といった理由から、583系の華々しい
活躍の期間はそれほど長いものとはならなかった。
その登場時から特急の481系を次々と凌駕し、全国で活躍する
583系の絶頂期までを知っている筆者にとって、特急からの急行への
格下げには一抹の寂しさを覚えたものだった。
「きたぐに」や「急行津軽」などの急行へ格下げされる前、出来ること
ならば急行として長く活躍してほしいと思う反面、特急の威厳を
保ったまま引退をと願ってしまったのは筆者だけなのだろうか。
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コラム:1「初めて583系が目の前を走り過ぎた日」
筆者は、いわゆる「こだま型」電車を幼少の頃から敬愛している。
そんな筆者は中学生のころ、仙台に住んでいたこともあり、
485系電車を眺めに仙台車両センターによく通ったものだった。
ある日、いつものように485系電車を見に行くと、見慣れない
電車が高速で私の前を通過していった。後から調べてみると、
その電車が583系の下り「はつかり」であった事が分かった。

クハネ581
485系ボンネットとは、また対照的なフォルムを持つ583系は、
当時の私にとって受け入れられない存在でもあったが、
落ち着いた青15号とクリーム1号の配色で身を包み、運転席
窓の下に煌めくJNRのロゴ。そして寝台特急として初の120km/h
運転の実現と、その姿とスピード感は新たな時代の特急電車の
風格を備えていた事は否定のしようがない事実でもあった…
(コラム2へと続く)
───────────────────────────
さて、本日の富塚通信は学生時代の筆者の目の前に颯爽と現れて、
鮮烈な印象を残した「583系電車」対応のメイクアップシールに
ついてご紹介します。
尚、583系のメイクアップシールはKATOのNゲージ対応の製品も
ありますが、今回はTOMIXのHOゲージ対応製品を取り上げます。
まず、メイクアップシールでは20種類もの文字と絵柄の
ヘッドマークシールを収録。

1967年(昭和42年)、直流・交流60Hzに対応した581系が誕生し、
翌1968年(昭和43年)には直流・交流50/60Hzという3電源方式に
対応の583系が登場。東北本線や北陸本線でも運行が始まります。
583系の最大の特徴は、昼間はボックスタイプの座席車として運行、
夜間になると三段ベッドの寝台車による運用と昼夜どちらでも営業
出来る車両だったこともあり、ヨンサントオのダイヤ改正では、
「明星」「金星」「つばめ」「はと」「きりしま」「しおじ」「有明」「しらさぎ」
「なは」「彗星」「雷鳥」「日輪」といった多くの優等列車にされます。
また、シールに収録のヘッドマークでは、1978年頃の
「はつかり」「はくつる」「ゆうづる」「みちのく」をはじめ、
「しらさぎ」や「ひばり」などを再現出来ます。
「クハネ583・モハネ583」
B寝台車兼普通車。昼行運用時は4人掛ボックスシート
として使用。ボックスシートの天井部分に中段・上段寝台を
格納してありました。寝台状態は線路方向に人が寝る形に
なるプルマンスタイルを採用。

クハネ583

クハネ581にも対応
パッケージではクハネ583だけではなく、クハネ581にも
対応しています。
これによりTOMIXの品番:HO-019「国鉄 583系 特急電車
(クハネ583)基本セット」だけではなく、品番:HO-018の
「国鉄 583系 特急電車(クハネ581)基本セット」でも
お使いいただけます。




モハネ583
実車では昼行用と夜行寝台用のベッドをどのように収納、
展開するか相当頭を絞ったようです。HOゲージの模型では
昼行仕様のボックスシートでの再現となります。
寝台でも併用するということで、ボックスサイズにはゆとりがあり、
クッションも厚めの作りになっていましたが、リクライニング
機能はありませんでした。
「サロ581」

サロ581
運用線区によってグリーン車の連結は必要不可欠という事で
誕生したサロ581。
客室部分はサロ481を踏襲しているのだが、他の寝台機能を
持つ車両と車高を揃えたことで、天井が高くなっています。


サロ581の座席もサロ481と同じR27シートが採用されて
いました。尚、トイレの設置については、一方の車端に
和式と洋式のものをそれぞれ配置することに。
「サシ581」

サシ581
サシ581もサロ581と同様に、サシ481が車両のベースに
なっています。






食堂は4人掛のテーブルが10脚備えられ、跳ね上げ式の
ものが採用されています。シールでは赤色と黄色の座席が
交互に並ぶようにデザインしました。
また、厨房はお馴染みのコンロに流し台、冷蔵庫や食材
置き場などが再現出来ます。尚、本車両は厨房従業員が
仮眠に出来るように車販準備室が広めになっているのも
特徴です。
「寝台再現」について

寝台再現
別売のメイクアップシール「国鉄 583系 寝台カーテン・
ブラインドセット 11両」には、各種ブラインドシールの
他に、クハネやモハネの寝台状態を再現出来る、寝台
ベッド再現シールや仕切りカーテンが付属しています。


寝台ベッド再現
寝台ベッドの再現方法は付属の角棒を模型に接着して、
専用のベッドシールを貼るだけです。

ボックスシートシール 左:昼行用 右:寝台用
ボックスシートのシールは昼行用と寝台用でシールを
作り分けてあります。寝台用のシールには夜間の読書灯も。
窓ガラス用のブラインドはベネシャンブラインド。


左:仕切りカーテンと寝具 右:ベネシャンブラインド
寝台ベッドの再現と併用する寝台用仕切りカーテンと
寝具シールも付属。寝具はベッドの上に、仕切り
カーテンは通路側に接着するだけで、ボディを被せると
あたかも夜行寝台の車内に早変わり。

尚、「寝台カーテン・ブラインドセット」には寝台再現
状態のボックスシート用シールが印刷されています。
他の「583系」基本・増結・単品セットのボックスシート用
シールは昼行用のデザインとなっていますので、寝台再現を
する場合は、予め「寝台カーテン・ブラインドセット」を
お求めいただき、他のパッケージと併用しながら作業を
行っていただく必要があります。
TOMIXのHOゲージ「国鉄 583系 特急電車」対応
メイクアップシール

「国鉄 583系 特急電車 基本セット4両」8,580円
(品番:TM-TH016)
「国鉄 583系 特急電車 増結セット4両」8,580円
(品番:TM-TH017)
「国鉄 583系 特急電車 単品セット3両」8,140円
(品番:TM-TH018)
「国鉄 583系 寝台カーテン・ブラインドセット11両」4,180円
(品番:TM-TH019)
(※販売価格は、2022年11月時点のものです)
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それぞれのパッケージの対応模型は下記の通りです。
◎「国鉄 583系 特急電車 基本セット 4両」
品番:HO-019「国鉄 583系 特急電車(クハネ583)
基本セット」若しくは、品番:HO-018「国鉄 583系
特急電車(クハネ581)基本セット」
◎「国鉄 583系 特急電車 増結セット4両」
品番:HO-020「国鉄 583系 特急電車 増結セットM」
品番:HO-021「国鉄 583系 特急電車 増結セットT」
◎「国鉄 583系 特急電車 単品セット3両」
品番:HO-359「国鉄電車 サハネ581形」
品番:HO-360「国鉄電車 サロ581形」
品番:HO-361「国鉄電車 サシ581形」
◎「国鉄 583系 寝台カーテン・ブラインドセット11両」
上記の基本4両・増結4両・単品3両すべての車両
─────────────────────────
臨時列車として残っていた車両も2017年をもって完全に引退と
なってしまいましたが、583系は電車は昼夜特急という世界でも
類を見ない独創的な車両として語り継がれることでしょう。
昼行用再現はもちろん、寝台状態のB寝台の再現も
TOMIX用HOゲージ対応メイクアップシール「583系」
各パッケージで、是非お楽しみください。
───────────────────────────
コラム:2「583系急行格下げへの思い」
…その後、社会人となった筆者はたびたび、常磐線や東北本線を
利用するようになり、「ゆうづる」「はくつる」に「ひばり」と
いった583系の列車に乗車する機会が増えた。そうした事もあって、
気付かぬ内に583系に愛着を持つようにもなっていた。
そんな私にとっては新時代の寝台特急となった583系だが、
昼夜行特急という過酷なダイヤと運用方法から車体の損耗は著しく、
他方ボックスシートの不人気といった理由から、583系の華々しい
活躍の期間はそれほど長いものとはならなかった。
その登場時から特急の481系を次々と凌駕し、全国で活躍する
583系の絶頂期までを知っている筆者にとって、特急からの急行への
格下げには一抹の寂しさを覚えたものだった。
「きたぐに」や「急行津軽」などの急行へ格下げされる前、出来ること
ならば急行として長く活躍してほしいと思う反面、特急の威厳を
保ったまま引退をと願ってしまったのは筆者だけなのだろうか。
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category: (HO)583系
メイクアップシール ~(HO)「583系 特急電車」発売開始~
先日、先行予約販売の受付を開始しましたTOMIX(HO)「583系」
メイクアップシール、いよいよ本日、2016年4月16日(土)より
店頭での通常発売がスタート!
前回の富塚通信では、583系の「基本」「増結」「単品」各セットの
詳報をお届けしました。
そして今回は、「583系」店頭発売のご案内と合わせ、専用の
「寝台カーテン・ブラインドセット」の情報もご紹介します。
本「583系 寝台カーテン・ブラインドセット」は、商品名の通り
窓ガラス用のベネシャンブラインドと、寝台仕様を再現する為の
寝台カーテンに寝具等の寝台再現用のシールをパッケージ。
対応車両は、「基本」「増結」「単品」各パッケージ全11両分
すべての車両に対応となっています。


左:ベネシャンブラインド 右:夜行用に寝台ベッドを再現
パッケージに付属の角棒で補強し、専用のベッドシールを貼るだけで
583系寝台ベッドの完成です。
また、座席背ずりのシールデザインは、寝台ベッド仕様のデザインと
なっています。
※「基本」「増結」「単品」各セットパッケージに含まれている座席
背ずりシールは昼行用のデザインとなっていますので、もし583系を
寝台再現される場合は、「583系 寝台カーテン・ブラインドセット」の
座席背ずりシールをご使用ください。

クハネ583 寝台ベッド・寝台カーテン仕様
寝台ベッドを作成したら、各仕切りカーテンを任意で接着します。


左:仕切りカーテン 右:寝具もしっかりご用意
寝台ベッド用の仕切りカーテンを通路側の座席側面に接着し、
さらに備え付けの寝具セットで寝台仕様の車内を再現頂けます。
前回の富塚通信にて583系が昼夜兼用仕様であることの革新性を
少しばかりご紹介しましたが、現実の583系では座席と寝台を
切り替えるのに、かなりの負担を伴っていたようです。
さらには座席車扱いで夜行に充てられた列車の座席を、勝手に
寝台に組み直してしまう乗客が後を絶たなかったとか何とか…
そんな懐かしい(?)昼行・夜行対応電車特有のエピソードを
残してきた583系。
メイクアップシールでは、昼行用の「基本」「増結」「単品」、
そして寝台再現もお楽しみ頂ける「583系 寝台カーテン・ブラインド
セット」で、簡単に夜行用の寝台仕様の車内を再現頂く事が出来ます。

「(HO)国鉄 583系 特急電車 基本セット 4両」 ¥7,800(税別)
「(HO)国鉄 583系 特急電車 増結セット 4両」 ¥7,800(税別)
「(HO)国鉄 583系 特急電車 単品セット 3両」 ¥7,400(税別)
「(HO)国鉄 583系 寝台カーテン・ブラインドセット 11両」 ¥3,800(税別)
(※販売価格は、2016年4月時点のものです)
現在、JR東日本では秋田車両センターに所属し、団体列車で運用されて
いる583系。
先日、当店のお客様より「無事に秋田総合車両センターで全検、要検を通り
床下機器も黒色塗装にもどりオリジナルに、それにしても最後はB寝台車に
なろうとは!」というお喜びのお便りを頂戴しました。
583系の登場は1968年ですから、今年で既に48年の歳月が経った計算です。
当然多数製造された車両ですので車両によって製造年月日は違いますが、
それでもざっと40年以上は走り続けていることになります。
もちろん列車自体もすごいのですが、これだけの長い年月、車両の保守・
メンテの技術を継承されている技術者の方にも頭が下がる思いです。
さて、「583系」としましては、この度発売の(HO)「583系」の他に、
KATO(Nゲージ)対応の「583系」メイクアップシールもご用意しております。

「583系 13両セット」¥6,200(税別)
こちらのパッケージは、「583系 6両基本セット」「583系 モハネ2両増結セット」
×2セット分、そして「583系 3両増結セット」計13両分が1パッケージとなって
います。そしてHOゲージ「583系」パッケージ同様、座席・寝台どちらの車内も
再現頂けるシール構成です。
詳しくは下記の詳細ブログをご覧ください。
「メイクアップシール「583系」発売開始!」
それでは、「583系」対応メイクアップシール新製品、TOMIX(HO)「583系」、
またKATO(N)「583系」用メイクアップシールで、室内内装をお愉しみ下さい。
category: (HO)583系
メイクアップシール~(HO)583系 詳報~
◎(HO)「583系」メイクアップシール、販売価格も正式に決定!
そこで本日より、メールにて先行予約販売の受付をスタートさせて頂きます!◎
本日の富塚通信はもう間もなく発売、TOMIX(HOゲージ)対応
「国鉄 583系 特急電車」メイクアップシールの詳報をお届けします。
1968年、東北本線の全線電化を念頭に、50Hz/60Hz両対応の
特急電車として583系が誕生しました。
夜行寝台は客車が当たり前だった当時の常識を打ち破り、「電車」として
登場した583系でしたが、昼間は座席車、夜は寝台車として日本各地で
まさしく昼夜を問わずの大活躍を見せました。
当時の電車なので、乗り心地は今一つ(?)といった声も多いようですが、
座席自体に関しては寝台としても使用する事からシートピッチも広く、
中々評判が良かったようです。
そんな「583系」対応メイクアップシールですが、今回のパッケージ
構成は次の通りです。
「HO-019:国鉄 583系特急電車基本セット」に対応した基本パッケージ、
「HO-020&021:国鉄 583系特急電車増結セットM+T」用の増結パッケージ、
そして、「HO-359:国鉄電車 サハネ581形」「HO-360:国鉄電車 サロ581形」
「HO-361:国鉄電車 サシ581形」各単品車両に対応した単品パッケージの
トータル11両に対応した3パッケージ構成となります。
そして、上記11両分に対応した専用の「寝台カーテン・ブラインド」パッケージも
もちろんご用意!
現在の進捗としましては、全車両のシール製作が終わり、各車両の
マニュアル作りを行っています。
そこで今回は、発売目前583系詳報として、メイクアップ済みの
各車両を一挙にご紹介させて頂きます。
先ずは基本セットの「クハネ583」

クハネ583



ゆったりシートピッチの座席


さて、今回のメイクアップシールは前述の通り、「品番:HO-019」の
583系をシール化しておりますが、TOMIXからは、「品番:HO-018」の
581系もリリースされています。
こちらのセットはクハネが583ではなく、クハネ581が2両の構成です。
今回のメイクアップシールでは、公式では583系準拠ですが、581系の
模型をお求めのお客様にも対応出来るよう、分売パーツを使って
クハネ581もシール化を行いました。

クハネ581
メイクアップシールではクハネ583をベースに、クハネ581と模型形状の
異なる部分だけ、クハネ581用のシールを追加してあります。これで、
「品番:HO-018 国鉄 583系特急電車(クハネ581)基本セット」を
お持ちのお客様も、模型セットの4両をメイクアップ頂くことが出来ます。


クハネ583と異なる車両先頭部分
さて、次は基本セットと増結セットに入っているモハネ582

モハネ582


乗降口側デッキ


洗面、トイレ設備
モハネ582と形状の似ているモハネ583

モハネ583


乗降口側デッキ


クハネとモハネ582、583と座席は同じですが、両車端のデッキ
部分等、違いを作り分けてあります。尚、増結パッケージの4両は、
先のモハネ582車両が2両分、そしてモハネ583車両が2両分の
計4両パッケージとなっています。
ここからは単品車両の紹介ですが、サハネ581はモハネ583と
共通となっていますので、ここではサロ581とサシ581の2両を
ご紹介します。
グリーン座席車サロ581

サロ581


乗降口側デッキ


サロ座席 前面と背面(R27座席を忠実に再現)


サロ座席 側面と右側はシールを貼る前の座席
シールを貼るのに少しテクニックが要りますが、
座席の下まで床シールを作成しました。


洗面、トイレ設備
サロ581は他の車両と明らかに異なりデザインチックな座席成形と
なっており、シール化が難しかった部分でもあります。
前面、側面、背面とシール化を行ってありますが、模型の形状的に
シールが剥がれやすい箇所ですので、作業の際はしっかりと
透明のゴム系接着剤等で補強をお勧めします。
583系、最後の車両サシ581食堂車です。

サシ581

メイクアップ前の元々の車両
メイクアップ前の車両とメイクアップ後の車両ではかなり
インパクトが異なるのではないでしょうか。
さて、食堂車の成形についてですが、そこは流石HOゲージ。
サロ同様にこちらも中々凝ったデザインのテーブルとなって
います。そんな食堂車をいつも通り、厨房も含めて完全に
シール化しました。


食堂側デッキ入口


座席と厨房カウンター

厨房側通路



厨房内
本日は、「583系特急電車」メイクアップシール詳報として、
クハネ583(581)、モハネ582・583、サロ581、そしてサシ581の
各車両のメイクアップ情報をお届けしました。
これらを再現できるメイクアップシールセットは下記の通りです。
「(HO) 国鉄 583系 特急電車 基本セット 4両」 ¥7,800(税抜)
「(HO) 国鉄 583系 特急電車 増結セット 4両」 ¥7,800(税抜)
「(HO) 国鉄 583系 特急電車 単品セット 3両」 ¥7,400(税抜)
「(HO) 国鉄 583系 寝台カーテン・ブラインドセット 11両」 \3,800(税抜)
(※販売価格は、2016年4月時点のものです)
ご予約いただいたお客様より、店頭販売に合わせ順次ご注文の品を
お送りさせて頂きます。
ご注文方法に関しましては、当店ホームページをご確認いただき、
メールにてご注文ください。
尚、次回の富塚通信では、専用の「寝台カーテン・ブラインドセット」で再現できる
583系ならではの仕掛け及び、店頭販売に関する情報をお届け予定です。
乞うご期待ください。
category: (HO)583系
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