メイクアップシール「HB-E300系リゾートしらかみ(青池編成)」発売中
先日(2022年9月27日)、KATOより「HB-E300系リゾートしらかみ
(青池編成)4両セット」が再販されました。
現行のHB-E300系「リゾートしらかみ」青池編成は、2010年
(平成22)12月4日に運行を開始した東北新幹線と同年10月に
投入された2代目となります。

「リゾートしらかみ」には「青池編成」の他に、「橅編成」と
「くまげら編成」のバリエーションがあり、上りと下りそれぞれ
1本ずつが運行中です。
どの編成も4両編成となっており、1・4号車には展望室、2号車は
半個室ボックス席、3号車には各種イベント催事用のスペースが
確保されています。
「1号車HB-E301-1」

1号車HB-E301-1
運転席スペースの直ぐ後ろ側が展望スペースになっています。
床面は4両とも木板調となっており、その他の壁面も木材が
ベースに使用されています。


座席は現代的なモダニズムを感じる意匠のデザインとなって
いますが、実はこの座席、お仲間の「あすなろ」や「ふるさと」でも
お目にかかる事が出来ます。
ですので、JR東日本としては特別に「しらかみ」というわけではなく、
モケット生地を含め、「リゾート」を表現した座席なのだと思われます。


「2号車HB-E300-101」

2号車HB-E300-101
2号車は座席ではなく、唯一のボックスシート車両となっています。
大きなテーブルを中心に2人ずつ向かい合う形の広々とした
ボックスシート。特徴的な構造ながら、インテリアデザインは他の
号車との統一感が図られています。


「3号車HB-E300-1」

3号車HB-E300-1
イベントスペースでは旅行が楽しくなるような人形芝居や語りべの実演、
または津軽三味線の演奏が模様されます。
“のってたのしい列車”というコンセプトをまさに体現する取り組みです。


イベントスペースの反対側は荷物置き場やトイレなどのサニタリー
スペースとなっており、付属のプラバン加工で一部を再現できます。
「4号車HB-E302-1」

4号車HB-E302-1
1号車と似た車内となっていますが、1号車では車端部分に
トイレ等が設えられているのに対し、4号車は乗降口だけの
構造になっています。






左:1号車運転台 右:2号車ボックス席


左:3号車座席 右:3号車イベントスペース
KATOの品番:10-1367「HB-E300系 リゾートしらかみ(青池編成)4両セット」
対応のメイクアップシール好評発売中!

「HB-E300系リゾートしらかみ(青池編成)4両セット」3,740円
(品番:TM-KN134)
(※上記販売価格は、2022年10月時点のものです)
車内は沿線の木材がメインに使用されており、車窓に見える景色と相まって
寛ぎの空間が広がります。
“のってたのしい列車”リゾートしらかみ青池編成の車内再現を、メイクアップ
シールでも是非お楽しみください!
category: HB-E300系リゾートしらかみ
メイクアップシール詳報2~リゾートしらかみ(青池編成)~
本日の富塚通信は、前回に引き続きメイクアップシール
HB-E300系「リゾートしらかみ」(青池編成)の詳報第2弾。
3号車と4号車の詳報をお届けします!
◎3号車 HB-E300-1◎



イベントスペースの座席はもちろん、壁備え付けの飲み物置きや
テーブルもデザイン。また、前々回にブログをアップした後、
これはどうもリアルな立体感が少々劣るのではというスタッフの
意見に基づき、もう一度座席に関してのみデザインを見直しました。
その結果、本採用した座席のデザインは以前アップした座席シールよりも
デザインがより細かくリアルになりました。


荷物置きや通路ドア、トイレやゴミ入れなどもデザイン。


プラバン加工でトイレや棚を再現することで、
乗車口窓からも壁のデザインが見えます。
◎4号車 HB-E302-1◎



展望ラウンジは各座席もそれぞれ再現してあります。
後方の荷物棚なども、各車両の特徴に合わせて作り分けています。
実は3号車と4号車、見た目にはほとんどわかりませんが、
微妙に座席の高さが違っています。異なっていることが計測の際に判明。
その差異もきっちり作り分け、合うようにそれぞれデザインが起こしてあります。


左:メイクアップ済み車両 右:室内灯を入れボディをかぶせた状態
さて、前回と今回に渡りご紹介してきました「リゾートしらかみ」(青池編成)
いよいよ本日より店頭発売開始します!

「HB-E300系 リゾートしらかみ (青池編成) 4両セット」 ¥3,400(税別)
(※販売価格は、2017年2月時点のものです)

構成車両は前回と今回紹介した4両です。
観光用列車として広々とした空間レイアウトで日本海の広大な景色を
楽しめる「リゾートしらかみ」(青池編成)。
くつろぎの時間を楽しめるゆったりとした内装をぜひメイクアップシールで再現をお楽しみください。
さて、次回のメイクアップシールはTOMIX「14系「北陸」 品番:98613・品番:98614」
の登場です!現在鋭意マニュアルを製作中。どうぞご期待ください。
category: HB-E300系リゾートしらかみ
メイクアップシール速報~リゾートしらかみ(青池編成)~
本日の富塚通信は、現在制作中のメイクアップシール
HB-E300系「リゾートしらかみ」の速報をお届けします。
今回シール化を行っている「リゾートしらかみ」
もともとは、1990年に「ノスタルジックビュートレイン」の名称で運行を
スタート。その後、1997年に秋田新幹線開業に伴って眺望を意識した
当世風で云うところのクルーズトレイン「リゾートしらかみ」に名称
変更を行いました。

EB-300系 青池編成
現在の運行車両は、環境にも配慮したHB(ハイブリッド)気動車として
活躍中です。3タイプ「くまげら」「青池」「橅」編成があり、青森~秋田間を
奥羽本線・五能線経由で運行しています。
沿線には広大な日本海が広がり、ブナの原生林として自然遺産にも
登録されている白神山地など観光名所も数多くあります。
更にはこうした眺望を楽しむだけではなく、車内での津軽三味線の
生演奏や津軽弁による語りべ実演など体験型のイベントも大きな
魅力となっています。
ちなみに「くまげら」編成は2006年にデビュー、最新の「橅」編成は
2016年7月デビューとまだ1年も経っていません。
只今、シール鋭意製作中の「青池編成」は、2010年に運行を開始した
編成で、白神山地にある十二湖で最も有名な「青池」からの命名です。
4両編成で定員は142名となっています。
車内は1号車と3・4号車が普通車指定席。2号車が解放感溢れる
ボックス席です。本日の富塚通信では、詳報前の先行情報として
各車両のピックアップ写真をご紹介します。


3号車 左:イベントスペース
座席はベージュをベースにライン模様が入り、ヘッドと腰部分に赤、
座面には黒を配したモダンなデザインとなっています。


左:1号車座席 右:2号車ボックス席
左上の写真は1号車です。模型的にはモーター車となっていますので、
座席成形等が他の普通座席車両とは異なっています。
右上の写真は2号車ボックス席で、座席デザインは他の普通座席の
デザインと共通性を持っています。青池編成の中でも、注目度の高い
車両です。
個人的な意見ですが、「くまげら」「青池」「橅」各編成の中では、
「青池」編成が一番室内内装が落ち着いているように感じます。
尚、今回ご紹介しました画像ですが、実は約1週間ほど前に仕上がった
試作段階のシールデザインであり、その後、各部分に更なる作り込みを
行っております。そうした部分も、シール発売時の詳報時にご紹介して
いければと考えています。
さて、現在の進捗状況としましては、各車両のマニュアル作りを行って
いますので、発売まではあともう少しの日数が必要です。
発売日時と価格が決まり次第、富塚通信の詳報にてご案内致しますので、
HB-E300系「リゾートしらかみ」(青池編成)、どうぞご期待ください。
category: HB-E300系リゾートしらかみ
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