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昭和の情景パーツ 構内灯を光らせる 

さて、前回のブログで光るように改良したのは街路灯でしたが、駅の構内、
ヤードなどでは、街路灯ではなく構内灯を配置した方が趣がでます。

そもそも、街路灯と構内灯では光の照明効果に違いがあります。
街路灯はスポット的な照明なのに対して、構内灯は光源から全方位を光で
照らします。また、構内灯は街路灯に比べて比較的光量が強いので、
レイアウト上で街路灯と構内灯を上手に使い分けると、光のあたり方や、
強弱にメリハリがつくので、趣きある佇まいを引き立てるワンポイントには
最適だと思います。

というわけで、今回は津川洋行製のLA-21構内灯を光ファイバーで光るよう
改良してみます。先にも書いた通り、今回の構内灯製作のポイントは発光量の
強さです。従って今回は、光ファイバーを2本使って明るさの強さを表現します。
その為、パイプの径が街路灯の時よりも広いタイプのものが必要になりますが、
基本的な作業手順は街路灯との時と大体同じです。

まずは使用部品から。
電柱部
・津川洋行製 構内灯LA-21
・プラスチックパイプ(径は2.8Φ前後)
・光ファイバー(0.75mm)×2本


それでは作業に入っていきましょう。いきなりですが、津川洋行の構内灯LA-21の
先端の笠の部分と碍子の部分2箇所を切断します。

konai01.jpg


次に、5cmの長さに切ったプラスチックパイプに同じ長さの2本の光ファイバーを
通して、今切断したLA-21のパーツを接着していきます。

konai02.jpg


尚、2本の光ファイバーは揃えて、先端部分と笠の内側をゴム系接着剤で
固定します。

kozukai1.jpg

仕上げに、塗料で着色し直して完成です。

konai03.jpg

駅に設置した構内灯です。手前には前回製作した街路灯があります。
光量の違いが一目でお分かりいただけると思います。
また、トミーテックの情景コレクション「ザ・人間」など、人を構内灯の下に置くと
臨場感が出てきます。


konai04.jpg


category: 鉄道レイアウト

Posted on 2009/07/28 Tue.   edit  |  tb: 0   cm: 0