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チップLEDと光量調整、照明レイアウトのまとめ 

照明の光が彩を添える情景レイアウト。
実際の風景を観察してみると、実に様々な種類の光が情景の印象に
影響を与えている事に驚かされます。
さて、これまで光ファイバーを使って街路灯や構内灯の改良を紹介してきま
したが、工夫次第では、街路灯や構内灯以外にもこんな活用方法もあります。

laled01.jpg

写真はGREENMAXのローカル駅舎 に、街路灯の時と同じ様に光ファイバーを
使って駅の入り口の照明を発光するようにしたものです。
駅名の入った看板とその下に佇む学生が浮かび上がります。

又、駅舎の待合室の照明や、駅ホームの屋根の下を照らしたりするには、
光ファイバーではなく、チップLEDを使うとより一層効果的な演出ができます。
チップLEDは1.5~2mm位の板状になっているので、現実には蛍光灯が
設置され、ある程度広い面積が照らされている場所の表現には最適です。

laled02.jpg

今回のチップLEDもそうですし、前回の構内灯製作の時にもふれましたが、
光を活かした情景レイアウト作りのポイントは、照明器具の種類とそれぞれの
光の当たり方、光量の違いを的確に見極め、使い分けることだと思います。

そこで筆者製作のレイアウトでは、照明パーツの光量を任意にコントロール出来る
ように、パワーパックを使わずに別途12VのスイッチングACアダプタを導入して、

laled03acada.jpg

1つ1つ全てのパーツに1.5kΩ程度のボリュームを入れて、ON/OFF及び光量の
可変ができるようにしてあります(これは片切やトグルスイッチでも可能)。
但し、麦球やモーターなどLEDよりも負荷の高いものには使用できません。

laled04.jpg

この方法は、LEDの数が多くなってしまった時にも有効です。ただ今回は、予想以上
にコントロールつまみが多くなり過ぎてしまい、たまにどれが何処に繋がっているの
か分からなくなることも…。
尚、白いボックスもプラ板を使って全て自作しています。

さて、今回で光ファイバーやチップLEDを使ったレイアウトパーツ製作のブログは
一応終了です。最後に駅を中心としたレイアウトのパノラマ画像をご覧頂きたいと
思います。上の画像が無発光時。下の画像が照明をつけた状態です。
沢山の光が情景の佇まいを際立たせます。
尚、ブログ上にて製作しました街路灯や構内灯のサンプルを始め、光ファイバーや
LEDなどの電子部品も富塚商会にて取り揃えてありますので、興味のある方は声を
お掛け下さい。


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category: 未分類

Posted on 2009/07/30 Thu.   edit  |  tb: 0   cm: 0