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入手困難製品ナハ10系 特急「かもめ」後期編成のご案内 

富塚商会の富塚です。

今日のご案内はKATO ナハ10系かもめセット(基本・増結)です。

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KATO ナハ10系かもめセット

特急かもめの歴史は古く、その誕生は1937年(昭和12年)7月に東京-神戸間の東海道特急
として当時の特急燕の姉妹列車として誕生しました。戦中に一時姿を消してしまいますが、
1953年(昭和28年)初の山陽特急として京都-博多間に復活します。当初、新式の一等展望
車を連結した編成が企画されましたが、実際には二等・三等・食堂車のみの編成に落ち着き、
1956年(昭和31年)以降は44系客車から新型軽量客車10系客車に変更されました。
さて、KATO 10系かもめセットは、晩年の10系客車で編成された特急かもめを再現した製品で、
オハ二36+ナロ10+ナロ10+ナロ10+オシ17+ナハ11+ナハ11+ナハ11+ナハ11+ナハフ11の
10両がセット(基本+増結)になっています。

なお製品の大きな特徴は次の通りです。
 
● 列車端のオハニ36、ナハフ11には、点灯する「かもめ」のテールマークを装備
● 1等車を表す緑帯(ナロ10)、種別・愛称サボや表記類はもちろん、行き先サボ
   (博多行)もリアルに再現。
● テールライト/テールマーク 点灯(オハニ36、ナハフ11)
● 全車両KATOカプラーN JP(PAT. )を採用(オハニ36、ナハフ11の機関車側の
   連結部はKATOナックルカプラー)
● 付属部品(ユーザー付パーツ)・アーノルドカプラー・ドライバー

トピックス

特急かもめの牽引機は電化区間を茶色のEF58、非電化区間はC62・C59・が牽引し、
昭和36年まで山陽本線京都~博多間で活躍しました。瀬野~八本松間ではD52の
補機が連結され、峠を越えていたのが思い出されます。
かもめセットと同時に下記のかもめ牽引機もお勧めです。

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KATO EF58 初期形小窓 茶(かもめヘッドマーク付き)    
製品番号3055-1 (在庫有り)

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KATO C62 蒸気機関車 東海道型
製品番号2019-2  (在庫なし)

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マイクロエースEF10-24・4次型 銀色          
A1902 ( 在庫なし)

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KATO C57 蒸気機関車 門鉄デフ  
製品番号2013-1 (在庫有り)



☆得ダネ かもめとEF58☆

かもめのEF58の所属は浜松区と宮原区が受け持っていました。一時期、あさかぜとかもめが
共通運用された時期があり、その関係で特急色のEF58が10系茶のかもめを牽引する時期が
ありました。一見、不釣合いな印象を感じますが、実際に当時、岡山駅でこの組み合わせに
遭遇した方は、これはこれで威風堂々たる姿であったと話します。
また、逆に20系のあさかぜを茶色塗装のEF58が牽引することも当然ありました。
KATOではかもめ牽引機にEF58 初期形小窓 茶を指定していますが、宮原区EF58-150や
特急色EF58(共にKATO)もマニアックな選択ではありますが、かもめを牽引させてみたくなり
ますね。

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EF58 150 宮原運転所(かもめヘッドマークなし)    EF58 初期型小窓 特急色(かもめヘッドマークなし)
製品番号 3049-1 (在庫有り)               製品番号 3020-7 (在庫有り) 

商品をお求めの方は、ホームページをご確認下さい。
http://www7.plala.or.jp/hobby-house/

category: 鉄道模型

Posted on 2009/08/30 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 0