285系電車サンライズエクスプレス「メイクアップシール」ついに試作完成!
3月16日にKATOから285系電車「サンライズエクスプレス」が再販になりました。
これに合わせて、富塚商会オリジナルコレクション 「メイクアップシール」の
ラインアップにも285系電車「サンライズエクスプレス」が登場です!

サンライズエクスプレス285系電車は、583系以来、実に31年ぶりとなる
新型寝台電車で、二階建てのその外観とミサワホームのM-WOODによる落ち
着いたその内装は、まさに新時代の寝台列車として相応しい存在です。
今回発売の「285系サンライズエクスプレス メイクアップシール」でも、
このモダン且つ落ち着いた室内の雰囲気を余すことなく再現可能なシールに
なっています。


サンライズツインの机や、シングルツインの上段ベッド分のシールも
同梱していますので、机やベッドを角棒やプラバン等で自作して頂ければ
室内のリアルさが更に増します。


左:上段ベッド 右:シングルデラックス室内の机
また、「メイクアップシール」はメーカーオプションの照明ユニット(別売り)を
搭載した状態で、より実車に近づくよう考慮した色味になっていますので、
寝台特急列車特有の夜の走行シーンもリアルに楽しめます。


先述の通り、サンライズエクスプレスは7両中5両が2階建てで、しかも5号車の
ノビノビ座席以外は全て個室という、かなりデラックスな室内構造をしています。
その為、メイクアップシールも個室再現に対応するため試作化にかなり時間を
要しましたが、当然「ノビノビ座席」から、個室の「壁面」「通路マット」に
「階段シール」「ドア」に至るまで可能な限りシール化しました。

ノビノビ座席やミニサロンも再現

サンライズエクスプレス…まさに現代のデラックス寝台列車を
メイクアップシールで再現いただけます。
発売まで、もうしばらくお待ち下さい。
詳しくはコチラ>>>
……………………………………………………………………………………
トピックス
KATOから285系電車「サンライズエクスプレス」が発売される3日前、
寝台列車「北陸」が惜しまれつつも引退した。
これにより、現在定期運行されている寝台列車は、サンライズ「瀬戸」と「出雲」を
合わせて9本(急行を含む)になってしまった。
・・・・夕刻のプラットホームで、帰宅ラッシュアワーとは違うラッシュが始まろうと
している。
その光景は昭和40年代…東京駅。今は無き、12番線・13番線という優等列車
専用ホームで見ることができた。
黄昏の中、EF60 500番台の牽引による20系ブルートレイン「さくら」が、
2基のパンタグラフを上げたカニ22の前で、発車時刻の16時40分を待つ。
そのラッシュアワーは、この「寝台特急さくら」から始まるのだった。
この「さくら」が旅立つと20分後には「みずほ」が、その後も「はやぶさ」「富士」
「あさかぜ」と20系ブルートレインが次々と発車していく。
19時台に入ると「出雲」を皮切りに「瀬戸」「安芸」「紀伊」「銀河」と、SGの白煙を
上げながらEF58牽引の10系寝台急行が次々に入線しては発車していく。
当時の夜行急行の編成はバリエーションに富み、「安芸」などには往年の特急
つばめで使用されたマシ38が、同じく「銀河」には転換クロスシート付きのスハ44
が連結されていて話題になったものだ。
この特殊なラッシュは、22時40分発「寝台急行銀河2号」まで続いた。
これらの本数を数えてみると、座席急行が2本、寝台急行6本、寝台特急7本の
計15本、単純計算で、実に約24分おきに大阪以西に行く長距離列車が出発して
いた計算になる。その光景は、まさに長距離列車のラッシュアワーであり、
寝台列車の黄金時代を象徴する光景だといえる・・・・
しかし現在では、先の「北陸」の引退にもみられる様に、飛行機や他の交通
機関との競合や車両の老朽化、利用客のニーズの変化など様々な要因から、
寝台列車そのものが廃止・引退に追い込まれ、今や東京駅発着の定期運行
されている寝台電車は、このサンライズ「瀬戸」と「出雲」しか残っていない。
こうした衰退の一途を辿る寝台特急やブルートレインのイメージを刷新するか
のごとく、サンライズエクスプレスの外装の塗装は夜明けを表す赤とベージュの
ツートンカラーであり、昇る朝日のロゴマークが印象的だ。
サンライズの運用は、東京-岡山が「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」の
併結運転で、岡山から「サンライズ瀬戸」は瀬戸大橋線に、「サンライズ出雲」は
伯備線に入る。
「瀬戸」「出雲」ともに、20系ブルトレ時代から親しまれてきたが、「あさかぜ」
「さくら」などの存在に隠れて、どちらかというと地味な存在だった。
しかしその歴史を遡ると「瀬戸」が1950年(昭和25)、出雲が1951年(昭和23)
(当初は「せと」「いずも」とひらがな表記)から使われており、なんと
「あさかぜ」や「はやぶさ」よりも歴史が古く、伝統のある列車名なのである。
「サンライズ瀬戸」と「出雲」を、20系ブルトレの後継と捉えるか、それとも
新型の置き換えと捉えるかは考えの別れるところだと思うが、往年のブルトレ
「瀬戸」「出雲」のファンで模型を持っている方も、現行の285系サンライズ
「瀬戸」「出雲」として、お手持ちのシリーズに加えてみるのも一興だと思う。
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これに合わせて、富塚商会オリジナルコレクション 「メイクアップシール」の
ラインアップにも285系電車「サンライズエクスプレス」が登場です!

サンライズエクスプレス285系電車は、583系以来、実に31年ぶりとなる
新型寝台電車で、二階建てのその外観とミサワホームのM-WOODによる落ち
着いたその内装は、まさに新時代の寝台列車として相応しい存在です。
今回発売の「285系サンライズエクスプレス メイクアップシール」でも、
このモダン且つ落ち着いた室内の雰囲気を余すことなく再現可能なシールに
なっています。


サンライズツインの机や、シングルツインの上段ベッド分のシールも
同梱していますので、机やベッドを角棒やプラバン等で自作して頂ければ
室内のリアルさが更に増します。


左:上段ベッド 右:シングルデラックス室内の机
また、「メイクアップシール」はメーカーオプションの照明ユニット(別売り)を
搭載した状態で、より実車に近づくよう考慮した色味になっていますので、
寝台特急列車特有の夜の走行シーンもリアルに楽しめます。


先述の通り、サンライズエクスプレスは7両中5両が2階建てで、しかも5号車の
ノビノビ座席以外は全て個室という、かなりデラックスな室内構造をしています。
その為、メイクアップシールも個室再現に対応するため試作化にかなり時間を
要しましたが、当然「ノビノビ座席」から、個室の「壁面」「通路マット」に
「階段シール」「ドア」に至るまで可能な限りシール化しました。

ノビノビ座席やミニサロンも再現

サンライズエクスプレス…まさに現代のデラックス寝台列車を
メイクアップシールで再現いただけます。
発売まで、もうしばらくお待ち下さい。
詳しくはコチラ>>>
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トピックス
KATOから285系電車「サンライズエクスプレス」が発売される3日前、
寝台列車「北陸」が惜しまれつつも引退した。
これにより、現在定期運行されている寝台列車は、サンライズ「瀬戸」と「出雲」を
合わせて9本(急行を含む)になってしまった。
・・・・夕刻のプラットホームで、帰宅ラッシュアワーとは違うラッシュが始まろうと
している。
その光景は昭和40年代…東京駅。今は無き、12番線・13番線という優等列車
専用ホームで見ることができた。
黄昏の中、EF60 500番台の牽引による20系ブルートレイン「さくら」が、
2基のパンタグラフを上げたカニ22の前で、発車時刻の16時40分を待つ。
そのラッシュアワーは、この「寝台特急さくら」から始まるのだった。
この「さくら」が旅立つと20分後には「みずほ」が、その後も「はやぶさ」「富士」
「あさかぜ」と20系ブルートレインが次々と発車していく。
19時台に入ると「出雲」を皮切りに「瀬戸」「安芸」「紀伊」「銀河」と、SGの白煙を
上げながらEF58牽引の10系寝台急行が次々に入線しては発車していく。
当時の夜行急行の編成はバリエーションに富み、「安芸」などには往年の特急
つばめで使用されたマシ38が、同じく「銀河」には転換クロスシート付きのスハ44
が連結されていて話題になったものだ。
この特殊なラッシュは、22時40分発「寝台急行銀河2号」まで続いた。
これらの本数を数えてみると、座席急行が2本、寝台急行6本、寝台特急7本の
計15本、単純計算で、実に約24分おきに大阪以西に行く長距離列車が出発して
いた計算になる。その光景は、まさに長距離列車のラッシュアワーであり、
寝台列車の黄金時代を象徴する光景だといえる・・・・
しかし現在では、先の「北陸」の引退にもみられる様に、飛行機や他の交通
機関との競合や車両の老朽化、利用客のニーズの変化など様々な要因から、
寝台列車そのものが廃止・引退に追い込まれ、今や東京駅発着の定期運行
されている寝台電車は、このサンライズ「瀬戸」と「出雲」しか残っていない。
こうした衰退の一途を辿る寝台特急やブルートレインのイメージを刷新するか
のごとく、サンライズエクスプレスの外装の塗装は夜明けを表す赤とベージュの
ツートンカラーであり、昇る朝日のロゴマークが印象的だ。
サンライズの運用は、東京-岡山が「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」の
併結運転で、岡山から「サンライズ瀬戸」は瀬戸大橋線に、「サンライズ出雲」は
伯備線に入る。
「瀬戸」「出雲」ともに、20系ブルトレ時代から親しまれてきたが、「あさかぜ」
「さくら」などの存在に隠れて、どちらかというと地味な存在だった。
しかしその歴史を遡ると「瀬戸」が1950年(昭和25)、出雲が1951年(昭和23)
(当初は「せと」「いずも」とひらがな表記)から使われており、なんと
「あさかぜ」や「はやぶさ」よりも歴史が古く、伝統のある列車名なのである。
「サンライズ瀬戸」と「出雲」を、20系ブルトレの後継と捉えるか、それとも
新型の置き換えと捉えるかは考えの別れるところだと思うが、往年のブルトレ
「瀬戸」「出雲」のファンで模型を持っている方も、現行の285系サンライズ
「瀬戸」「出雲」として、お手持ちのシリーズに加えてみるのも一興だと思う。
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category: 285系サンライズ