ブルトレ牽引機とヘッドマーク4
~マイナーなブルトレ№1 されど陰の人気№1 寝台特急「紀伊」~
1975年(昭和50年)14系として特急列車に格上げされた「紀伊」は、紀伊半島を
唯一走ったブルートレインとして「いなば」(後の「出雲」)と併結され東京駅~
紀伊勝浦駅間を走りました。
しかし他の東京駅発着「あさかぜ」「さくら」など「いなば」「紀伊」以外の全ての
ブルトレはEF65で牽引され、ヘッドマークが付いていたのに対し、「いなば」
「紀伊」はEF58に牽引されヘッドマークさえ付いていませんでした。また、東京
駅発着のブルトレとしては当時営業距離が最短だったことも花形列車になれ
なかった大きな要因といえるでしょう。
(※ヘッドマークに関しては東京駅発着の単独運行に限られていたため、併結
運転の「いなば」「紀伊」にはヘッドマークが採用されませんでした。)
グレードアップパーツセットでディテール後のEF58

グレードアップパーツセットでディテール後のDF50
ところがそんなマイナーさが幸いして(?)「いなば」「紀伊」をしばしばお召し機
のEF58-60番/61番が牽引するという珍事が起こり話題騒然となりました。
また、DF50が最後に牽引したブルトレになったということで、マニアから
すれば魅力たっぷりのブルトレでもあると言えるでしょう。
「いなば」「紀伊」の牽引で話題を呼んだ、お召し機関車EF58-60番
なお、マイナーであるが故にヘッドマークに関しても幻ともいえるイベント
用の特別ヘッドマークが三種類も存在しました。
これらのヘッドマークは公式的なものではなく職員有志により作られた
ものらしく、名古屋以南のイベント列車にて使用された様です。
調べた限り実際に使用された事があるのは青地の2タイプ(上記画像
の左と中央)だけで、右側の赤地のタイプはどうも使用されたことは
なかったようです。
ちなみにこのヘッドマークはDF50には付けられたことがありますが、
1980(昭和55)年にDD51に交代以降、ヘッドマークが再び使用される
ことは残念ながらありませんでした。
1975(昭和50)年DF50に牽引された14系「いなば」「紀伊」の編成
さて1978年に、出雲市駅発着の変更に伴い「いなば」から「出雲」に列車名
が変更され「出雲」「紀伊」として運行されるようになりました。この時の客車
は出雲1・4号が24系25形客車、出雲3・2号が14系客車を使用。
さらに1984年には「紀伊」が廃止されてしまったために、「出雲」は単独運転
をするようになりました。
果たして「紀伊」の運行年数は9年にして幕を閉じたことになります。
ちなみにブルトレ「出雲」の方は2006(平成18)年3月まで活躍し続け、この時
京都~出雲市間をラストランしたDD51が、本州内においてブルトレ牽引を
した最後のDD51となりました。
グレードアップパーツセットでディテール後のDD51
下記は代表的な「出雲」の列車編成です。「出雲」は運行年数が長いだけ
あり、時代と共に14系・24系25形銀帯・24系25型金帯と、牽引する客車も
変化していきました。
「出雲」の列車編成
また、「出雲」は大雨や台風などの天候不良による影響で山陰本線が不通に
なった際、度々伯備線経由で迂回されました。
なお、この時の牽引はDD51の重連かEF64 (0番台もしくは1000番台)でした。
これも出雲の大きな特徴といっていいかもしれません。
ディテール後のEF64
また、今回の「紀伊」「出雲」の牽引機と編成を再現出来る「グレードアップ
パーツセット」と「メイクアップシールセット」とも好評発売中です。

EF58用グレードアップパーツセット
DF50用グレードアップパーツセット

DD51用グレードアップパーツセット

EF64-1000番台用グレードアップパーツセット
編成再現に対応する「メイクアップシールセット」

各商品には、それぞれの客車に対応したトレインマーク・側面行先表示幕
シールが付属します。
◇ KATO 車両に対応 ◇
14系寝台客車 さくら・長崎 8両セット \2,100
24系25形 寝台特急 富士 基本7両セット ¥2,520
24系25形 寝台特急 富士 増結7両セット ¥2,100
◇ TOMIX 車両に対応 ◇
JR24系25形寝台特急客車(金帯あさかぜ)基本7両セット \2,520
24系25形 JR客車 金帯増結用 8両セット \2,310
24系25形 特急寝台客車 銀帯 7両セット \2,520
24系25形 JR客車 銀帯増結用 9両セット \2,310
ホームページ>>>
1975年(昭和50年)14系として特急列車に格上げされた「紀伊」は、紀伊半島を
唯一走ったブルートレインとして「いなば」(後の「出雲」)と併結され東京駅~
紀伊勝浦駅間を走りました。
しかし他の東京駅発着「あさかぜ」「さくら」など「いなば」「紀伊」以外の全ての
ブルトレはEF65で牽引され、ヘッドマークが付いていたのに対し、「いなば」
「紀伊」はEF58に牽引されヘッドマークさえ付いていませんでした。また、東京
駅発着のブルトレとしては当時営業距離が最短だったことも花形列車になれ
なかった大きな要因といえるでしょう。
(※ヘッドマークに関しては東京駅発着の単独運行に限られていたため、併結
運転の「いなば」「紀伊」にはヘッドマークが採用されませんでした。)

グレードアップパーツセットでディテール後のEF58

グレードアップパーツセットでディテール後のDF50
ところがそんなマイナーさが幸いして(?)「いなば」「紀伊」をしばしばお召し機
のEF58-60番/61番が牽引するという珍事が起こり話題騒然となりました。
また、DF50が最後に牽引したブルトレになったということで、マニアから
すれば魅力たっぷりのブルトレでもあると言えるでしょう。

「いなば」「紀伊」の牽引で話題を呼んだ、お召し機関車EF58-60番
なお、マイナーであるが故にヘッドマークに関しても幻ともいえるイベント
用の特別ヘッドマークが三種類も存在しました。

これらのヘッドマークは公式的なものではなく職員有志により作られた
ものらしく、名古屋以南のイベント列車にて使用された様です。
調べた限り実際に使用された事があるのは青地の2タイプ(上記画像
の左と中央)だけで、右側の赤地のタイプはどうも使用されたことは
なかったようです。
ちなみにこのヘッドマークはDF50には付けられたことがありますが、
1980(昭和55)年にDD51に交代以降、ヘッドマークが再び使用される
ことは残念ながらありませんでした。

1975(昭和50)年DF50に牽引された14系「いなば」「紀伊」の編成
さて1978年に、出雲市駅発着の変更に伴い「いなば」から「出雲」に列車名
が変更され「出雲」「紀伊」として運行されるようになりました。この時の客車
は出雲1・4号が24系25形客車、出雲3・2号が14系客車を使用。
さらに1984年には「紀伊」が廃止されてしまったために、「出雲」は単独運転
をするようになりました。
果たして「紀伊」の運行年数は9年にして幕を閉じたことになります。
ちなみにブルトレ「出雲」の方は2006(平成18)年3月まで活躍し続け、この時
京都~出雲市間をラストランしたDD51が、本州内においてブルトレ牽引を
した最後のDD51となりました。

グレードアップパーツセットでディテール後のDD51
下記は代表的な「出雲」の列車編成です。「出雲」は運行年数が長いだけ
あり、時代と共に14系・24系25形銀帯・24系25型金帯と、牽引する客車も
変化していきました。

「出雲」の列車編成
また、「出雲」は大雨や台風などの天候不良による影響で山陰本線が不通に
なった際、度々伯備線経由で迂回されました。
なお、この時の牽引はDD51の重連かEF64 (0番台もしくは1000番台)でした。
これも出雲の大きな特徴といっていいかもしれません。

ディテール後のEF64
また、今回の「紀伊」「出雲」の牽引機と編成を再現出来る「グレードアップ
パーツセット」と「メイクアップシールセット」とも好評発売中です。

EF58用グレードアップパーツセット

DF50用グレードアップパーツセット

DD51用グレードアップパーツセット

EF64-1000番台用グレードアップパーツセット
編成再現に対応する「メイクアップシールセット」

各商品には、それぞれの客車に対応したトレインマーク・側面行先表示幕
シールが付属します。
◇ KATO 車両に対応 ◇
14系寝台客車 さくら・長崎 8両セット \2,100
24系25形 寝台特急 富士 基本7両セット ¥2,520
24系25形 寝台特急 富士 増結7両セット ¥2,100
◇ TOMIX 車両に対応 ◇
JR24系25形寝台特急客車(金帯あさかぜ)基本7両セット \2,520
24系25形 JR客車 金帯増結用 8両セット \2,310
24系25形 特急寝台客車 銀帯 7両セット \2,520
24系25形 JR客車 銀帯増結用 9両セット \2,310
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category: グレードアップパーツ