fc2ブログ
09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

485系の車内変遷2 

3電源方式を採用し、架線があれば日本全国どこでも走れる「走る変電所」
の名で親しまれた485系列電車。今回は国鉄色の香りを今も伝え、長い
期間活躍し続けた485系列電車のなかでも国鉄当時の「485/489系白山」
と、引退間際の「489系能登」「183系たんば」を使用して、座席など
車内のリニューアル変遷について書いていきたいと思います。


2011-10-06-16.jpg
485/489系「白山」
1972(昭和47)年当時の「白山」は、薄茶色6号の内装色と489系
デビュー時ロマンスシートの愛称で呼ばれていたT17系座席で当時の
国鉄のスタンダードといってもよいスタイルが採用されていました。
2011-10-06-01.jpg
国鉄当時の車内
2011-10-06-02.jpg
メイクアップシールでは、座席だけでなく通気口などの壁面まで忠実に
デザイン。実車に遜色ない再現度を誇ります。



2011-10-06-03.jpg2011-10-06-04.jpg
国鉄当時のT17系座席。リクライニング機能がないので背ずりを倒すこと
はおろか、当然現在のシートのように片方だけ倒すことはできませんでした。
また当時は車両によって、肘掛けにカバーが付いていたので、メイクアップ
シールでは肘掛のカバーまで再現されています。


2011-10-06-15.jpg
489系「能登」
2011-10-06-05.jpg
489系「能登」の普通座席。JR民営後に、国鉄時代の非リクライニングの
T17から、リクライニングシートのR51へとアコモデーションされました。
また、クハとモハで座席が分かれていて、上のフリーストップリクライニング
シートのR55系列シートがクハ、下のR51簡易リクライニングシートを加工
したR51系列シートがモハとなっています。また、モケットのカラーは青から
茶色へと落ち着いた色合いへ変化しています。
R51には背面テーブルのカップポケットがありますが、R55ではカップ
ポケットがないのも興味深い所です。


2011-10-06-17.jpg
183系「たんば」
2011-10-06-06.jpg
1991~2009年まで485/489系から改造されたのが183系「たんば」
です。本系列電車は、JR民営化後のJR西日本で485/489系として
アコモデーションが行われ、その後183系改良時に再びアコモ改良
が施されたのではないかと推測されます。
さて、実際のアコモデーションですが、左のR51改と右のリクライニング
ストッパーを付けたR55C型の2タイプが車両によって混在。
座席の幅や陰影にこだわって緻密に再現されています。

2011-10-06-07.jpg
左から「485/489系白山」「489系能登」「183系たんば」
背面テーブルやネット、肘掛けなど細部までデザインされているので、
実車の雰囲気を味わうことが出来ます。


また、車内壁面も国鉄時代から変化していっています。
2011-10-06-08.jpg
国鉄「白山」は151系「こだま」から踏襲された当時の国鉄の
スタンダードといってもよい壁面スタイルでした。
大きな特徴は客室側の壁面の下部分が木目調になっている点が
挙げられます。
一方JR西日本「能登」は、基本構造は国鉄時代のまま、客室側の
壁面が全面薄緑色となり、通路ドアは単純なステンレス製から
緑や茶色などの従来の電車には用いられなかったドアが使用され
るなど、カラフルさを印象付けるアコモデーションがなされました。
また、JR西日本「たんば」は、全体的にシンプルな印象を与える
作りへと変化。それに合わせて室内の雰囲気も変っています。
2011-10-06-09.jpg
左から「たんば」「能登」「白山」
それぞれリフレッシュ工事の時期が違うためにその特徴から
印象も随分と変わります。
メイクアップシールでは、照明ユニット取り付けの関係から、
一部大きさを調節して製作されています。


次にデッキ壁面ですが、配電盤を収納している扉やボックス式
のゴミ箱などがあり、多分にメカニック的な要素を直に見る
ことが出来ました。
2011-10-06-10.jpg2011-10-06-11.jpg
国鉄時代のデッキ

2011-10-06-12.jpg
2011-10-06-13.jpg2011-10-06-14.jpg
左:国鉄白山 右:JR西日本能登
デッキに設置されているゴミ箱は、オプションによって立体的に再現
することが可能です!


時代を追っていくと、デッキ壁面でもここまでの違いがあることが一目で
分かります。

次回は引き続き、485系列電車の車内変遷について取り上げます。



ホームページ>>>

   

category: 未分類

Posted on 2011/10/06 Thu.   edit  |  tb: 0   cm: 0