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ブルトレ牽引機とヘッドマーク2~関門海峡の主、EF81-300/400番台~

東京から牽引にあたってきた全ての列車は、下関で機関車の交換が行われ
ます。今日ご紹介するのは下関~門司間の関門トンネル専用機で、まさに
関門海峡の主といえるEF81-300/400番台です。
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「グレードアップパーツセット」でディテール後のEF81-300/400

関門トンネルが完成し、営業運転を開始した1942(昭和17)年当初から、
直流電化がされていて、初代のこの区間の専用機は、ボディがオール
ステンレスのEF10でした。
このステンレス製のEF10は以前、マイクロエースから発売されていまし
たが、現在は中古市場にもほとんど顔を出すことがなく、極めて貴重な
製品といえます。

その後門司駅構内にデッドセクションが置かれ、この区間の専用機は
ステンレスボディ(コルゲート)のEF30に置き換わりました。
ちなみにこのEF30は以前にTOMIXから発売しており、10系や20系
寝台には、やはりEF30の方が何と言ってもお似合いで、再販が
待ち望まれるところです。

さて、EF30の後継機として、EF81を関門海峡用に様々な改良を
施したのがEF81-300番台で、EF81一般型との違いは下記の通りです。

○腐食防止対策でコルゲートパネルによるボディのステンレス化。
○貨物列車牽引対応として重連総括制御装置を追加。
○塩害対策でパンタグラフに防食剤が塗られた。
○屋根上全面には、防食効果材のロンテックスが塗布。
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左:EF81-300  右:EF81 前面

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手前:EF81-300  奥:EF81
EF81の一般型とEF81-300番台は構造自体が違うのが分かります。

また東京方面から来た列車は、下関で本州仕様と九州仕様のヘッド
マークの交換も行われます。
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上:本州仕様  下:九州仕様
九州仕様の方は膨らみを帯びた作りとなっています。

その後、関門海峡用にEF81-400番台が投入され、300番台と共に
活躍中です。
なお、EF81の一般型とEF81-300/400番台の構造は、スカート回り
のエアーホースやジャンパー栓など違うので、グレードアップパーツ
セットも別途作り分けて商品化しています。
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EF81用グレードアップパーツセット

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EF81-300/400番台用グレードアップパーツセット

関門トンネル用に特殊仕様されたEF81-300/400番台。
関門海峡の主と呼ぶにふさわしい威厳さえ感じられた
EF81-300/400番台の姿は、模型になっても風格を
漂わせ、今なおファンの心を魅了しています。


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