高瀬様 ~自作ジョイフルトレイン AQUA EXPRESS!~
今回の富塚通信は、先月メイクアップシール「24系25形 銀帯セット」の
加工情報をお寄せ下さいました埼玉県高瀬様の新情報です。
この度、念願の「AQUA EXPRESS」がようやく(!?)ほぼ完成の形と
なられたとのことで、アクアエクスプレスのお写真と共に加工の情報を
お送り頂きました。
高瀬様の九州車両へのこだわりと合わせて、是非ご覧ください。
──────────────────────────────────────
私が若かった頃(国鉄時代)は、各地域に特徴のある車両が多くあり、
一度、乗車してみたいと思う車両が多かったのですが、
JR(民営化)後は、鉄道を移動手段とするケースよりも短い時間で
移動が可能な新幹線や飛行機等の利用で、移動を楽しむ目的が薄れて
きている様な感じがします。
その為か、魅力のある車両が少なくなってきておりますが、その中で、
JR九州の各車両は、非常に特徴のある物が多く、私の鉄道模型コレク
ションもJR九州や国鉄時代の九州車輌が何故か多くなってきています。
私の鉄道模型の主たる内容は、ジオラマ製作が中心で、ジオラマに
車両を組み込む事をひとつの趣きとしています。


湯布院駅とTORO-Q
これまでに製作しました完成品としての販売車輌がない物としまして、
下記の車両を製作しました。
・TORO-Q(キハ58/65,トラ70000)
・旧ハウステンボス車両(キハ58/65)
・ジョイフルトレイン長崎(キハ58/65)
・なのはなDX(キハ220)
・キハ125_YDC
・島原鉄道(キハ2500,ハッピートレイン用トロッコ車両)
・海幸山幸(キハ125系)
・A列車で行こう!(キハ185系)
・キハ140(日南色)*製作後にMicroAceさんから販売されました
・ゆふいんの森(キハ72系)*製作後にMicroAceさんから販売されました
・あそぼーい!(キハ183系)*製作後にMicroAceさんから販売されました
・指宿のたまて箱(キハ47系)*製作後にMicroAceさんから販売される予定
前々から作ってみたいと思っていました「Aqua_Express」にようやく
着手する運びとなり、ようやく、ほぼ完成の形となりましたので、
簡単ですが、その手番を記載させていただきます。


改造製作するにあたり、あまり資料がない車両ですが、Web検索より車両画像を
入手してから、構想を練り、下記の順で取り掛かりました。

① 基車両の分解、下準備、加工
・この車両は3両構成の為、中間のキハ58をM車とし、両端のキハ28/キハ58を
T車及び前面加工車としました。
・下回り、ライトレンズ、窓を取外し、(別図の様な加工を施しました。)
※各車両毎に窓埋め箇所が若干、異なります。)
・両端車は、前面形状が基車と全く異なりますので、前面カット後に2mm角
プラ棒を加工してライト周りの加工、現物合わせのプラ板切り出しによる
前面部の成形を施しました。
・取り付けした部品ですが、ベンチレーターは銀河モデル製のグローブ型
(旧型国電用)、スカートはTOMIX製のPZ6252(キハ40用)、幌枠はTOMIX製の
気動車用(加工)を使用しました。


② 塗装、デカール
・塗装前にパテ埋めした後に耐水ペーパーで面出しを行ない、塗装に
入りました。塗装は、タミヤ製サフェイサー(白)を使っています。
・屋根部は、タミヤ製ダークシーグレイ(エナメル)を手塗りしています。
・デカールは、Webより入手した各画像を基に、パソコンで手作りしています。
普通のシールタイプですと貼り付けた後での厚みが目立つ為、TORO-Q製作の時に
使用した方法(エーワン製タトゥシールを使用)にてデカール製作をしました。
・デカールを貼り終えた後で、半光沢クリアのオーバーコートをしています。
③ その他
・折角、基車にLEDライトユニットが付いていますので、光ファイバーを使って、
ランプ点灯可能としました。(若干、光漏れがある為、今後、修正予定です。)
以上が製作手番となります。

1号車 キハ28-7001

2号車 キハ58-7003

3号車 キハ58-7004
出来上がりました車両を近くで見ますと、加工の精度から見て、市販されている
車両とは比べ物になりません(加工の荒らさが随所に見られる)が、この辺は、
もう、自己満足の世界と思っています。
(以前にジャングルプロダクションさんが真鍮製キットとして販売されて
いた事を車両画像検索の時に判り、そのキットを探した方が良かったかも?と
少し後悔していますが!)
埼玉県 高瀬
──────────────────────────────────────
高瀬様、「AQUA EXPRESS」の情報ありがとうございました。
この「AQUA EXPRESS」は水戸岡氏が初めて鉄道車両でデザインを
手掛けた列車なのですね。九州の鉄道に関しては、以前メイクアップ
シール「787系 アラウンド・ザ・九州」を紹介した際の富塚通信内でも
書いたかと思いますが、私どもも九州の鉄道は、今や別格の存在として
常に注目しております。
九州の鉄道は、最近の近代的且つスタイリッシュな列車も魅力的ですが、
トロッコ列車「TORO-Q」のようなレトロチックな列車も味わいがあって
たまりません。
また自作の車両、ジオラマにて趣きのある情景シーンが撮影でき
ましたら是非情報をお寄せください!
富塚商会オフィシャルホームページ>>
加工情報をお寄せ下さいました埼玉県高瀬様の新情報です。
この度、念願の「AQUA EXPRESS」がようやく(!?)ほぼ完成の形と
なられたとのことで、アクアエクスプレスのお写真と共に加工の情報を
お送り頂きました。
高瀬様の九州車両へのこだわりと合わせて、是非ご覧ください。
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私が若かった頃(国鉄時代)は、各地域に特徴のある車両が多くあり、
一度、乗車してみたいと思う車両が多かったのですが、
JR(民営化)後は、鉄道を移動手段とするケースよりも短い時間で
移動が可能な新幹線や飛行機等の利用で、移動を楽しむ目的が薄れて
きている様な感じがします。
その為か、魅力のある車両が少なくなってきておりますが、その中で、
JR九州の各車両は、非常に特徴のある物が多く、私の鉄道模型コレク
ションもJR九州や国鉄時代の九州車輌が何故か多くなってきています。
私の鉄道模型の主たる内容は、ジオラマ製作が中心で、ジオラマに
車両を組み込む事をひとつの趣きとしています。


湯布院駅とTORO-Q
これまでに製作しました完成品としての販売車輌がない物としまして、
下記の車両を製作しました。
・TORO-Q(キハ58/65,トラ70000)
・旧ハウステンボス車両(キハ58/65)
・ジョイフルトレイン長崎(キハ58/65)
・なのはなDX(キハ220)
・キハ125_YDC
・島原鉄道(キハ2500,ハッピートレイン用トロッコ車両)
・海幸山幸(キハ125系)
・A列車で行こう!(キハ185系)
・キハ140(日南色)*製作後にMicroAceさんから販売されました
・ゆふいんの森(キハ72系)*製作後にMicroAceさんから販売されました
・あそぼーい!(キハ183系)*製作後にMicroAceさんから販売されました
・指宿のたまて箱(キハ47系)*製作後にMicroAceさんから販売される予定
前々から作ってみたいと思っていました「Aqua_Express」にようやく
着手する運びとなり、ようやく、ほぼ完成の形となりましたので、
簡単ですが、その手番を記載させていただきます。


改造製作するにあたり、あまり資料がない車両ですが、Web検索より車両画像を
入手してから、構想を練り、下記の順で取り掛かりました。

① 基車両の分解、下準備、加工
・この車両は3両構成の為、中間のキハ58をM車とし、両端のキハ28/キハ58を
T車及び前面加工車としました。
・下回り、ライトレンズ、窓を取外し、(別図の様な加工を施しました。)
※各車両毎に窓埋め箇所が若干、異なります。)
・両端車は、前面形状が基車と全く異なりますので、前面カット後に2mm角
プラ棒を加工してライト周りの加工、現物合わせのプラ板切り出しによる
前面部の成形を施しました。
・取り付けした部品ですが、ベンチレーターは銀河モデル製のグローブ型
(旧型国電用)、スカートはTOMIX製のPZ6252(キハ40用)、幌枠はTOMIX製の
気動車用(加工)を使用しました。


② 塗装、デカール
・塗装前にパテ埋めした後に耐水ペーパーで面出しを行ない、塗装に
入りました。塗装は、タミヤ製サフェイサー(白)を使っています。
・屋根部は、タミヤ製ダークシーグレイ(エナメル)を手塗りしています。
・デカールは、Webより入手した各画像を基に、パソコンで手作りしています。
普通のシールタイプですと貼り付けた後での厚みが目立つ為、TORO-Q製作の時に
使用した方法(エーワン製タトゥシールを使用)にてデカール製作をしました。
・デカールを貼り終えた後で、半光沢クリアのオーバーコートをしています。
③ その他
・折角、基車にLEDライトユニットが付いていますので、光ファイバーを使って、
ランプ点灯可能としました。(若干、光漏れがある為、今後、修正予定です。)
以上が製作手番となります。

1号車 キハ28-7001

2号車 キハ58-7003

3号車 キハ58-7004
出来上がりました車両を近くで見ますと、加工の精度から見て、市販されている
車両とは比べ物になりません(加工の荒らさが随所に見られる)が、この辺は、
もう、自己満足の世界と思っています。
(以前にジャングルプロダクションさんが真鍮製キットとして販売されて
いた事を車両画像検索の時に判り、そのキットを探した方が良かったかも?と
少し後悔していますが!)
埼玉県 高瀬
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高瀬様、「AQUA EXPRESS」の情報ありがとうございました。
この「AQUA EXPRESS」は水戸岡氏が初めて鉄道車両でデザインを
手掛けた列車なのですね。九州の鉄道に関しては、以前メイクアップ
シール「787系 アラウンド・ザ・九州」を紹介した際の富塚通信内でも
書いたかと思いますが、私どもも九州の鉄道は、今や別格の存在として
常に注目しております。
九州の鉄道は、最近の近代的且つスタイリッシュな列車も魅力的ですが、
トロッコ列車「TORO-Q」のようなレトロチックな列車も味わいがあって
たまりません。
また自作の車両、ジオラマにて趣きのある情景シーンが撮影でき
ましたら是非情報をお寄せください!
富塚商会オフィシャルホームページ>>
category: 高瀬様より