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E320様より~ドイツ軍カール自走臼砲輸送列車~後編 


前日の「~ドイツ軍カール自走臼砲輸送列車~前編」の続きです。


8~9両目はレジン製のガレージキット完成品で、前述したIV号戦車を
改造した砲弾輸送用車両です。記録によるとカール自走臼砲1台につき
2両の砲弾輸送用車両と予備でもう1両ついていたようなのですが、
予算の都合上2両となっています。こちらも4~6両目のTOMIX
コムと同様としました。

2013-11-02-08.jpg


10両目はMinitrixの有蓋貨車。詳しくは分からないのですが窓が
付いていて車掌車っぽいので輸送に係る要員の乗務用という想定です。

2013-11-02-09.jpg


11両目のしんがりは先頭と同じく警戒用のKATOトラ
(ジャーマングレー塗り替え)、無蓋車です。

2013-11-02-10.jpg


きちんとした考証に基づく編成ではないので、ご指摘いただく点が多々
あろうかと思いますが、いつものように「雰囲気重視なんちゃって編成」という
ことで楽しんでおりますので、暖かい目で見ていただければ幸いです。

KATOのBR86は古い製品のようで動きが若干ぎくしゃくしていましたが、
ユニクリンオイルを注油し、ある一定時間連続で走らせてみたところ、
なじんだのかスムースに走るようになりました。

11両フル編成(本当にフルかどうかは定かではありませんが)をゆったり
走らせ、低い目線で見るとなかなかに迫力ある走行を見せてくれます。
ただ、カール自走臼砲はカーブ通過時にかなり内側に振れますので、
接触する障害物が無いよう注意が必要です。


収納するケースはKATOの余っていたものを利用し、中敷きはウレタンの
ブロックから切り出し、各車両の大きさに合わせてカッターで切り抜きました。

2013-11-02-11.jpg


2013-11-02-12.jpg


編成前面から。

2013-11-02-13.jpg


次は、フジミから発売されていたドイツの1/144超大型列車砲「ドーラ」を
N化しようと目論んでいます。国内で入手困難であったため、海外のオーク
ションで出品されていたものを落札して確保済みなのですが、手元に届くのは
まだ先になりそうです。こちらは複線にまたがった形になるので、N化しても
走行できるレイアウトはないかもしれないのですが・・・。


E320

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E320様、貴重な情報をありがとうございました。
1/144スケールのプラモデルに、Nゲージの台車を取り付けて走行可能に
してしまう。文字で表現する分にはいとも簡単ですが、それをこの
クオリティで作り上げてしまうE320様は、さすがとしか言いようがありません。

ご自身は「いつものように、雰囲気重視なんちゃって編成」と仰っていますが、
やはり製作のベースに「史実の考証」が成されているのが見て取れます。
私共もメイクアップシールを製作する際には、シール化する列車に関する情報を
可能な限り調べてから実際の作業へと入ります。史実といっては大袈裟ですが、
やはり創作を支えるのは、実車を良く観察する事であったり、実際の歴史を
知ることのような気がします。


さて、これは後日談になりますが、実は私ども製作室のスタッフもE320様が、
当店にご来店頂きました折、実際にカール自走臼砲の模型を拝見させて
いただきました。

ブログの写真ですと各車両がアップになっていますので、意外と大きい印象を
受けるかも分かりませんが、実際はNスケールですのでかなり小さいサイズです。
そんなNスケールの各車両に、ドライブラシが施されており、これがまたすごい
実感的に仕上げられています。

E320様のお話では、あるレンタルレイアウト店に持参したところ、他のお客さんが
「これ、欲しいのだけど、どこのメーカーの商品」か尋ねられたとのこと。
実際に模型を拝見すると、そのお客さんの気持ちがよく分かります。

すでに次回作は「ドーラ」のNゲージ化を計画中ということで、そちらも楽しみです。


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category: E320様より

Posted on 2013/11/03 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 0