お客様より 高瀬様~「ななつ星」製作記~
今回の富塚通信は、埼玉県の高瀬様より頂戴しておりました
フリーランスの「ななつ星」製作記をお届けします。
当初、高瀬様からは「DF-200」をベースにした牽引機と製作途中の2号車
「マシフ77-7002」の情報を頂いておりましたが、本日の富塚通信では、
その後追加でお送り頂きました「ななつ星」7両全てが揃った製作記と
合わせて一挙にご紹介させて頂きます。
高瀬様ご自身が定めたルールに則り、「ななつ星」のエクステリアだけではなく
内装まで作り込んだフリーランス「ななつ星」をお楽しみください。
──────────────────────────────────────
ホビーハウス富塚商会様
なかなかお店の方にお伺いできませんが、ほぼ毎日、ホームページ及び富塚通信を
見させていただいております。
投稿掲載された方の作品を見させて頂くと、その出来映えに唯々、感心するばかりです。
本日、メールをさせていただきますのは、先般、富塚様のブログに掲載させて
いただきました「キハ28,58系 AQUA_EXPRESS(改造品)」以後、所有の
TOMITECさんの富士急行車両の走行/ヘッド・テールランプ点灯化改造や
「富士登山電車」の製作,同じくTOMITECさんから長野電鉄初代OSカーが販売された
事より、2代目OSカーの製作等を行ってきましたが、やはり今となっては、JR九州
好きとなってしまった私ゆえ、豪華列車「ななつ星」が頭の中から離れず、時間が
かかっても製作してみる事としました。
ただ、この車両は、詳細が判る資料が殆どなく、雑誌や写真等から、推測して製作して
いますので、実車とは異なる点や加工を省略する箇所等も現時点で出てきています。
また、今回の客車車両の製作にあたり、これまで製作した方法とは全く異なる手段を
取っています。


「DF200-7000 ななつ星専用牽引機関車」


製作途中の「マシフ77-7002/2号車(ダイニングカー)」
気づいてみると、所有車両や製作車両の殆どが九州に纏わるものばかりと
なっています。尚、製作するにあたって、次の事を決めて開始をしました。
・時間がかかっても途中で止めにしない
・完全な形での製作は無理なので、それらしい感じが出ればOK
・ベース車両は、中古品かジャンク品で賄う
・車内もある程度、作り込む
そんな事で、製作したのは、「DF200 7000番台」専用機関車と7両の客車ですが、
車両ベースは下記の物を使用しました。

・DF200:KATO製DF200の不動品(ジャンク品)を塗装替えし、客車同様、ゴールド
フィルムラベルに黒色で塗り潰す様な方法でペイントアプリを使ってラベル製作。

細かなパーツは、宮沢模型や銀河パーツ,所有ジャンクパーツを使用して
取り付けしました。ヘッド/テールランプの形状や位置関係は、特にいじらずに
DF200のそのままとしています。また、不動車だった為、走行ができる様に、
手直しも同時に実施。

・客車:こちらも中古又はジャンク品のKATO製とMICROACE製24系25形
車両をベースに切った貼ったの加工を施しています。
特徴のあるボディ色及びエンブレム等は、色々な写真や雑誌等からスキャンしたり、
手製をしたりしてゴールドフィルムラベルベースに黒色で塗り潰す様な方法でラベル
製作しました。

機関車及び客車のボディ色ですが、実車は、赤みがかったかなり濃厚な茶色?
の様な色調ですが、今回の客車ボディは透明プラ板の上にラベルを貼り付ける
方法をとり、貼り合わせるラベルは、ペイントアプリでラベル製作を行う
方法をとった事より、複雑な色は避け、黒色としました。
客車のボディ側面は、ベース車の側面の殆どを切り取ってしまい、1mm厚の
透明プラ板を貼り合わせています。
透明プラ板の上から、製作したラベルを貼り付けして、それらしい感じを出す
事としました。室内も雑誌等から判る範囲でおおよその形で作り、こちらも
透明ラベルや白色ラベルにペイントして、室内壁や床、各造作物に貼り付け
しています。
室内灯は、MICROACE社製幅狭電球色品を加工して取り付けしました。

客車台車ですが、実車同様に787系車両の台車を組み入れてみましたが、
若干、カプラー連結長さが短く、カーブで車両に無理がかかりそうだった為、
24系25形用台車のものに戻しました。
客車は手に入った物で製作した都合上、KATO社製車両(旧製品の4両)と
MICROACE社製車両(3両)の混合となってしまいました。
KATO製旧製品とMICROACE製製品では、車長が約4mm程違いましたが、
車両長さは特に変えずに加工しました。
客車テールランプは、7号車のみ点灯化し、LEDを加工して組み入れています。


最後に、今回の製作にてあえて加工をしない方が良かった点があります。
それは、丸屋根ですが、できるだけ実車の様な形状(クーラー配置)と
したかった為、屋根も切った貼った化しましたが、その為か、ボディとの
合いが悪くなってしまい、屋根の両端が沿ってしまい、ボディとの間に
隙間が出来てしまいました(24系25形の屋根のままにしておけば良かった
と後悔しています)。

以上が今回の製作記となります。
なかなか、お店の方に伺う事ができませんが、ホームページはほぼ毎日、
かかさずに拝見させていただいています。
今度お店の方に伺わせていただきました際には、ゆっくりと拝見させて
いただきたいと思っております。
高瀬
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高瀬様、製作記ありがとうございました。
やはり九州車両を愛するユーザーとしては「ななつ星」は、
今をときめく存在だけに作らないわけにはいかないと思います。
実際の製作では、文章にはない(かなりの?)試行錯誤があったものと
拝察いたしますが、7両フル編成の「ななつ星」はまさに壮観ですね!
メイクアップシールを製作しております製作室としましては、外装も
さることながら、やはり「ななつ星」全車両の内装が一度に写っている
お写真に目を惹かれました。
もし、今後「ななつ星」のメイクアップシールを製作する日が来た時には、
高瀬様の製作された車両を参考にさせて頂くかもしれません。
それでは、またのご来店心よりお待ちしております。
フリーランスの「ななつ星」製作記をお届けします。
当初、高瀬様からは「DF-200」をベースにした牽引機と製作途中の2号車
「マシフ77-7002」の情報を頂いておりましたが、本日の富塚通信では、
その後追加でお送り頂きました「ななつ星」7両全てが揃った製作記と
合わせて一挙にご紹介させて頂きます。
高瀬様ご自身が定めたルールに則り、「ななつ星」のエクステリアだけではなく
内装まで作り込んだフリーランス「ななつ星」をお楽しみください。
──────────────────────────────────────
ホビーハウス富塚商会様
なかなかお店の方にお伺いできませんが、ほぼ毎日、ホームページ及び富塚通信を
見させていただいております。
投稿掲載された方の作品を見させて頂くと、その出来映えに唯々、感心するばかりです。
本日、メールをさせていただきますのは、先般、富塚様のブログに掲載させて
いただきました「キハ28,58系 AQUA_EXPRESS(改造品)」以後、所有の
TOMITECさんの富士急行車両の走行/ヘッド・テールランプ点灯化改造や
「富士登山電車」の製作,同じくTOMITECさんから長野電鉄初代OSカーが販売された
事より、2代目OSカーの製作等を行ってきましたが、やはり今となっては、JR九州
好きとなってしまった私ゆえ、豪華列車「ななつ星」が頭の中から離れず、時間が
かかっても製作してみる事としました。
ただ、この車両は、詳細が判る資料が殆どなく、雑誌や写真等から、推測して製作して
いますので、実車とは異なる点や加工を省略する箇所等も現時点で出てきています。
また、今回の客車車両の製作にあたり、これまで製作した方法とは全く異なる手段を
取っています。


「DF200-7000 ななつ星専用牽引機関車」


製作途中の「マシフ77-7002/2号車(ダイニングカー)」
気づいてみると、所有車両や製作車両の殆どが九州に纏わるものばかりと
なっています。尚、製作するにあたって、次の事を決めて開始をしました。
・時間がかかっても途中で止めにしない
・完全な形での製作は無理なので、それらしい感じが出ればOK
・ベース車両は、中古品かジャンク品で賄う
・車内もある程度、作り込む
そんな事で、製作したのは、「DF200 7000番台」専用機関車と7両の客車ですが、
車両ベースは下記の物を使用しました。

・DF200:KATO製DF200の不動品(ジャンク品)を塗装替えし、客車同様、ゴールド
フィルムラベルに黒色で塗り潰す様な方法でペイントアプリを使ってラベル製作。

細かなパーツは、宮沢模型や銀河パーツ,所有ジャンクパーツを使用して
取り付けしました。ヘッド/テールランプの形状や位置関係は、特にいじらずに
DF200のそのままとしています。また、不動車だった為、走行ができる様に、
手直しも同時に実施。

・客車:こちらも中古又はジャンク品のKATO製とMICROACE製24系25形
車両をベースに切った貼ったの加工を施しています。
特徴のあるボディ色及びエンブレム等は、色々な写真や雑誌等からスキャンしたり、
手製をしたりしてゴールドフィルムラベルベースに黒色で塗り潰す様な方法でラベル
製作しました。

機関車及び客車のボディ色ですが、実車は、赤みがかったかなり濃厚な茶色?
の様な色調ですが、今回の客車ボディは透明プラ板の上にラベルを貼り付ける
方法をとり、貼り合わせるラベルは、ペイントアプリでラベル製作を行う
方法をとった事より、複雑な色は避け、黒色としました。
客車のボディ側面は、ベース車の側面の殆どを切り取ってしまい、1mm厚の
透明プラ板を貼り合わせています。
透明プラ板の上から、製作したラベルを貼り付けして、それらしい感じを出す
事としました。室内も雑誌等から判る範囲でおおよその形で作り、こちらも
透明ラベルや白色ラベルにペイントして、室内壁や床、各造作物に貼り付け
しています。
室内灯は、MICROACE社製幅狭電球色品を加工して取り付けしました。

客車台車ですが、実車同様に787系車両の台車を組み入れてみましたが、
若干、カプラー連結長さが短く、カーブで車両に無理がかかりそうだった為、
24系25形用台車のものに戻しました。
客車は手に入った物で製作した都合上、KATO社製車両(旧製品の4両)と
MICROACE社製車両(3両)の混合となってしまいました。
KATO製旧製品とMICROACE製製品では、車長が約4mm程違いましたが、
車両長さは特に変えずに加工しました。
客車テールランプは、7号車のみ点灯化し、LEDを加工して組み入れています。


最後に、今回の製作にてあえて加工をしない方が良かった点があります。
それは、丸屋根ですが、できるだけ実車の様な形状(クーラー配置)と
したかった為、屋根も切った貼った化しましたが、その為か、ボディとの
合いが悪くなってしまい、屋根の両端が沿ってしまい、ボディとの間に
隙間が出来てしまいました(24系25形の屋根のままにしておけば良かった
と後悔しています)。

以上が今回の製作記となります。
なかなか、お店の方に伺う事ができませんが、ホームページはほぼ毎日、
かかさずに拝見させていただいています。
今度お店の方に伺わせていただきました際には、ゆっくりと拝見させて
いただきたいと思っております。
高瀬
──────────────────────────────────────
高瀬様、製作記ありがとうございました。
やはり九州車両を愛するユーザーとしては「ななつ星」は、
今をときめく存在だけに作らないわけにはいかないと思います。
実際の製作では、文章にはない(かなりの?)試行錯誤があったものと
拝察いたしますが、7両フル編成の「ななつ星」はまさに壮観ですね!
メイクアップシールを製作しております製作室としましては、外装も
さることながら、やはり「ななつ星」全車両の内装が一度に写っている
お写真に目を惹かれました。
もし、今後「ななつ星」のメイクアップシールを製作する日が来た時には、
高瀬様の製作された車両を参考にさせて頂くかもしれません。
それでは、またのご来店心よりお待ちしております。
category: 高瀬様より