fc2ブログ
07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

メイクアップシール~Tomix(N)北斗星~詳報4 


現在、先行予約販売中のTOMIX(Nゲージ)対応「北斗星・混成編成」
基本&増結Bセットのメイクアップシールですが、いよいよ明後日
8月28日(金曜日)から店頭での通常販売を開始
させて頂きます。

2015-08-26-14.jpg

「JR 24系25形 寝台特急 北斗星・混成編成 基本5両」\3,800(税抜)
「JR 24系25形 寝台特急 北斗星・混成編成 増結B 7両」\4,600(税抜)
(※販売価格は、2015年8月時点のものです)

尚、先行予約にてご注文頂きましたお客様へは、順次製品を発送
させて頂いております。商品を発送しましたらご連絡のメールを
お送りさせて頂いておりますが、ご予約の先着順にて対応させて
頂いておりますので、製品のお届けまで今しばらくお待ちください。


さて、そんな店頭販売も間近に迫った「北斗星・混成編成」メイク
アップしーるですが、今回の詳報4では基本セットのスシ24と電源車
カニ24をピックアップいたします。



◎7号車 スシ24◎

1987年、北斗星の運行開始に伴ってオシ24の不足を補う為に、丁度車両が
余剰していたサシ481・489を改造して誕生したのがスシ24の500番台です。
サシ481・489の冷房装置や台車を基本そのまま流用しているので、
結果他の24系客車とは異なった独特な外観スタイルとなっています。

こうした車両ごとの誕生経緯を知っていると、北斗星編成の模型を並べた際に
より奥行きのある楽しみ方が出来るのではないでしょうか。


2015-08-26-01.jpg
スシ24 厨房側

2015-08-26-02.jpg
スシ24 通路側

グランシャリオと名付けられた北斗星の食堂。
食事自体はカシオペアと同等の食事が楽しめますが、食堂内のカラーは
近未来チックなカシオペアに対して、北斗星はレトロ的なクラシカル調の
雰囲気となっています。

2015-08-26-03.jpg2015-08-26-04.jpg
グランシャリオ入り口ドア

2015-08-26-05.jpg2015-08-26-06.jpg
・左:テーブル 右:会計カウンター

グランシャリオでの食事は完全予約制でしたが、ディナー後の
パブタイムは誰でも自由に利用が可能となっており、ディナー
同様こちらも利用客に好評でした。

2015-08-26-07.jpg2015-08-26-08.jpg
左:厨房 右:厨房側通路


模型のスシ24に関しては、以前他の富塚通信でもご紹介したことがありますが、
TOMIXの車両は模型の成型上、車両内の下側(足元側)を圧迫した形での成型と
なっています。
この点は前回の詳報でお伝えしたオハネフの車両も同様となっています。

KATOの北斗星をお持ちの方であれば簡単に比較頂けるのですが、TOMIXの
スシは床が上にせり上がった形状となっていますので、食堂のテーブルや
座席と床の高低差が殆どありません。

その為、メイクアップシールではお馴染みの厨房内のリアル加工も、スペースや
実際のバランスを考慮し採用を見送りざるを得ませんでした。従ってTOMIXの
スシ24は比較的シンプルな再現となっています。

2015-08-26-09.jpg2015-08-26-10.jpg
左:食堂窓ガラス用・壁面カーテンシール 右:テーブルランプ点灯

尚、スシ24のシールには食堂車の窓ガラスパーツに貼付する食堂壁面及び、
専用のカーテンシールが付属しますので、よりクラシック食堂再現をお楽しみ
頂けます。


ちなみに、食堂車スシ24は北斗星の編成上7号車に設定されています。
1~6号車まではB寝台。そして7号車の食堂車を挟んで8~10号車までが
A寝台となっています。丁度食堂車は、A寝台客車とB寝台客車の境界の
役割も果たしていました。

尚、A寝台側10号車の次にはB寝台オハネフ25が連結されていました。
もちろん運用上緩急車を設定する必要があったのでしょうが、それ以上に
電源車カニ24とA寝台を直に連結するのは、静音性の観点から宜しくない
という判断があってのことでしょう。

ということで、次にご紹介するのはカニ24です。


◎電源車 カニ24◎

カニ24の500番台は、カニ24の0番台及び100番台を耐寒・耐雪仕様に
改造した車両です。
北斗星用のカニの金帯塗装は、この改造時に塗り直されたものです。

2015-08-26-11.jpg
電源車カニ24

2015-08-26-12.jpg2015-08-26-13.jpg
左:乗務員室側の機器類 右:荷物室側

電源車カニの成型もシンプルな構造となっています。メイクアップシールの構成
枚数も少ないので、今回の北斗星編成の中で最も作業の簡単な車両となります。

カニ24のオプション加工では、前位側、後位側両方の防音カバー(色違い)が
再現できます。
但しTOMIXのカニの発電機は、かなりディティールに凝った成型が成されて
いますので、実車通りに防音カバーを被せてしまうのはもったいない!
と思われる場合は、模型であれば実車と違い騒音の問題はありませんので、
任意で防音カバーを製作頂ければと思います。


今回は、店頭販売開始直前という事で、食堂車スシ24と電源車カニ24の
詳報をお届けいたしました。

ブログの冒頭でもお伝えしました通り、TOMIX(Nゲージ)対応「北斗星・混成
編成」は、8月28日(金曜日)より店頭での発売開始となります。
もちろん通信販売でも、随時ご予約を受付中です!

さて、北斗星の詳報も残すところあと2両、オロネ25とスハネ25のみとなりました。
次回は店頭発売開始記念として最後の詳報をお届けしたいと思いますので、
ご期待ください。


 

category: TOMIX(N)北斗星

Posted on 2015/08/26 Wed.   edit  |  tb: 0   cm: 0