「80系300番台飯田線」メイクアップシール発売情報
このところ発表しているメイクアップシールシリーズは、「スハ44系つばめ」
「157系」、「御召列車1号編成」と模型自体の発売がやや古い製品を
メイクアップシール化してきました。
実は現在制作室では、『鉄路の記憶(仮名)』という題名での動画作品を
企画中で、上記のメイクアップシールによる内装再現を施した列車達も
その動画に登場予定です。

80系300番台 飯田線
そして、前回のブログ冒頭でお知らせしましたメイクアップシール新製品
今回発売となる「80系300番台飯田線」も同様に、動画撮影での使用を
前提にしています。
これらの列車は、現在の新型車両の元祖として、鉄道ファンにとっては
記憶に留めなければならない列車たちであり、私共としても是非コレクション
として所有してもらいた鉄道模型達といったところです。
さて、動画の話はこれくらいにして、ここからはメイクアップシール新製品
「80系300番台飯田線」をご紹介させて頂きます。
◎クハ◎
3等制御車。クハ85とクハ86×2両の構成となっています。

クハ85

クハ86
クハ85とクハ86では先頭部分の成形が異なります。
またパットと見ではほとんど差異が分かりにくいのですが、
車内部分にも一部成形の違いがあります。




左:クハ86 右:クハ85
運転台部分の壁面もシール化してあります。
特徴的な2枚窓から乗務員部分の視認も抜群です。


模型の形状にフィットするよう採寸してありますので、
座席もきっちり貼ることができます。
◎モハ◎
3等電動車。クハと同様ブルーモケットの座席となります。

モハ80

モハ80(モーター車)


両側のデッキと客室を隔てた壁面と座席シールと
とてもシンプルな構成となっています。
また、モーター車用のモハ80も窓外から見て違和感の
ないようにデザイン。
今回の80系は300番台ということで最終増備車となります。
特に車体の全金属化やセミ・モノコック構造の採用。
車内の蛍光灯照明の導入や窓自体の大型化に特徴が
みられます。


眩しい前照灯ライト


窓が大きいので車内もよく見えます。
そして80系300番台飯田線の見所の1つがこれです。


貫通路の塞ぎ板が再現されたモハ80-373
KATOの公式サイトでも紹介されていますが、モハ80-373は増結編成
連結側のパンタ側貫通路の塞ぎ板が再現されています。
またパンタグラフはPS13ですが、写真のように枠部分も塗装されており
屋根上の再現と合わせてその出来栄えに感心してしました。
この度シール化した80系は、「湘南電車」と呼ばれる車両群の
初代に当たり、長距離列車用電車として活躍しました。

「80系300番台 飯田線 6両セット」 3,200円(税別)
(※販売価格は2017年9月時点のものです)
メイクアップシール「80系300番台飯田線6両セット」は
2017年9月24日(日)より発売開始!
尚、メールでは本日よりご注文頂けます。
category: メイクアップシール