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レイアウト完成 


製作室では、仕事の合間に製作し続けたレイアウトが約3年かかってようやく
完成しました。また、メイクアップシールやグレードアップパーツ等のマニュアル
撮影用のカメラ機材も、これを機に一眼レフをフルサイズ化。

そこで本日の富塚通信は、先だって発表・発売した「グレードアップパーツ」加工を
施した車両を使って、レイアウトで走行させつつ撮影したイメージ画像を少しばかり
お届けしたいと思います。


●DF50 
1972年(昭和47年)~1975年3月まで、10系寝台を使用した急行「紀伊」が
東京-紀伊勝浦間に運行されていました。
東京-名古屋間は同じく10系寝台編成の急行「銀河」を併結し、
名古屋で切り離し、名古屋-亀山間をDD51、亀山-紀伊勝浦間を
DF50が牽引しました。
その後1975年(昭和50年)寝台急行「紀伊」は、14系寝台特急に格上げされ、
1984年2月廃止まで紀州路の優等列車として君臨しました。
下記の写真は、あくまでもイメージとして亀山機関区でのDF50と
紀勢線での一番の難所である〈荷坂峠〉越えをするDF50牽引の
寝台急行「紀伊」のイメージ画像、そして春の農村風景を行くDF50牽引の
寝台急行「紀伊」の姿です。

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亀山機関区でのDF50 後ろにはDD51の姿が

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〈荷坂峠〉を越えていくDF50牽引の寝台急行「紀伊」

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春の農村を行くDF50牽引の寝台急行「紀伊」


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グレードアップパーツセット「DF50用」 ¥4,800(税抜)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)


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「10系寝台客車 8両セット」  3,400円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)


●DD54
1972年(昭和47年)それまで急行だった「出雲」は、20系による寝台特急に
格上げされる事に。この時期、山陰本線での牽引機がDD54でその独特の
フォルムが印象的な機関車でした。
出雲の厳しい冬が去り、待ちに待った季節の中を快走するDD54牽引の
寝台特急「出雲」の姿です。

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春の農村を快走するDD54牽引の寝台特急「出雲」

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石造りのトンネルを抜けるDD54

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グレードアップパーツセット「DD54用」 3,600円(税抜)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)


2017-11-19-009.jpg
「20系 特急形 寝台客車 7両セット」  3,200円(税別)
「20系 特急形 寝台客車 増結13両セット」
  4,000円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)



●ED75-1000 
言わずと知れた交流機の標準機であり、東北本線・黒磯以北、常磐線・水戸以北で
北の主として長きにわたって君臨し続けたED75。
そのED75を高速対応させたのが、1000番台です。
この1000番台の代名詞といえば、20系特急寝台の牽引した姿が有名ですが、
東青森-隅田川間のコキ10000による高速コンテナ列車は、東青森-黒磯間を
ED75-1000番台による重連が行われ、交流機の赤き主役のもう一つの顔
といったところでした。
下記の写真はそのED75-1000番台重連による在りし日の高速コンテナ列車と
20系寝台特急「ゆうづる」のイメージ画像です。

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山間をED75-1000番台重連に牽引される高速コンテナ列車

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駅舎に到着したED75-1000番台牽引の20系寝台特急「ゆうづる」


2017-11-19-012.jpg
グレードアップパーツセット「ED75-1000番台」 4,400円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)


2017-11-19-009.jpg
「20系 特急形 寝台客車 7両セット」  3,200円(税別)
「20系 特急形 寝台客車 増結13両セット」
  4,000円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)


2017-11-19-013.jpg
「24系 寝台特急 ゆうづる 基本6両セット」  3,600円(税別)
「24系 寝台特急 ゆうづる 増結6両セット」
  3,600円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)



●ED75-700 
ED75を奥羽本線・羽越本線用の耐雪・耐塩害対策装備機を施したED75の
最終形態。1971年から1976年までに91両が製造されました。
その外観の違いは屋根の上に現れ、それまでの交流機の特徴である
多くの碍子が並ぶ形状とは異なり、EF81にも似て、実にシンプルな
構造になりました。
その後、津軽海峡線用にED79に改良されたのは有名な話です。
さて、ED75-700番台牽引機として有名なのは、「日本海」「あけぼの」
が有名。特に「あけぼの」は一般的な寝台特急「あけぼの」引退の頃には、
他のブルートレインといえば豪華寝台特急「北斗星」しかなく、その意味では、
昔ながらの寝台列車の用途という意味合いを持った最後のブルートレインと
言えるでしょう。
下記の写真は山深き奥羽山脈越えに挑むED75-700番台牽引の
在りし日の姿のイメージです。

2017-11-19-028.jpg
奥羽山脈越えに挑むED75-700番台牽引の「あけぼの」

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トンネルも力強く駆け抜けるED75-700番台

2017-11-19-016.jpg
グレードアップパーツセット「ED75-700番台」 4,400円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)


2017-11-19-017.jpg
「24系 寝台特急 あけぼの 9両セット」  3,800円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)


2017-11-19-013.jpg
「24系 寝台特急 ゆうづる 基本6両セット」  3,600円(税別)
「24系 寝台特急 ゆうづる 増結6両セット」
 3,600円(税別)
(※販売価格は2017年11月時点のものです)
旧編成のあけぼの再現では、この24系「ゆうづる」パッケージ対応の客車を
利用することができます。


今回は製作室のレイアウト完成に合わせ、今月発売を開始したグレード
アップパーツ対応の牽引機を使って、レイアウト走行シーンの撮影を
敢行してみました。

実は本レイアウト、写真撮影だけではなく動画撮影も考慮に入れて
製作を行ってある為にレイアウト上の撮影スポットにも制約があり、
思いのほか撮影に時間が掛かったりもしましたが、各列車が運行
されていた往時の情景を良く表現できているのではないかと思います。

本日のブログに登場したDF50、DD54、ED75-700そしてED75-1000は
各車両共にグレードアップパーツ加工を行い、牽引している客車の
内装にはメイクアップシールの貼り付け加工を施してあります。

ぜひ鉄道模型のリアルな再現にグレードアップパーツ、そしてメイク
アップシールをご活用ください。


ちなみに、今回撮影したレイアウト写真の中では、ED75-700の最後に
ご紹介しましたトンネルから出て来る「ED75-700あけぼの」のショットが
お気に入りです。

先に掲載した画像は横ショットですが、実はトンネルと鉄路をより強調
した縦ショットの写真もあります。

2017-11-19-018.jpg

最後に製作室スタッフ内でも人気を二分した「ED75-700あけぼの」の
もう1枚の写真を掲載して、今回のブログを終わりとさせて頂きます。
 
  
 

category: 鉄道レイアウト

Posted on 2017/11/19 Sun.   edit  |  tb: 0   cm: 0