メイクアップシール~24系25形「瀬戸・あさかぜ」~速報第2弾!
本日の富塚通信は、前回に続いてメイクアップシール
「24系25形 寝台特急 瀬戸・あさかぜ」速報第2弾として、
B寝台オハネフ25及びオハネ25の詳報をお届けします。

オハネフ25-300番台(寝台側)

オハネフ25-300番台(通路側)
前回のブログでは、荷物室のない通常のオハネフ25-100番台と
荷物室が設けられた300番台の比較画像をご紹介しました。
そもそもこの荷物室は「瀬戸・あさかぜ」編成において、
カニ24を編成から外し、代わりにスハ25を組み込んだ運用に
変更した結果、必要が生じたものです。
端的に言えば、カニが無くなった為に、代わりの荷物輸送用の
スペースが別途必要になったのでした。


オハネフ25-300番台の特徴でもある荷物室
そこでオハネフ25-100番台の3両(134・141・135)を改造し、
荷物室スペースのある300番台が誕生する事になりました。
ちなみにこの改造では6人分の寝台ベッドを撤去しています。
また、乗客用の出入り台と乗務員室が離れてしまったために、
連絡用のインターホンが設置されていました。
荷物室及び乗務員室の壁面は平面ではなく、中央部分で若干
屈折して曲がっています。シール化当初は、1枚のシールでの
再現を試みたのですが、最終的にはフィルムシール3分割で
対応しています。


寝台ベッドと後位側の車端
余談ながら、オハネフ25-301・302では車体のJRロゴは乗務員室
部分に付けられていましたが、303は1~2番目の窓の間に表示
されていたとの事。今回の模型は302なので、確かに乗務員室
位置にJRのマークがあります。

オハネフ25-100番台

オハネ25


左:オハネフ25(乗務員室) 右:オハネ25(出入台)
これまでメイクアップシールでは、多くのブルトレ寝台用の
オハネフ25、オハネ25をシール化してきましたが、今回の
B寝台は実車の「瀬戸・あさかぜ」編成の寝台ベッドに合わせ、
ブルーモケットのベッド・背ずり部分に横方向のラインを
表現しました。上下段ともにモケットのラインが写真でも
ご確認いただけると思います。

オハネ25 ヘッドカバー無仕様


左:ヘッドカバー有 右:ヘッドカバー無
また、「瀬戸・あさかぜ」は、運行開始当初、座席にヘッド
カバーが取り付けられていましたが、次第にヘッドカバーが
取り付けられていない状態で運行されるようになっていきました。
そこで下段寝台の背ずり部分のシールには、選択式として
ヘッドカバーを取り付けていない状態を再現したシールも
付属しました。
このヘッドカバー無しのシール再現は、メイクアップシールでは
他に「24系あけぼの」でも採用しています。
本パッケージでは、他にもB寝台用のベッド仕切りカーテンと
寝具シールも付属。

オハネ25 寝具&仕切りベッドカーテンシールを使用


左:寝具シール 右:仕切りカーテン
仕切りカーテンは任意で適宜シールをカットすることで、
カーテンの開閉具合を調整することも可能。
寝具シールを配置後にカーテンを開いた状態で貼り付ければ、
カーテン内に寝具シールを確認することが出来ます。
今回ご紹介してきましたB寝台オハネフ25、オハネ25。
基本セット7両の内、1号車がオハネフ25-300番台。
7号車のオハネフ25が100番台となっており、2号車・5号車・
6号車がオハネ25です。
また、増結セット6両では13号車がオハネフ25-100番台、
その他5両が全てオハネ25になります。
B寝台客車は「瀬戸・あさかぜ」13両の編成中、トータル11両を
占める主力客車です。モケットの再現、そして寝具、カーテンと
合わせて、運行開始当初から後期に至る「瀬戸・あさかぜ」の
再現をお楽しみ頂けます。
さて、次回の「瀬戸・あさかぜ」速報第3弾は、A寝台個室
オロネ25、そしてスハ25ラウンジカーの情報をお届け予定です。
どうぞお楽しみに。
category: 24系25形寝台特急瀬戸あさかぜ
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