紀勢本線の動画制作に向けて
現在制作室では次回製作予定の動画として、紀勢本線を
テーマとした映像撮影の準備を進めています。
紀勢本線と云えば、やはり南紀白浜のオーシャンビューが
思い浮かびますが、沿線には熊野川や古座川をはじめとする
美しい渓谷が広がり、熊野三山・熊野古道は紀伊山地の
霊場と参詣道として世界遺産にも登録されています。

前回のブログでも登場した「289系くろしお」
古より人々の信仰を集めた由緒ある神社仏閣が点在し、
祈りの道として多くの参拝者が通った参詣道。
今回は、まだ製作途中ながら、新宮市にある世界遺産の
一部にも含まれている急な石段で有名な神社の製作に
チャレンジしています。

この神社は神武東征した折に登ったとされる
大きな巨岩が印象的な神社です。

もちろん完成品の模型は市販されていませんので、
先ずは図面を作ることから始めて、スチレンボードやプラバン、
木材やプラ素材を加工し、すべて自主製作!

これから本殿まわりと神社の鎮座する山を作って
いきます。出来れば筆者も登ったことのある、
あの急な石段も再現したいところなのですが、
スケール的には少し厳しいかもしれません。
現在、和歌山線では「223系・225系電車」に、285系の「はるか」。
紀勢本線では「287系・289系電車」、普通列車の「105系」が
活躍中ですが、105系は今年の2021年3月ダイヤ改正にて、
227系に変更されることが発表されています。
映像の撮影はまだ先のことになりますが、上記の現役車両だけ
ではなく、往時の「キハ81くろしお」「キハ82系南紀」、DF50の
牽引した「急行紀伊」、あるいは「165系普通電車」なども登場
させる事が出来ればと考えています。
最後にメイクアップシール関連の情報を。
制作室では今月KATOから発売される模型のシール化を
予定しています。まだ、模型車内のチェック等が終わって
いない為、今回は車両名を公表する事は出来ませんが、
近いうちに製品化についてご案内していきます。
どうぞご期待ください。
category: ジオラマ撮影