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EF57比較検証 

今回は、新発売したKATOEF57と、2009年に再販されたマイクロエース
EF57の違いを比較検証します。
(尚、使用画像のKATO製EF57は付属のナックルカプラーに交換。
マイクロエース製EF57はパンタグラフ・屋根上の高圧引き込みに
色差し、デッキ前面にエアーホース・ジャンパ栓・ジャンパホース、
台車に速度検出を取り付けてあります。)

2012-06-02-01.jpg
奥:マイクロエース製EF57 前:KATO製EF57

まず、両メーカーのEF57は、そもそもプロトタイプとしてある実車が
異なります。KATOのEF57は宇都宮機関区の東北本線仕様でEG搭載。
屋根も大宮工場整備仕様なので黒表現となっています。
一方のマイクロエースEF57は沼津機関区の東海道仕様なのでSG搭載モデル。
当然、屋根上にはSG煙突が成型されています。

2012-06-02-03.jpg
奥:マイクロエース製(加工済み) 前:KATO製

KATOとマイクロエースのEF57を比較した場合、まず目がいくのが屋根上です。
KATO、マイクロエースでは成型具合が大きく異なります。

特に先述したとおり、車両第二エンド側にあるKATOのEG外観と
マイクロエースのSG外観はそれぞれの設計理念がよく反映されています。
その他の屋根上機器のモールドはマイクロエースの方が若干厚みがあり、
ソリッドさに欠ける印象です。

その他のパーツの細やかさもさすがKATOというレベルですが、
難をいえばベンチレーターの作り込みが荒いのが残念。

2012-06-02-04.jpg
KATO EF57

2012-06-02-05.jpg
マイクロエース EF57(加工済み)

真横から比較した場合、車両本体の長さは両メーカーともに同じようですが、
デッキの長さはマイクロエースの方が若干長く作られているので、
トータル的にはKATOのEF57の方が短めの設計。
車高の高さは、ボディ・デッキともに同じです。

また、パンタグラフ昇降具合にも違いが見受けられました。KATOのEF57の
方が、より高く上がるようです。反対にマイクロエースのパンタは、最高点まで
挙げてみても横長に広くなる作りになっています。

模型ボディの表面はKATOの方が滑らかに作られており、窓越しに見える
機械室の淡いグリーンが、より実車の存在感を感じさせてくれます。
ちなみに、ブドウ色の色味は、マイクロエースの方がKATOに比べ赤みが
(こころもち)強く光沢感があり、KATOのブドウ色塗装はフラットに
徹した感があります。 

ナンバープレートにも同じことが言えるようで、マイクロエースのナンバーは
金色の光沢が強いのに対して、KATOのEF57はエッジの利いた
色合いのゴールドになっています。

余談ですが、マイクロエースのEF57は7号機、KATOのEF57は8号機の
ナンバープレートを採用しました。
今回のKATOのナンバーは、2・4・8・14号機から選択が可能ですが、
プロトタイプの仕様から総合的に判断すると、8号機のナンバーが1番模型に
近い仕様になっているようです。


側面窓に関しては、マイクロエースの方が全体的に少し大きい作りになって
います。逆に、運転席側の前面窓はマイクロエースの方が小さく、KATOの
方が大きい設計。



2012-06-02-02.jpg
左:マイクロエース製(加工済み) 右:KATO製

正面に関しては、マイクロエースの方が丸みのある作りですが、
成型ではKATOのEF57には、つらら切りの庇が装着され、窓には
しっかりワイパーが成型されています。
また、前照灯の大きさや作り方は画像を見ての通りです。一目して
KATOの方が存在感があります。ただ全体的にみると、筆者は
マイクロエースの方がやさしい印象を受けました。


2012-06-02-11.jpg
手前:KATO 奥:マイクロエース

最後にデッキ及び台車周りについてですが、基本的な造形はどちらのメーカーも
違いはないようです。ただ、他の成型に関してもいえることですが、デッキの
格子模様から台車の作り込みにいたるまでKATOの方がより緻密且つ細やかな
ディティール再現が行われています。

逆のとらえ方をすればマイクロエースのEF57の方が、重厚且つそんなスマート
ではなかった実車に近いEF57という雰囲気を楽しめるといえるでしょう。

また初めにも書いた通り、今回のマイクロエースEF57には様々なグレード
アップを施してありますが、同様のグレードアップはもちろんKATO製の
EF57でも加工が可能ですので、少し手を加えると更に実車に近いEF57に
仕上げることができます。時間がある時に、是非お試しください。
以上、KATO製EF57とマイクロエース製EF57の比較検証でした。



さて、話は変わってEF57牽引の編成こぼれ話を少々させていただきます。

EF57といえば、年代やそのスタイルから(?)旧型客車を牽引していた
というイメージも強いのですが、1976年にはブルトレ20系客車「新星」編成
の牽引をしたこともありました。

20系「新星」の編成は 上野─仙台間にて、1976(S51)年9月25からの
カヤ21・ナロネ20・ナハネ20・ナハネ20・ナハネ20・ナハネ20・ナハネ20
ナハネ20・ナハネフ22となっていました。

「新星」は寝台特急ではなく寝台急行扱いだったので、20系客車を牽引した
とはいっても、正式にはブルトレ牽引とは言えないわけですが、ある意味では
「幻のブルトレ牽引機」だったといってもいいのではないでしょうか。


さて、列車編成の話が出ましたので、最後に昨日発売を開始しました
メイクアップシール「津軽」のご紹介と合わせて列車編成の楽しみ方を
1つご紹介させていただこうと思います。

牽引機は今回ご紹介してきましたEF57ではなく、EF58になりますが、
「津軽」の編成に似た車両構成なのが「鳥海」です。

1968年 上野-秋田間 鳥海編成
マニ37・マニ37・マニ60・スロ62・オロネ10
スハネ16・スハネ16・スハネ16・オハ47・オハ47
オハ47・オハフ45・オユ10 (非冷房)

「津軽」と「ニセコ」をお持ちであれば、上記の編成が基本的に再現
可能です。尚、「津軽」ではオハフ33が組み込まれていたのが、
「鳥海」ではオハフ45に変更されていますので、「津軽」と「ニセコ」を
合わせれば、オハフ45以外は再現がお楽しみ頂けます。


2012-06-02-08.jpg

メイクアップシールで、新発売の「津軽」「ニセコ」、津軽とニセコを
組み合わせた「鳥海」、また幻のブルトレEF57牽引の20系寝台急行
「新星」編成など、様々なバリエーションの列車編成の再現をお楽しみ
ください!

10系寝台急行 津軽 11両セット \2,730
急行 ニセコ 12両セット \2,730
20系 特急形 寝台客車 7両セット \2,520
20系 特急形 寝台客車 増結11両セット \2,940

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category: 10系客車

Posted on 2012/06/02 Sat.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

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