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メイクアップシール ~TOMIX(HO) 北斗星 詳報2~


ついに昨日、メイクアップシール新商品、TOMIX(HOゲージ)対応
「JR 24系25形 特急寝台客車 北斗星」の店頭発売を開始しました。

商品構成は前回の富塚通信でもご紹介しました通り、
下記の4パッケージ構成となっています。

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「(HO)JR 24系25形 特急寝台客車 北斗星 基本セット 4両」¥9,000(税抜)
「(HO)JR 24系25形 特急寝台客車 北斗星 増結セット 3両」¥8,400(税抜)
「(HO)JR 24系25形 特急寝台客車 北斗星 基本セット 4両」¥9,000(税抜)
「(HO)JR 24系25形 北斗星 カーテン・ブラインドセット」¥4,600(税抜)
(※上記販売価格は、2016年7月時点のものです)

各パッケージの対応車両等につきましては、前回のブログ、もしくは
当店のホームページにてご確認ください。


さて、本日は「北斗星」詳報に戻りまして、A寝台客車「オロハネ24-550」
及び「オロハネ25-500」をご紹介させて頂きます。

オロハネは北斗星様に改造された合造車ですが、オロハネ24-550は
オハネ24を、オロハネ25-500はオハネ25をそれぞれベースにして
誕生した車両です。

オロハネ24とオロハネ25は共に、メイクアップシールでも模型同様、
増結3両セットにパッケージされている車両です。

それでは、オロハネ24から詳報をお届けしていきたいと思います。


◎オロハネ24◎

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オロハネ24-550 メイクアップ車両 個室側

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オロハネ24-550 メイクアップ前車両 個室側

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オロハネ24-550 メイクアップ車両 通路側

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オロハネ24-550 メイクアップ前車両 通路側


オロハネ24は、車両中央にA寝台1人用個室「ロイヤル」を配し、
両側に2人用個室B寝台の「デュエット」を7室備えた構造となっています。

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車両中央のロイヤル個室

ロイヤル個室の絨毯・床シールは入口のマットと室内絨毯の作り分けを
忠実に再現してあります。また、シャワー室の床マットも実車の柄を再現。

室内は、ゆったりと座れるソファーチェアの全面シール化、更には壁面
シールへのVTRモニターや食堂車直通のインターフォン、AV装置と
照明のコントロールパネルまでデザインを行っています。

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ロイヤルとデュエット個室 右:メイクアップ前

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左:デュエット個室  右:デュエットを真上から

階段4段を上がって上段室へ。メイクアップシールでは
階段途中の照明デザインを含めシール化。

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左:通路壁面とドア 右:メイクアップ前

個室ドアの鍵はカード式となっています。通路壁面はドア、もしくは
上段室へ続く階段を立体的に表現しています。


さて、続けてオロハネ25です。オロハネ25は、オロハネ24と車両構造が
異なるものの、当然ながらシールの基本的なデザインは共通です。

◎オロハネ25◎

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オロハネ25-500 メイクアップ車両 個室側

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オロハネ25-500 メイクアップ前車両 個室側

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オロハネ25-500 メイクアップ車両 通路側

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オロハネ25-500 メイクアップ前車両 通路側

オロハネ25は、車両中央に「ロイヤル」を配したオロハネ24と違い、
「ロイヤル」が車端に設置され残りの車両が「ソロ」12室となっています。
ソロのベッドモケットは、オロハネ24の「デュエット」と同じく、茶モケット
仕様の寝台ベッドとなっています。
また、ベッドと同じモケット素材のソファを始め、室内ランプや各種
スイッチ類、外套を掛けるハンガーもデザインしています。

また上段階のベッドは模型室内灯の照明採光穴に合わせて
任意で切り抜くことが可能となっています。

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左:車端のロイヤル個室

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左:ソロ個室 右:ロイヤル・ソロ メイクアップ前

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左:通路側壁面 右:通路壁面 メイクアップ前

ソロとロイヤルの仕切りドア部分です。 オロハネのドアの窓ガラスは、
スモークガラスとなっています。また、模型成型の突起部分に対応した
ドアシールの形状となっていますので、スムーズに作業を進めて頂く
事が出来ます。

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ロイヤルとデッキ

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オロハネ通路壁面の加工

オロハネのメイクアップ前の車両をご覧いただくと分かりますが、
下段階ソロの窓と上段階へ続く通路ドアは模型上成形されていません。

メイクアップシールでは、上記個室窓部分と階段部分にそれぞれ
窓と階段のシールデザインを行っていますが、シールと模型の位置は
一致させてありますので、任意で上画像の様に該当部分のシールを
切り抜いて、模型の成形を活かす事も可能です(※但し、本加工には
少しコツが必要となります)。


さて、今回のオロハネ詳報をまとめるに当たって1つ製作秘話(?)を
ご紹介させて頂きます。

下画像の赤矢印の示している上段階ベッドの厚さにご注目ください。

オロハネ24「デュエット」
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左:初期デザイン 右:修正デザイン

メイクアップシールでは、主に壁面にはフィルムシールを、ベッドや
絨毯・床等にはマットシールを使用するといった形で、再現する箇所に
応じて適宜シールを使い分けています。

また、シールデザインは各シールに対してそれぞれデザインを行って
いくため、初期のデザインでは左写真の様に、上段階ベッドの厚みが
全くない薄っぺらなベッド表現となってしまっていました。

しかし、実車の北斗星でこんな薄っぺらいベッドは有り得ないと、
急遽ベッドシールを伸ばし、ベッドの厚みを再現出来るように
シールの修正を行ったのでした。

このベッドの厚みの再現はあくまで一例ではありますが、シールと
シールのデザインの繋がりも可能な限り実車のオロハネに忠実な
仕上がりとなるよう注意を払いながらデザインを行いました。
こうした一つ一つの修正の積み重ねが、よりリアルな模型の
室内再現へのカギとなります。


本日、詳報をお届けしてきましたオロハネ24・オロハネ25。
今回の「北斗星」編成の車両の中でメイクアップ作業の難易度が、
確かに最も高い車両です。

しかし、一見複雑な構造をしているように見えるオロハネですが、
これまで発売してきました、他のHOゲージ寝台個室車両と比較すると、
意外と貼り付け易い車両だったというのが製作室の認識です。
ぜひ、忠実な再現にこだわり抜いた「オロハネ」の個室再現を
お楽しみ下さい。

次回の詳報は、オロハネと同じく増結セットの個室客車「オロネ25」
そして、基本セットのロビーカー「オハ25」を予定しています。