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お客様の情報 E320様~車両移動機アント~  


本日の富塚通信は、E320様からお送り頂いた「車両移動機」の加工
情報をご紹介します。

現在、車両基地や鉄道工場等で車両の入換作業に活躍している
車両移動機ですが、ワールド工芸よりアント工業株式会社のアントが
ディスプレイモデルとして発売されています。

ここで、メーカー公式サイトの商品ページ内の最後の1文を
引用させて頂きます。
「※本モデルはディスプレイモデルです。自走はできません。」

はい、結論を申し上げますと、E320様は本来自走する事が出来ない
アントを走行可能モデルへとグレードアップを実施されました。
しかも、LEDを使ってアントの回転灯が光ります!

今回は加工のお写真と一緒に動画もお送り頂いております。
走行可能な「アント」誕生記事、どうぞお楽しみ下さい。

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「車両移動機アントを動かす」

ワールド工芸からHOとNで「車両移動機アント」のキットが発売されています。
中でもNのアントは、とても小さい車両で可愛らしく、レイアウトの良い
アクセントにもなるのですが、その小ささのためボディ内に収まる動力がなく、
ディスプレイモデルとなっています。
ディスプレイモデルのアントが動くと面白そうなので、今回は、このアントを
動かす加工をしてみたいと思います。

○加工その① ~乗せる~

無人のアントが動くと、「ユーレイアント」になってしまいます。
ですので、運転士さんに乗ってもらう必要があります。
今回は、KATOとトミーテックのフィギュアを組み合わせ、運転士さんを
加工しました。素材は、KATOの「鉄道作業員」とトミーテックの「釣り人」です。
鉄道作業員の上半身、座っている釣り人の下半身と、他の釣り人から両手を
組み合わせ、それぞれのつなぎ目をパテで整えてから塗装し直しています。

2018-03-09-01.jpg

その後、トミーテックの「働く人々」の中に「構内運転士」という、そのものズバリの
フィギュアがあることを知りました。どれを使うかは、お好みで良いかと思います。


○加工その② ~動かす~

アントはとても小さく、それ自体を動力化するのは無理なので、「ユーレイ貨車」で
プッシュして動かすこととします。ユーレイ貨車は、KATOのワム80000とKATOの
チビ客車用動力ユニットを組み合わせました。
ユーレイ貨車の加工は至極簡単で、ワムの下回りを外したボディをチビ客車用動力
ユニットに上からすっぽりと被せれば出来上がり。サイズもぴったりで、ほぼ無加工で
いけます。(厳密に言うと、動力ユニットのバッファを外す必要がありますが・・・)

2018-03-09-02.jpg

今回は、これに加え、ワム下周りからステップを移植しました。オリジナルの
ワムに比べて少々ホイールベースが短いですが、あまり気にしないことに・・・。
カプラーはKATOカプラーに交換しています。

2018-03-09-03.jpg

チビ客車用動力ユニットは、お手軽に動力化できる反面、動きに少々
スムースさが欠け、アントらしいスロー運転が難しいところがありますが、
今回は、加工の容易さを優先させ、この選択としました。


○加工その3 ~光らす~

ここが、今回加工の最大のお楽しみ。
最初は、「運転士を乗せて動かすだけ」と考えていたのですが、ネットでアントの
画像を見ていた時に、黄色の回転灯を付けているタイプを発見しました。
ちっちゃいアントが、黄色い回転灯をピカピカ光らせながら動くと面白そうだと思い、
ネットで回転灯の材料を探したところ、Nゲージのパトカーのパトライトを点滅させる
作例を発見。

この作例に使われている電飾パーツを試してみることにしました。電飾パーツは、
①黄色のチップLED2個、②LEDを点滅させるインラインコントローラー、
③電源となるスイッチ付ボタン電池ケースの3つです。

取り寄せ後、3つを繋いで点灯テストしたところ、2つのLEDが交互に点滅し、
なかなか良い雰囲気です。接続もそれぞれをピンで繋げるだけなので、
半田付け等の面倒な作業もなく簡単です。

また、サイズもそこそこ小さく、ワムをもう1両繋ぎ、その中にコントローラーと
電池を入れ、リード線を伸ばしてチップLEDをアントに付ければ何とかなりそうです。
ということで、セットしたものがこちらです。電源、コントローラーも無事収まりました。

2018-03-09-04.jpg

奥の黒いのがインラインコントローラー、手前の茶色が電池(CR1220を使用)、
分かりにくいですが、右端がスイッチです。LEDはこの画像で言うと左側から
アントに接続しています。

スイッチは、カプラーカバーを外すと、ちょうど良い開口部がありましたので、
こちらに取り付けました。

2018-03-09-05.jpg

回転灯は、ネット画像を参考にし、1mmのプラ棒をボディ上部に2本接着、
その上にLEDを付けました。LEDの上には、クリアイエローで塗装した直径
1.5mmの透明プラ玉を乗せて回転灯っぽくしてみました。また、キットは運転台
屋根のホロ付ですが、回転灯が目立つよう、ホロ無しとしました。

2018-03-09-06.jpg

LEDのリード線は、アントのボディに取り回し、目立たないようにボディ
と同色に塗り、カプラー部分を経由してワムのインラインコントローラー
に接続しています(アントとワムの切離し不可)。

2018-03-09-07.jpg


○加工完成

「乗せる」・「動かす」・「光らす」、3つの加工が完了しました。前からLED
付きアント、コントローラー+電源用ワム、動力化ワムの編成です。
アントのカプラーは実物と同じ形状のものですが、KATOカプラーとの
連結は可能です。

2018-03-09-08.jpg

走行は、レールの条件に拠るところが大きく、レールつなぎ目の段差が
少しあるとアントが引っかかって脱線してしまいます。なるべくレールの
段差が無いよう調整すると、脱線は減りました。

2つの黄色い回転灯(LED)は時間差で光るので、なかなかリアルです。

2018-03-09-09.jpg

屋根付きのアントも組み立ててみました。

2018-03-09-10.jpg

最後に、アントの組み立てですが、パーツが非常に小さいので、組立中のパーツ
紛失には要注意です。一旦飛ばしてしまうと、探すのは困難で、実は、私もパーツを
飛ばしてしまい、サービスセンターから取り寄せました。
 



実際のアント走行シーンです。撮影では、アントを止まらないよう走らせると早すぎ、
ゆっくりにすると途中で止まってしまったりと、程よい速さで途中止まらずに撮影
するのに思いのほか苦労しました。
今、見返してみるとピントも甘いのですが、何回かチャレンジして、一番よさそうな
ものをお送りしました。走行の確認用にご覧下さい。

Nゲージで点滅するものはあまりないと思いますので、面白いものができたかな、
と思います。

E320

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E320様、「アント走行」の加工情報、ありがとうございました。

ワールド工芸の人気ディスプレイモデル「車両移動機アント」の
回転灯が点滅し、見事に走行しています。

しかも、動画で実際にLED回転灯が点滅しながら走行している
アントを目の当たりにすると、感動もひとしおです!

また、この加工がHOゲージではなく、Nゲージのアントに施された
という事実も驚愕です。

「乗せる」「動かす」「光らす」この3つのフレーズは、模型加工の
新たなキーワードになりそうです。

ちなみに、「アント」という呼称は車両移動機の総称ではなく、
あくまでアント工業が製造している車両移動機の名称だという事を、
本ブログ掲載に当たって知りました。

今回はディスプレイモデル、「車両移動機アント」の走行加工+α
でしたが、次はどのようなディスプレイモデルが走り出すのか!?
とても楽しみです。


最後までご覧頂きありがとうございました。
富塚商会公式サイトも是非ご覧ください。
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category: E320様より

Posted on 2018/03/09 Fri.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

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