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E320様からの加工情報~ソユーズ搬送列車~前編 

 
2018年3月にグッドスマイルカンパニーから発売された
「ソユーズロケット/ソユーズ宇宙船」プラスチックモデル。
 
宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」は、国際宇宙ステーションへ
宇宙飛行士を送り届けることの出来る唯一の機体ですが、
昨年の10月の打ち上げでは技術的なトラブルが発生。
 
原因の究明を経て今年の3月14日(グリニッジ標準時)、
ロシアのバイコヌール宇宙基地から再び国際宇宙ステーションへ
向けて打ち上げが行われました。
 
そんなソユーズロケットですが、なんとキットでは発射場への搬送、
打ち上げ態勢への移行、多段式ロケット分離からソユーズ宇宙船
展開といった各シュチエーションが楽しめるようになっています。
 
本日の富塚通信は現役でも活躍中「ソユーズロケット+搬送列車」
キットの加工情報をE320様からお寄せ頂きました。
 
今回の加工ポイントはズバリ、N化による搬送列車の走行化です!
 
キットモデルの搬送列車はもちろん自走する事は出来ませんが、
工夫次第ではN化が可能だそうです。
 
今回は少し長めの記事ですので、前編と後編の2回に分割させて
頂きました。先ずは前編をご覧ください。
 
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■ソユーズ 搬送列車
ある日、ネットをプラプラしていたら「ソユーズ搬送列車」の
プラモを見つけてしまいました。しかも1/150!

こういうのは大好物なので、早速注文、組立て、
N化にトライしてみました。

2019-11-01-01.jpg
 
○組立て
組立てはそれほど難しくありません。パーツを丁寧に切り出し、
説明書に従って組み立てればOKです。基本的に接着剤なし
(一部、接着を推奨)で組立てできますし、もともと8色に分けて
成形されているので、塗装しなくても、それなりに仕上がります
(今回は塗装しました)。
 
○ソユーズ(ロケット)
ロケットは3段式で、切り離すこともできます。最上部の
フェアリングは白、3段目~1段目はダークグレー、エンジン回りは
シルバーと黄かん色で塗装しました(説明書に色指定がされて
いないので、写真を参考に適当にチョイスしました)。
 
2019-11-01-02.jpg
 
1段目は4基のブースターのようになっており、1基あたり4つの
メインノズル(燃焼室)が付いています。小型のロケットエンジンを
多数束ねる事で大きな推力を得るクラスターロケット方式で、
エンジン(燃焼室)を大型にした時の燃焼の不安定さが解決できず、
このような方式としていたみたいです。
 
見せ場は、やはり最下部の数多くのノズルです。1/150とはいえ、
なかなか迫力があります。ここはシルバーとフラットレッドで塗装、
一部にキット付属のメタルシールを使っています。
 
2019-11-01-03.jpg
 
因みに「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~」というBBC製作の海外
ドラマがあります。以前、ナショナルジオグラフィックでも放送
されました。このドラマでは冷戦期における米ソの宇宙開発競争の
様子が描かれており、このプラモのモデルとなったR7や、アメリカの
アポロ計画用のサターンに対抗して30基ものエンジンを束ねた大型の
N1ロケット(開発は失敗し計画は破棄)も出てきます。
 
「二人の天才」とは、アメリカはヴェルナー・フォン・ブラウン、
ソ連はセルゲイ・コロリョフのことで、それぞれがチーフデザイナー
として宇宙開発に鎬を削っていました。
非常に面白い作品ですので、機会があればご覧になることをお勧めします
(DVDにもなっています)。
 
○車両
キットの搬送車両は2両構成で、それぞれフラットグリーンとライト
グリーンで塗装しましたが、色的に両者の違いはあまり目立たない
感じとなってしまいました(ライトグリーンをもう少し明るめにすれば
良かったです)。
 
そのほか、ロケット本体を支えるメインのビームはライトグレーとし、
作業台の手すり、付属の機器などを塗り分けています。
 
1両目(以下、車両A)は、ダクト関係や、作業台らしきものが
付いています。横から見ると「シキ」に似ています(言ってみれば
「シキ」そのものなので当たり前ですね)。
 
2両目(以下、車両B)には、大きなビームが付いてロケット本体を
支えます。発射地点まで搬送後、ビームを垂直に立てて発射に備えます。
プラモでも垂直に立てることができるギミックとなっています。
 
2019-11-01-04.jpg
 
2019-11-01-05.jpg
 
○N化
[台車]
キット付属の台車(車輪と一体成型)はダミーで走行不可ですので、
形が似ているTOMIX製TR41C形台車枠に交換しました。
見たところ車輪が車体に干渉しそうだったので、当初は台車を嵌める
軸に高さ調整用の段差を設けてみました。しかし、これで試走させて
みたところ、車高がわずかですが高くなり重心が上がるのか、
左右の安定が取れず走行が非常に不安定でした。
 
試しに段差をなくしてみたところ、心配した車輪の干渉も大したこと
はなく、走行に大きな支障もなかったので元に戻しました。
また、少しでも安定するよう車両Bの内部にウェイトを少し入れました。
車両Aの底面には鉄コレN化キットに入っていたウェイトを付けています。
また、カプラーは操作の楽なKATOカプラーです。
 
2019-11-01-06.jpg
 
[カーブ対策]
台車をN用のものに交換したので、一応、走行はできるように
なりましたが、これだけでは以下の理由でカーブを曲がることが
できません(いわゆる「直線番長」)。
 
→曲がれない理由 その①
車両Bの台車は3つ付いており、1つ目と2つ目は近接しています。
この場合、KATOなど各メーカーのF級ELの中間台車のように
左右に振れるような構造にしておかないとカーブをスムーズに
通過できません。
 
→対策 その①
「台車を左右に振る」アイデアがイメージできなかったので、
この台車のみプラ車輪のフランジ部分を削った車輪を付けることと
しました。こうするとフランジがないので、カーブ通過時に台車が
外側に動いても線路と干渉しません。
フランジ無し台車は軸を中心に回転する必要もないので接着しています。
 
2019-11-01-07.jpg
 
→曲がれない理由 その②
もう一つ、カーブを通過させるために解決しなければならないことが
あります。それは「長さ」によるものです。ロケットは全長30センチ弱と、
Nゲージとしては異例の長さでロケットの先端約1/3が車両Bの前方に
出ています。このため、カーブ通過時にロケット前方が線路からかなり
外側にせり出します。そうするとどうなるかというと、1両目の車両Aに
付いている作業台とロケット本体が干渉してしまいます。
 
2019-11-01-08.jpg

 
───────────────────────────────────
 
以上、前編でした。後編は近日公開予定です。
どうぞ、お楽しみに!
 
 

category: E320様より

Posted on 2019/11/01 Fri.   edit  |  tb: 0   cm: 0  

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