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今年のテーマは音を学ぼう 


今年最初の制作室のミーティングは、長老の突飛な発言から始まりました。
「今年のテーマは音!いろんな音を録音しまくろう!!」

え?電車の走行音?…SL?…誰一人として長老の発言の意図が分からず、
?マークだけが部屋中に充満しました。

実は長老の発言の意図とは、音を学ぶことでメイクアップシールの臨場感を
更に高めようというもので、映画製作の世界では音が創り出す臨場感は
とても重要で、この音が創り出す臨場感をアンビエンス効果というそうです。

例えば、遠くから聴こえてくるSLのドラフト音だけを音として録るのではなく、
線路際の川のせせらぎ音や虫の声とミキシングさせた方が臨場感は
圧倒的に高まります。

ただ、SLのドラフト音という主題の録音自体も難しいのですが、川のせせらぎ
音や虫の声といったアンビエンス効果として使用する音の録音は別の意味で
難しいとのこと。このアンビエンス効果を感覚的に身につければ、メイクアップ
シールのデザイン面やジオラマの再現も違ってくるという長老のお言葉。

2023-01-11-01.jpg

制作室の絶対権力者である?長老の号令の下、制作室のスタッフは
半信半疑ながらもアンビエンス効果の勉強を始めるのでした。

category: 未分類

Posted on 2023/01/11 Wed.   edit  |  tb: 0   cm: 2  

コメント

音はこの記事の通りだと思います。
私も全く同感です。

私は車内放送オルゴールを使いながら走行させて臨場感を出してますが同じようなお考えに嬉しく感じました。

また新しい記事も楽しみにしてます。

江添 和徹 #zx2Hz3mM | URL
2023/01/17   * edit *

>江添様へ

コメントいただき、ありがとうございます。
 
直訳するとアンビエンスとは雰囲気や臨場感といった
意味合いになりますが、私どものシールデザインの
現場においても、目に見えない雰囲気や臨場感を如何に
シール上で再現し得るかについては、これまでも
当ブログでご紹介してきた通りです。
 
しかし長老曰く、目に見えないものの確かに臨場感が
存在する音(音楽)は、難しいけどもアンビエンスを
学ぶには打って付けだという事で、今年はマイクを
使った録音を通しても臨場感(アンビエンス)を学ぶ
事となりました。
 
対象は音なのでブログ上で表現することは意外と難しい
のですが、今後もご期待いただければと思います。
 

富塚商会 #1Fd9Ny5M | URL
2023/01/17   * edit *

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